承前
通例、日本的には運営側が申し訳ないと謝罪し、西欧的には被害を受けた人々に対する同情と連帯の気持ちを表明する…だろうか。そういう、男性が練り上げてきた男性的な社会観を脱した、新世紀の女性的な対応方法を案出してきているのかもしれない。
まあ、世間的にはそうですわね。
いやその、社会運動をした当人たちが社会との、まさしくその運動自体における交渉を放棄するのはマズいのでは。論文執筆・著書執筆からはなれて、社会に直接問いかけた文章なのであり、それを巡って対話するのは、オープンレターの本懐なのでは。忙しいから関わらないから! でも私が問いかけた内容は何とかしといて! と言うのは、そりゃあマズいのでは。
…社会運動を仕掛けてみたけど本業が忙しいから!というのも、厳しいわな…。
世界中の人がオープンレターの賛同人を全部チェックして、自分の名前が使われていないか確認しないといけないんですか?運営側が個別に本人確認をするのが適切ではないでしょうか?
— métaphysique (@metaphysique0) January 20, 2022
また、なりすまし被害に遭われた方に対して運営として謝罪する必要はないのでしょうか?
通例、日本的には運営側が申し訳ないと謝罪し、西欧的には被害を受けた人々に対する同情と連帯の気持ちを表明する…だろうか。そういう、男性が練り上げてきた男性的な社会観を脱した、新世紀の女性的な対応方法を案出してきているのかもしれない。
今回のオープンレターの内容もミソジニーも一切関係なく、きわめて一般的に、ある人々が呼びかけてある抗議文なりなんなりが賛同人の名とともに公開されて、そこに自分の名前が勝手に使われていると抗議するひとがいたら、まずは責任者が出てきて謝罪したり調査を約束したりするもんじゃないの?
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) January 19, 2022
まあ、世間的にはそうですわね。
>運営側が個別に本人確認をするのが適切ではないでしょうか?
— Koji Yamamoto 山本浩司 (@Koji_hist) January 20, 2022
運営側はそれぞれが仕事を持つ方たちです。「お客様相談室」を持つ企業ならまだしも、まとまった運営母体などないのではないですから、その趣旨に見合った対応が何かを呼びかけの方々が考えるのが適切でしょう。 https://t.co/zc1cfqV21X
いやその、社会運動をした当人たちが社会との、まさしくその運動自体における交渉を放棄するのはマズいのでは。論文執筆・著書執筆からはなれて、社会に直接問いかけた文章なのであり、それを巡って対話するのは、オープンレターの本懐なのでは。忙しいから関わらないから! でも私が問いかけた内容は何とかしといて! と言うのは、そりゃあマズいのでは。
一言断っておくと、泣き言を言ったり、涙を見せるのが悪いわけではないです。人が弱ってる時に「まだまだ足りない! もっと謝れ!」と手加減無しで散々蹴飛ばしてきた人間が、自分が同じ状況になったら、情に訴えて責任逃れするやり方が狡いってことね。これは男性でも同じだよ。
— ☕petty_bonitas🍰 (@petty_bonitas) January 20, 2022
…社会運動を仕掛けてみたけど本業が忙しいから!というのも、厳しいわな…。
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