TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

不用品の処分 '22(前編)

2022年07月16日 | 畑・園芸・工芸・片付け
毎年恒例の「不用品の処分」ですが、今年は時間に余裕があるので、例年になく大がかりな作業になりました。

今年はこれまで手つかずだった小屋の2階を片付けます。



いっぱい出てきました。
よくまあこんなに溜め込んだものだとあきれてしまいます。



ビニールハウス用のビニール、マルチ、ブルーシート(経年劣化でボロボロ)、衣類、使わない電化製品、木材、稲掃(いなまき)、猫掻(ねっがき)等々

とにかく今では使わない物が一杯眠っていました。

今でこそ不用品ですが、この一つひとつは、父母にとっては捨てがたい大切な品だったのかも知れません。

あらためて見てみると


ビニール袋に包まれているのは、子ども達(父母にとっては孫)が幼少の頃に遊んだ乗り物です。
埃がかからないようにして保管してありました。
父母の気持ちを思うと胸が痛みますが、処分することにしました。

仕分けを済ませました。


これから搬出(ゴミ捨て)です。

まずは農業用廃プラスチックゴミ
専用のゴミ袋(1枚600円)に種類ごとに分けて集積場へ





衣類や布団等はクリーンセンターへ





小屋の2階の片付けはまだまだ続きます。

「ねっがき」が出てきました。
暑い中での作業ということもあって「よくまあこんな物を…」と、腹立たしく思いました。



さすがに「ねっがき」は1枚だけでしたが稲掃(いなまき)は3枚も。
「ねっがき」は籾を天日で干すときのむしろのようなもので、2間四方あります。丈夫な繊維で編んであるので重量もかなりのものです。
「ねっがき」を使って籾を乾燥させていたのは私が小学校低学年の頃までで、今の時代、全くの無用の長物です。
どう処分すればいいのか分かりませんが、とりあえず下ろすことにしました。
いろんな物が溜め込んであるこの小屋の2階にはウインチが設置されています。もっともこの機械がないとこれだけのもは上げられなかったわけですが。

ウインチ




物を処分した後には大量の綿埃


ここで活躍するのが吸塵機です。


キレイになりました。


小屋に冷房などありません。暑い中での作業でしたが、夏山遠征に向けての耐寒訓練ならぬ「耐暑訓練」と思い頑張りました。

後ひと頑張り、それは吸塵機の清掃です。
吸塵機はキレイに埃を吸ってくれますがその後処理が必要です。


吸塵機とブロワーをネコに載せて裏の畑に持っていきます。


溜まったゴミ自体はたいしたことはありません。そのままゴミ袋に入れます。


たいしたことがあるのがフィルターの方です。


細かい埃がいっぱい詰まっています。
これはブロワーで一気に吹き飛ばします。
このとき埃が舞い上がるので広い畑で風向きを考えながら行うわけです。
するとこの通り!





キレイになりました。この作業を怠ると排気が臭くなったり吸塵力が落ちたりします。
これで次回も気持ちよく使えます。

本日の作業はここまで。

まだまだ続く不用品の処分作業ですが、明日に備え機械同様、自分の体の方も冷えたビールでケアしてやらないといけません。

-明日に続く-

コメント    この記事についてブログを書く
« 遠征を前に… | トップ | アコーディオンカーテンの処分 »

コメントを投稿

畑・園芸・工芸・片付け」カテゴリの最新記事