モザンビークではルワンダの力を借りつつ過激派組織を摘発中だが

　…まあ、なんと言うか、ひどいですよねと。

BBC Mozambique crisis: Rwandan troops find sex slaves and destroyed mosques 6 Oct 2021

　反乱組織だって一応ムスリムの運動なんだよな？と地元一般住民は疑問に思ったりする。なんでムスリムがモスクを壊していくのかな、なにやりてぇのかなあいつら？という。

「"We don't know what the rebels want," he told me. "They've destroyed our mosques, they've attacked churches."」

　まあ。その。一応ワッハービー由来ではまあありはするだろう何ものかであって、その辺の伝統的宗派・土着要素とは相性が悪い。

　記事タイトルにはまたもうひとつ、不穏な単語があるが、まあ不穏なうえに悪辣というか、そういう不道徳なのはエロ本やなんかで済ませておこうぜ、というか、なんというか。

　子連れ女を誘拐する意味は―というのは私は多少疑問に思っていたのだが、この記事を読んでなるほどある意味では合理的だと納得した。いやだって乳児幼児なんて、ただ食料を消費するだけじゃないか。その分、単純にロスじゃないか、と思ったのだが―

　―「フゥーハハハ―！　お前の可愛い子供を痛めつけられたくなければ、分かっとろうなァー？？　フハァーッ！！　満足だぞッ！　ワシは満足だぞォォォォーッ！！！」…ということらしく。

　…まあ…なるほどそういう利用方法がありますか、と理解はできるんだけど。そうやって孕ませて産ませた子供も同様の扱いするのかなあと思うと…妊娠した慰安婦だけでも優先退避させた南方戦線の日本兵の、極限状態における人間性にさらに理解が深くなるというか、なんというか。

「They would take the women to villages they controlled to harvest food - mostly cassava. But it was barely enough to feed the fighters and their captives.」

　また、セックスのほかにも農業奴隷も兼ねるようで。なるほど、それなら何人も子供を産んだようながっちりしたほうがより好ましい「資材」になりえるんだろう、と理解も深まったが、思うにこういう理解は発生しない方が人間の幸せと言うものだなあと思った次第。

　さっさと滅ぼしてしまった方が人類のためじゃないかなこいつら、という思いが強化される記事である。