TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

奇跡の「飛びユリ」

2022年08月12日 | 上山の四季
今回は「飛び梅」伝説ならぬ「飛びユリ」についてです。

私は現在、諫早と島原の二拠点生活をしています。
諫早の台所前の空き地は前回紹介しましたように、沢山のユリで埋め尽くされようとしています。

もう一方の島原の実家ですが、ナントここにもユリが咲きました。


このユリはどう見ても諫早に根付いてくれたユリと同じです。




実家の近辺にはこの手の白百合は見当たりません。

私が上山のユリを蘇生させたので、お礼に島原の実家まで飛んできたのでしょうか。
だとしたらこれは、主を慕って諫早から飛んできた「飛びユリ」ということになります。


ちなみに、諫早に咲くユリ



どう見ても同じです。
だとしたらどうして…


「飛びユリ」の方がロマンがあるのですが、よくよく考えてみると、諫早のユリがここに根付く可能性が1つだけありました。それは奇跡に近いのですが、そもそも刈り取られたユリが諫早に根付いてくれたこと自体が奇跡ですから。

奇跡を綴ったブログ →
奇跡の軌跡  命をつないだ上山のユリ」 2018年07月08日
(クリックしてください)

さて、この島原のユリですが、石仏への参道の両脇に、一対の灯籠のように咲いています。
その茎の付け根はリュウノヒゲの中です。


このリュウノヒゲは諫早にあるのを移植したのですが、このリュウノヒゲの中にユリの種が混じっていたとすれば説明がつきます。


2021年1月1日 正月早々のアウトドアでした。

焚き火で暖を採りながら


土が流出しないように境界にリュウノヒゲを移植したのでした。


石仏の参道にも



2021年10月 リュウノヒゲは定着





この諫早から移植したリュウノヒゲの中にユリの種が眠っていたのでしょう。
(諫早のユリも種を蒔いて発芽するまでのは4年かかりました)

そして今年、島原の実家にも諫早と同じ上山のユリが咲いてくれました。
諫早と同じように、これからどんどん増えていってくれればいいなと思っています。








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