TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

三度の遠征中止に思う

2022年07月24日 | 山にまつわる話
先ほど先輩から連絡がありました。

涸沢ヒュッテのスタッフがコロナに感染し営業停止になった、と。

「えっ!」と思いました。

涸沢での宿泊予定が、件の「涸沢ヒュッテ」だったからです。

宿泊の予定日は7/22(金)
そして、涸沢ヒュッテの感染者発表が本日7/24(日)

山小屋は閉鎖された空間なので、対策はとっていても感染リスクは高いと思います。特に夏の山小屋は大勢の人が利用するのでスタッフさんも大変だと思います。私たちも予定通りに決行していたら罹患していたかも知れません。


コロナ感染者が指数関数的に増加していますが、国は行動規制をしない方針です。
もっとも、いい大人が国に管理されるのもどうかと思います。

管理の反対は…

「自己管理です」

なんて偉そうに書いていますが、中止を決めてしばらくはモヤモヤしていました。でも、今は結果的に良い判断をしたと思っているところです。

先輩からのLINEにも「やめといて良かったね」と書かれていました。

涸沢・北穂中止の判断をしたのは7/16のことでした。
これで3年連続の中止となります。

今回の中止で思うことは、今後もコロナの不安が払拭できないのであれば、テント泊しかないということです。

ただ、山小屋泊だと衣食住の「衣」だけでよいのですが、テント泊になると「住」だけでなく「食」も持っていかなければならないので、荷物があと5~6㎏増えることになります。

それでも安全に登山をしようと思うならテント泊しかありません。

コロナが来年どうなるか分かりませんが、来年は初めからテント泊のつもりで準備をしようと思っています。



写真が1枚も入らなかったので、最後に穂高の写真を

(2015年 夏 常念岳より)
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