党名をいうときは「 」を付けてみよう…。
日刊スポーツ 失速希望60議席前後「排除」返し?/共同世論調査 2017年10月12日9時2分
記事タイトルの「「排除」返し?」がなかなか気が利いているように思う。「共同通信社は10、11日、全国の有権者約11万8900人を対象に電話世論調査を実施。公示直後の序盤情勢で、希望の党が60議席前後で伸び悩んでいることが分かった」。
「「小池劇場」に与党は危機感を高め、公示前の57議席から「倍増する」(自民党幹部)と警戒していたが、排除の論理や保守色の強さに旧来の民進支持者が反発。さらに政権選択選挙と位置付けながら、首相候補がいない分かりづらさに、ブームが急速にしぼんだ形だ」
「小池人気は都市部以外では広がりを見せておらず」、これは予測されえた点。地方組織については、中央で地方議員を取り込むのに忙しく、看過されていたような感がある。この点、あまりにトップダウンが過ぎたのではないか。地方の人間は、実は都市部の人間と同じように、個性や人格や利害関係を独自に持つのである。この点の感覚をお忘れではなかったか。
産経新聞 民進党系の希望の党候補 「明らかに失速」と困惑 改憲の「踏み絵」に反旗も 2017.10.11 23:29
「東京都内の選挙区で希望の党公認で出馬した民進党系候補は10日夜、駅頭でこう声を張り上げ、頭を下げ続けた。この候補は小池氏が民進党左派系の「排除」宣言をしたあたりから風向きが変わったと語る。小池氏の不出馬も重なり「ここ数日、ビラの受け取り具合をみても明らかに失速している」と肩を落とした」
産経さんは小池氏に厳しい感があり、この東京地元でもきっつそうですよ、という記事には多少の割引をすべきかもしれない―が、東京でもきっつくなっている、ということについては複数社の報道がある。
2ページ目には「四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した」。
それはそれで「筋を通す」ものかもしれないが、その点、立憲民主さんに行った人たちのほうがより筋がよいだろう:「南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた」
読売新聞 自民、単独過半数の勢い…衆院選・序盤情勢調査 2017年10月11日 23時00分
10-11日の調査。「自民党は小選挙区選、比例選とも優勢に戦いを進め、単独で過半数(233)を大きく上回る勢いだ。希望の党は、公示前の57議席をわずかに超える程度で伸び悩んでいる。立憲民主党は躍進し、自民、希望両党に続く第3党の座をうかがっている」
「希望は小選挙区に198人を擁立したが、優位に立っているのは7人のみ。衆院解散直後に合流した民進党の前議員がほとんどだ。党代表の小池百合子・東京都知事が地盤とする東京で伸び悩んでおり」とあり、相当厳しい情勢か。
立憲民主の「比例選でも全ブロックで議席を獲得する見込み。公示前の15議席を大きく上回り、計40議席を超える公算が大きい。安倍首相に批判的な有権者の、新たな受け皿になっているとみられる」は、1) 「希望」が期待しただろう比例区で「食って」いる点、2) 現政権への批判勢力の受け皿という認知がはっきりしているらしい点、立憲民主さんにとって朗報・成功、「希望」には不幸な点なのだろう。
調査規模は「調査は電話で実施し、有権者が在住する13万229世帯のうち、7万8285人から回答を得た(回答率60%)」とあり、相当の確度があると思われる。
…いやあ…「駒として」って…。
「二人でモリカケ!」を放送用のマイクにながす、とか?
テレビのアシスト―メディアのアシストについては以下を見てみよう:
…と、こういうことである。
…ただ、これも…「安倍政権は戦後最悪」という前提で動いている方々からすれば、「安倍以外ならいい」ということになり(何しろ最悪から脱することが出来れば、それだけで「よりよい」のは明らかだからだ)、反論としても要望としても聞いてもらえない可能性がある。
というか、聞いてもらえなかった(実体験)。
そうやって、いわゆる政治の貧困化とやらがさらに進むようにも思うが。しかしそれも、「アベにNOといわない愚民(なぜなら、安倍首相が最悪だと気付かないほどの知的劣悪を示す、というわけなので)」のせい、ということになるのだろう。
むー…。
日刊スポーツ 失速希望60議席前後「排除」返し?/共同世論調査 2017年10月12日9時2分
記事タイトルの「「排除」返し?」がなかなか気が利いているように思う。「共同通信社は10、11日、全国の有権者約11万8900人を対象に電話世論調査を実施。公示直後の序盤情勢で、希望の党が60議席前後で伸び悩んでいることが分かった」。
「「小池劇場」に与党は危機感を高め、公示前の57議席から「倍増する」(自民党幹部)と警戒していたが、排除の論理や保守色の強さに旧来の民進支持者が反発。さらに政権選択選挙と位置付けながら、首相候補がいない分かりづらさに、ブームが急速にしぼんだ形だ」
「小池人気は都市部以外では広がりを見せておらず」、これは予測されえた点。地方組織については、中央で地方議員を取り込むのに忙しく、看過されていたような感がある。この点、あまりにトップダウンが過ぎたのではないか。地方の人間は、実は都市部の人間と同じように、個性や人格や利害関係を独自に持つのである。この点の感覚をお忘れではなかったか。
