河北新報 福島市の巨大モニュメントにネットで批判「科学的にあり得ぬ」「新たな風評引き起こす」制作者謝罪、市と扱い協議 2018年08月12日日曜日
「作品は、東京電力福島第1原発事故に着想を得た現代アート。寄贈を受けた福島市の木幡浩市長はツイッターで「現代アートは科学とは異なり抽象化して表現します」などとつぶやきを重ねて理解を求めている」
「批判は今月3日の除幕式以降に相次いだ。自然界には宇宙や大地からの放射線が存在することから「科学的にあり得ない『000』表示が付いたものを設置するのは反対」といった意見がツイッターなどに投稿された」
これについては作家さんは「オレの作品の設定を読みもしていない、学習意欲に欠けた人物の妄言だ」とでもいったらどうか。炎上すると思うが。ヤバいところ(生殖器とか)に放射線が突き刺さったら、その回数をカウントするカウンターであって、それが000なのはそこが完全に安全であることを主張しているのだ、とか:
yanobe.com Atom Suit アトムスーツ
「ヒト型放射線感知スーツ。人体の繊細な器官(眼球,臓器,生殖器など)の各部分にガイガーミュラーを装着しており、放射線が人体を突き抜けるたびに閃光、その数値をカウントしていく。人はこれを装着することにより、アトランダムに降り注ぐ宇宙線、自然放射線、あるいは人為的につくられた放射線を感知する「地球のアンテナ」となる。
ガイガーカウンター、PVC、ストロボライト、他
75×60×175cm
1997年」
ああつまり、この作品の細かな設定を知ったうえでないと例の問題の大モニュメントの「真の意味」には気付けないと。一連の大作なのですな。自分の個展でやれ、そんなもん。依頼者の状況だのオーダーだの注意して、ソレに応じて作品を作れ。
まあその、ともあれ、その伝でいえば福島駅前あたりに同類のものを置くのは、それはそれで一貫した態度と評価できそうなんですが
yanobe.com Sun Child サン・チャイルド
「魂の喜びを謳いあげる希望のモニュメント。敢然と足を踏ん張り、前を見据えて立ち向かう高さ6.2mにおよぶ子ども像。3.11.東日本大震災を受け、「暗雲垂れこめるこの空に光差し込む入り口を開く」存在として、その手に太陽を持つ。
社会における芸術の機能への信頼と誇りとともに、再生・復興してゆく人々の心に大きな夢と勇気を与え続ける21世紀のダビデ像。また、次に来たるべき未来像として、防護服を脱いでも生きてゆける世界を希求する祈りとメッセージが込められている。
FRP、鉄、ネオン、他
620×444×263cm
2011年
(協力:京都造形芸術大学ウルトラファクトリープロジェクトチーム)」
…自分で「21世紀のダビデ像」というのは、なんというか誇大妄想じゃないかなあと思うが、一応、放射線への恐怖云々の関係でモチーフを共通にするのはまあ理解できる。
だが
yanobe.com Jumbo Torayan (Olive) ジャンボ・トらやん(オリーブ)
「神戸と小豆島を結ぶ連絡船・ジャンボフェリーの屋上展望デッキに設置された巨大な《トらやん》の胸像。1体は舵を、もう1体はオリーブを持つ。ジャンボフェリーを「ノアの方舟」に見立て、「希望の島」である小豆島までの片道約3時間の航路を《ジャンボ・トらやん》が案内した」
小豆島と防護服は何の関係があんのかなーとか。
しかもこれ
yanobe.com Torayan トらやん
「バーコード頭にちょび髭、ポーランド民謡を歌う世紀のトリックスター。子供と大人の融合の象徴として作品へと取り入れたヤノベケンジ実父の腹話術人形が原型。巨大化、増殖しながら世界観を拡げる」
これの転用だ。
…発想の限界が見られる、と評したい気がするのだがどうだろう。四谷シモン先生が、とにかくたくさん作品を出さないといけなくて止むをえずマスプロ式に作った数体の人形があったが、あの例を思い起こす。
yanobe.com Sun Sister サン・シスター
顔や体型が「サン・チャイルド」と共通。
有名になって仕事がたくさん来て、量産しないといけないがアイディアには限度がある。そこで「増殖しながら世界観を拡げる」というmy設定のネタを使って亜流コピーを量産する―。そんな辛い製作意図の背後の事情が垣間見られるというのは不当な評価だろうか。
ところで「サン・チャイルド」の自己弁護で、「あれは宇宙服をイメージしてもいるんだ」とかありましたが
チェルノブイリでアトムスーツなプロジェクトの絵
