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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

一般教養教員の憂鬱

2017-10-23 19:40:44 | Weblog
 担当科目が増えることが確定した(日記)。



 そういうことらしい。



 社会科は高校までで終えて、あとは無関係を決めこんで生きてきた人たちばかりだったり。なので、中学校水準の用語はまず問題なくとも、高校水準あたりから怪しくなる。
 …いくらなんでも「マルクスってだれ?」はちょっとその。



 そういうことを言う人に、権力関係の分析等の必要について言及したりすると、それこそ(無意味なくせに偉そうな文系知識を振りかざす、無価値なくせに偉そうな)文系は黙ってろ、こっちは教育の経験が深いんだ、みたいな扱いを受けたりも。

 また、そーいうマルクス系哲学風味なことを言いますと、マルクス主義は終わったんだ死んだんだそんな無価値なことを言うな、そんなことを言うお前より理性的なオレ様が言うことのほうが正しい、との旨、主張されたりします。

 学生はかわいいですけどね。

「先生、●●って用語の理解、これでいいか聞きたいんですけど…」
「ああ、それはベーコンの」
「?」
「ベーコンってわかる?」
「朝食べたやつしか…」
「美味しいやつか! たくさん食べると私が糖尿になるやつだ!」



「ゆったー!? それ、ぼく、ゆったよぅー?!」とかいうのが毎年の定番ネタな私。低学年も最終学年も持っているひとならではの技。つらい。



 そんな日常生活。

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