TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

長崎探訪3 稲佐山へ

2020年03月31日 | 吉井勇
聖福寺を後に稲佐山へと向かう。
稲佐山は35年ぶりだが、あの時は岩屋山から稲佐山までの縦走だった。
今回はもちろん車だ。千畳敷に車を停め、そこから歩いたのだがなんとも変な道だった。
千畳敷(中腹駐車場)からスロープカーが出ているが、その下の人工の道を登って行くのだ。

未来の登山道?




途中にはちゃんと展望所も設けてある。


道は変わっても、長崎の眺めは昔のままだ。


しばらく行くと反対側にも展望所があった。


硫黄島や軍艦島が見える。


登山道も平坦になった。間もなく山頂だ。


きたっ~!

レーダー塔


3階建ての大きな展望ビルが建っている!


オブジェも


オブジェの説明書きによると、いつの間にか「世界の新三大夜景」に選定されたという。
勿論、日本の三大夜景の一つでもあるが。


ところで、山頂は……
あった!
駐車所の脇に、地味に、申し訳なさそうに……


黒い車の奥の、こんもりした所こそが標高333mの稲佐山山頂なのだが、ほとんどの人が素通りしている。
時代は変わった…
もっとも、目の前にあんなに大きな展望ビルがあれば無理もない。
私がその山頂下の石碑で写真を撮っていると、何人かから「何かあるんですか?」と声を掛けられた。「ここが山頂ですよ」と答えると一様に驚かれていた。

35年ぶりに訪ねたのは、この山頂の下に建つ吉井勇の歌碑を見たかったからだ。

吉井勇の歌碑


そして誰も訪ねないが、山頂にはその証が


- 続く -

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