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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

蓮舫氏、立派な辞任の言葉

2017-07-27 17:35:29 | Weblog
朝日新聞 民進・蓮舫代表、会見で辞意 国籍問題は「全く別次元」 2017年7月27日15時26分

民進党の蓮舫代表が27日、「民進党の代表を引く決断を致しました」として辞任する意向を表明した。国会内で開いた記者会見で語った

 あらー。

蓮舫氏は辞任の決断について「誰にも相談していない」としたうえで、「人事に着手する手段もあったが、遠心力を求心力に変えるときに、人事で高まるのか。安倍内閣をただすために、人事ではなく、新たな執行部に委ねる道を取った」と語った

 これは立派な見識だと思う。「遅きに失したのではないか」という批判はまあ、あろうが、辞任の弁として立派であるのは間違いないと思う。

急な辞任表明について、「(民進党支持者らには)申し訳ないと思う。ただ1日でも空白をつくらない。強い民進党を示すための代表選を通して、立ち止まって見つめてくれるような議論を経て、安倍内閣に代わり私たちがいる、と強く示したい」と語った

 大変立派な敗北の弁であり、あとは適切に後任を選出し、その体制を支えるという大仕事をのこすわけである。いわば自民党首を終えたあとの谷垣氏のような位置にいるとでも言えばいいか。これは重要な任務なのだ。



 …みんなひどいや、と噴き出した私…。






 …まあねえ。



 というわけで、蓮舫氏辞任は自民党にとっては脅威である。



 とまあ、政権支持率が落ちているところ、あえて不人気政策間違いなしみたいな、「まあこれでもいいだろ」という馴れらしき雑っぽい感のあることを打ち出して平然と?していられるのは、確実な敵失ジェネレーターあってのこと、という面もあろう、正直。これで野党がぴりっとすれば、まあ政権交代まではできないにせよ、結構な反転攻勢が実現可能かもしれない。

 しかし



 …これが褒めごろしか。
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