TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

冬の奈良紀行3 「長谷寺」

2016年01月13日 | お出かけ
冬の奈良、いよいよ後半。2日目の午後、長谷寺を詣でる。



近鉄長谷寺駅で降りて徒歩で長谷寺に向かったが、門前町はガランとしていた。


お土産屋さんも


冬の奈良は人が少ない、寂しいほどに。
ほどなく長谷寺に。

仁王門がデーンと待ち構えているみたいにガイドブックには書いてあったが…
何やら様子がおかしい…


自慢の門は改修工事中でシートに覆われていた。それにしても大きい!


門は通れないかと思っていたら、中には入ることができた


仁王様もちゃんといらっしゃった




登廊(のぼりろう)と呼ばれれ、本堂まで延々と399段の階段が続く


冬ぼたん


登廊の脇で息を殺したようにひっそりと彩りを添えていた


あまりの鮮やかさに、造花かと思い触ってみたら生花だった


登りきったところにあったのは、「紀貫之故里の梅」

「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける」 (紀 貫之)

本堂






三社権現





「天平五年」もすごいが、「慶安三年、徳川家光公再建」もすごい。
長谷寺の中では地味なスポットのようだが、私は大いに気に入った。

本堂を後にする。桜の頃に思いを馳せながら…


五重の塔

ここの五重の塔は新しい。昭和29年、戦後初めて立てられた五重の塔で「昭和の名塔」と呼ばれているそうだ。ちなみに,室生寺のそれは平安時代の初期のもの。

製作中の屋根は納骨堂の入口


昔の塔の跡 礎石だけが残っていた





この顔はどこかで見たような気がして、親しみを覚えた


本坊から見た本堂


本坊の中







長谷寺を後にする。門前通りはやはり閑散としていた



法起院


ここにも十三の塔が


途中にある温泉旅館


「またのお越しを おまちしております」 近鉄長谷寺駅にゴール


こうして2日目も無事に終了
今日も一日、けっこうな距離を歩いた。でも,歩くのは苦にならない
だって、元ワンゲルだから


(続く)






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