…ふうん…。
「作品は、東京電力福島第1原発事故に着想を得た現代アート。寄贈を受けた福島市の木幡浩市長はツイッターで「現代アートは科学とは異なり抽象化して表現します」などとつぶやきを重ねて理解を求めている」
「批判は今月3日の除幕式以降に相次いだ。自然界には宇宙や大地からの放射線が存在することから「科学的にあり得ない『000』表示が付いたものを設置するのは反対」といった意見がツイッターなどに投稿された」
これについては作家さんは「オレの作品の設定を読みもしていない、学習意欲に欠けた人物の妄言だ」とでもいったらどうか。炎上すると思うが。ヤバいところ(生殖器とか)に放射線が突き刺さったら、その回数をカウントするカウンターであって、それが000なのはそこが完全に安全であることを主張しているのだ、とか:
yanobe.com Atom Suit アトムスーツ
「ヒト型放射線感知スーツ。人体の繊細な器官(眼球,臓器,生殖器など)の各部分にガイガーミュラーを装着しており、放射線が人体を突き抜けるたびに閃光、その数値をカウントしていく。人はこれを装着することにより、アトランダムに降り注ぐ宇宙線、自然放射線、あるいは人為的につくられた放射線を感知する「地球のアンテナ」となる。
ガイガーカウンター、PVC、ストロボライト、他
75×60×175cm
1997年」
ああつまり、この作品の細かな設定を知ったうえでないと例の問題の大モニュメントの「真の意味」には気付けないと。一連の大作なのですな。自分の個展でやれ、そんなもん。依頼者の状況だのオーダーだの注意して、ソレに応じて作品を作れ。
まあその、ともあれ、その伝でいえば福島駅前あたりに同類のものを置くのは、それはそれで一貫した態度と評価できそうなんですが
yanobe.com Sun Child サン・チャイルド
「魂の喜びを謳いあげる希望のモニュメント。敢然と足を踏ん張り、前を見据えて立ち向かう高さ6.2mにおよぶ子ども像。3.11.東日本大震災を受け、「暗雲垂れこめるこの空に光差し込む入り口を開く」存在として、その手に太陽を持つ。
社会における芸術の機能への信頼と誇りとともに、再生・復興してゆく人々の心に大きな夢と勇気を与え続ける21世紀のダビデ像。また、次に来たるべき未来像として、防護服を脱いでも生きてゆける世界を希求する祈りとメッセージが込められている。
FRP、鉄、ネオン、他
620×444×263cm
2011年
(協力:京都造形芸術大学ウルトラファクトリープロジェクトチーム)」
…自分で「21世紀のダビデ像」というのは、なんというか誇大妄想じゃないかなあと思うが、一応、放射線への恐怖云々の関係でモチーフを共通にするのはまあ理解できる。
だが
yanobe.com Jumbo Torayan (Olive) ジャンボ・トらやん(オリーブ)
「神戸と小豆島を結ぶ連絡船・ジャンボフェリーの屋上展望デッキに設置された巨大な《トらやん》の胸像。1体は舵を、もう1体はオリーブを持つ。ジャンボフェリーを「ノアの方舟」に見立て、「希望の島」である小豆島までの片道約3時間の航路を《ジャンボ・トらやん》が案内した」
小豆島と防護服は何の関係があんのかなーとか。
しかもこれ
yanobe.com Torayan トらやん
「バーコード頭にちょび髭、ポーランド民謡を歌う世紀のトリックスター。子供と大人の融合の象徴として作品へと取り入れたヤノベケンジ実父の腹話術人形が原型。巨大化、増殖しながら世界観を拡げる」
これの転用だ。
…発想の限界が見られる、と評したい気がするのだがどうだろう。四谷シモン先生が、とにかくたくさん作品を出さないといけなくて止むをえずマスプロ式に作った数体の人形があったが、あの例を思い起こす。
yanobe.com Sun Sister サン・シスター
顔や体型が「サン・チャイルド」と共通。
有名になって仕事がたくさん来て、量産しないといけないがアイディアには限度がある。そこで「増殖しながら世界観を拡げる」というmy設定のネタを使って亜流コピーを量産する―。そんな辛い製作意図の背後の事情が垣間見られるというのは不当な評価だろうか。
ところで「サン・チャイルド」の自己弁護で、「あれは宇宙服をイメージしてもいるんだ」とかありましたが
チェルノブイリでアトムスーツなプロジェクトの絵
…ふうん…。
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