空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

Nur AddeはYusufを見舞う:ソマリア内政

2008-11-10 01:06:12 | ソマリア関連
Garowe Online Somali PM visits the President at London hospital Nov 8, 2008

「定期的」検査のためロンドンの病院に入院したYusufソマリア暫定大統領。その首相,Nur Adde氏が彼を訪問したとのこと。
 密室会談の内容は,一応伏せられては居るようですが,結局次期内閣の顔ぶれについてであることは時期的に当然の事でしょう。Yusuf派10閣僚の排除はほぼ既定路線のようですが,復活があるか,和平を演出するための看板はなにか(Sheikh Sharif自身の入閣があるか)。大統領と相談すべきことは多々あります。

 なおNur Addeはこの後,UK内に在住の家族と会ってから帰国する模様。大分余裕あるなあ。

 Yusuf氏の入院騒ぎはいつものことで,報道は重病危篤,ソマリア事情はさらに混迷の度を増すものと見られというのが常で,政府筋からは軽い風邪だの定期検査だのと説明されるのが常態。
 今回も,…本当に「定期」かというのは疑わしい気がしないでもないのですが,確か今年始めにリヤレと呉越同舟したときも定期検査だったはず。だからペース的に極端に疑わしいほどでもないか…,生死に関わるほどとまでは行かないようなのは,首相と面談したということで証明されたというべきか。

 Yusufの正確な年齢は不詳。80歳だとかとも言われます。
 80歳で年1~2回の検査入院が必須(臓器移植を受けたので),こんな健康問題を抱えた人物でも国家元首OKとくれば,なるほど我が民主党小沢代表の心臓の持病など何するものぞと,そう思えもしますね。

 なんか国内事情に言及するたび,民主党に批判的なこと書いてる気がしたので機会を捉えてちょっと擁護してみようかと思いましたまる

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二連発爆弾の有効であること... | トップ | モガディシュで戦闘続く:ソ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ソマリア関連」カテゴリの最新記事