TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

放浪の山旅③ 一転、二転…

2021年11月01日 | 山(県外)
10月23日(土) 午後

宿泊予定地の尾平に向かう。
以前泊まったときには「ほしこが」と言っていたが、今の名は「ゲストハウスLAMP豊後大野」になっている。

すぐに到着


懐かしい


11年前は祖母登山の前泊で、建物の前にテントを張って泊まったのだった。

-11年前の様子-



紅葉シーズンで賑わっているだろうと思っていたら、誰もいない。

3日前から連絡を取っていたが、いつも留守だった。留守電にメッセージを残そうかとも思ったが、こちらも天気次第で予定が変わる放浪の旅なので予約は入れてなかった。紅葉時期の週末なのに閉まっている。建物の前で車中泊しようと思ったが、さすがに無断ではまずい。

風呂に入れてもらう予定も狂ってしまった。近くに入浴施設がないので、一気に長湯温泉に行き男池で泊まることにした。
つまり、傾山を省略して1日早く大船山に登ることにしたのだ。気軽に予定変更できるところが一人旅、放浪の旅のよいところだ。

7号線を緒方に向けて走しりだしたが、せっかくだからか祖母・傾の登山口を見ておこうと思った。

まず健男社


参道の杉の大木に圧倒される。しかもそれがずうっと続くのだ。ついでに言うなら、その石段がきれいに掃き清められているからすごい。





本殿



次に、明日行く予定だった傾の九折登山口へ。
7号線を離れ、さらに奥へと入って行く。10分ほどで着いた。

広い、明るい、トイレや水場がきれい。

(写真のポリバケツが役に立つ)





FREE Wi-Fi


水洗トイレ



一発で気に入り、ここで車中泊することにした。
一転、いや二転したので元に戻り、明日は当初の予定通り傾山に登ることになった。
風呂は?
今日の古祖母登山は寒くて汗もかいていないし、水場でポリバケツに水をためて身体を拭けばそれでいいと思った。
それほどにここは気持ちがよい所なのだ。

車の横でお湯を沸かし、焼きそばを作る。


ビールのつまみだ。


山の後は、からだが塩分を欲しているのかこのインスタント焼きそばが実に美味い!
山頂でカップラーメンが美味く感じられるのと同じだ。




まだ陽が高いが、山から下り、自然の懐に抱かれて飲むビールは最高に美味い。

西日を受け、岩峰が赤く染まりだした。


車の中に入り晩飯


サトウのご飯、みそ汁、なめたけ、焼酎
食べ終わったらすぐに寝た。


夜中に尿意で目が覚める。
車外に出るときれいなお月様が出ていた。
再び車内に戻ると、目隠しのシェード(段ボール)を外し、月を眺めながら再びまどろむ。

(続く)

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