産経新聞 民進党系の希望の党候補 「明らかに失速」と困惑 改憲の「踏み絵」に反旗も 2017.10.11 23:29
「東京都内の選挙区で希望の党公認で出馬した民進党系候補は10日夜、駅頭でこう声を張り上げ、頭を下げ続けた。この候補は小池氏が民進党左派系の「排除」宣言をしたあたりから風向きが変わったと語る。小池氏の不出馬も重なり「ここ数日、ビラの受け取り具合をみても明らかに失速している」と肩を落とした」
産経さんは小池氏に厳しい感があり、この東京地元でもきっつそうですよ、という記事には多少の割引をすべきかもしれない―が、東京でもきっつくなっている、ということについては複数社の報道がある。
2ページ目には「四国地方の選挙区から出馬した前職は、希望の党への合流を説明したホームページに「憲法9条の改悪については明確に反対」と書き込んだ。改憲議論の容認は希望の党公認の「踏み絵」だったが、さっそく反旗を翻した」。
それはそれで「筋を通す」ものかもしれないが、その点、立憲民主さんに行った人たちのほうがより筋がよいだろう:「南関東地方で立候補した前職は「『筋を通す』の一点で立憲民主党の候補に勢いを奪われ、自民党候補を喜ばせるだけに終わりそうだ」と頭を抱えた」
読売新聞 自民、単独過半数の勢い…衆院選・序盤情勢調査 2017年10月11日 23時00分
10-11日の調査。「自民党は小選挙区選、比例選とも優勢に戦いを進め、単独で過半数(233)を大きく上回る勢いだ。希望の党は、公示前の57議席をわずかに超える程度で伸び悩んでいる。立憲民主党は躍進し、自民、希望両党に続く第3党の座をうかがっている」
「希望は小選挙区に198人を擁立したが、優位に立っているのは7人のみ。衆院解散直後に合流した民進党の前議員がほとんどだ。党代表の小池百合子・東京都知事が地盤とする東京で伸び悩んでおり」とあり、相当厳しい情勢か。
立憲民主の「比例選でも全ブロックで議席を獲得する見込み。公示前の15議席を大きく上回り、計40議席を超える公算が大きい。安倍首相に批判的な有権者の、新たな受け皿になっているとみられる」は、1) 「希望」が期待しただろう比例区で「食って」いる点、2) 現政権への批判勢力の受け皿という認知がはっきりしているらしい点、立憲民主さんにとって朗報・成功、「希望」には不幸な点なのだろう。
調査規模は「調査は電話で実施し、有権者が在住する13万229世帯のうち、7万8285人から回答を得た(回答率60%)」とあり、相当の確度があると思われる。
さすがに希望の党がふがいなさすぎるので、政局を不安定化させるための駒としてもう少し頑張ってもらわねばと思ってる。
— 北守 (@hokusyu82) 2017年10月11日
…いやあ…「駒として」って…。
知人の奥さん(アラサー)は「今回は自民党入れる。北朝鮮恐いから」と。知人が「むしろ、北朝鮮情勢悪化させるのでは?」と諭したところ「野党なら何もやらない。それよりかはマシ」という理由みたい。そういう理由で自民を支持する人は結構多いんだろう。結局テレビが最強のアシストしてるんだよね。
— 津田大介 (@tsuda) 2017年10月11日
「二人でモリカケ!」を放送用のマイクにながす、とか?
テレビのアシスト―メディアのアシストについては以下を見てみよう:
あざといなあと、思わなくもない。
— 林 智裕 (@NonbeeKumasan) 2017年10月10日
でも、野党はコレすらやらない。今回の選挙で福島の風評対策にどこが言及しただろうか?
あざとくてもいいよ。きちんとやってくれる方が、やらない政治家より遥かにいい。
ポーズすら出来ない政治家や、逆に住んでいる住民を外から苦しめる連中よりずっといい。 https://t.co/MeAIZp6ezi
もしも民主党や共産党が「福島の食べ物は安全で美味しいです!風評被害を無くすためにも、全国の生協で積極的に販売とPRにご協力ください!」「マスコミのみなさんも、どうか拡散を!」なんて言ってきたなら、グリーンコープ「東北5県問題」なんて起こらなかったし、報道も違う方向に向かったよ。
— 林 智裕 (@NonbeeKumasan) 2017年10月10日
「アベ政治を許さない」というなら、安倍政治より良い政治をまずは示してくれよ。
— 林 智裕 (@NonbeeKumasan) 2017年10月10日
自分達の生活を良くしてくれるなら、何党でもいいよ。
…と、こういうことである。
…ただ、これも…「安倍政権は戦後最悪」という前提で動いている方々からすれば、「安倍以外ならいい」ということになり(何しろ最悪から脱することが出来れば、それだけで「よりよい」のは明らかだからだ)、反論としても要望としても聞いてもらえない可能性がある。
というか、聞いてもらえなかった(実体験)。
そうやって、いわゆる政治の貧困化とやらがさらに進むようにも思うが。しかしそれも、「アベにNOといわない愚民(なぜなら、安倍首相が最悪だと気付かないほどの知的劣悪を示す、というわけなので)」のせい、ということになるのだろう。
むー…。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます