空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ケニアでの、コロナウィルスをきっかけとした排外行動が

2020-03-09 22:12:59 | Newsメモ
BBC Letter from Africa: The spread of coronavirus prejudice in Kenya 9 Mar 2020

 アフリカで中国人(に見える人)に対するコロナウィルスをめぐる排外行動が観察される。ケニアでもそうらしい。しかしそもそもアフリカに侵入しようというコロナウィルスは、基本ヨーロッパ経由なのに、なんで中国人を嫌うかな?と言う問いを立ててみるわけだ。

In our series of letters from African writers, Kenyan journalist Waihiga Mwaura reflects on how the coronavirus has fuelled anti-Chinese prejudice in his country.

Despite the concerns around the spread of the coronavirus, the greatest enemy is not the virus itself, but "fears, rumours and stigma".


The prejudice has been fuelled by China and Kenya's entwined economic relationship.

Kenya has borrowed a large amount of money from China for big infrastructure projects. While the ordinary Kenyan is not feeling the benefit, they are looking for someone to blame for their economic woes.


 ぶっちゃけ、中国が帝国として振る舞っている、と見做されているところがおおきいのだろう。1970年代あたりに中東の産油国でUSAのひとたちが嫌われたらしい、というのと同様だ。
 確かに中国は世界第二位の経済大国で、帝国扱いで嫌われる理由はある―が、まあその、ちょっとやりすぎた感があるのでしょうな、すくなくとも現地の感覚としては。

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