「傾眠傾向」って、「神経障害性疼痛」の薬のタリーゼを処方されて時に、調べた。
タリーゼの薬剤にはその傾向があるという。
●「傾眠傾向」とは
イリーゼ 0120-12-2943
傾眠傾向」とは?高齢者に見られる意識障害の原因・症状・対処法
「傾眠傾向」とは?高齢者に見られる意識障害の原因・症状・対処法
「傾眠傾向」とは、声掛けや、肩をポンと叩くといった弱い刺激で意識を取り戻す程度の、軽度の意識障害の一種です。
一見、睡眠不足の人が日中眠気に襲われ、うとうとしているのと同じようにも見えますが、ただの居眠りとは異なります。
傾眠傾向の症状は高齢者によく見られ、病気の兆候である場合もあります。そのため、昼間にうとうとする状態が度々見られるようであれば、傾眠傾向の可能性を疑ったほうがいいでしょう。
今回は、高齢者の介護を行っている人に向けて、傾眠傾向の原因や症状、対処法をご紹介します。
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昨日26日のブログでは、一昨日のNHKのETV特集の放送と再放送のことを記録した。
⇒ ◆ETV特集「おひとりさま 笑って生きて、笑って死にたい」 小笠原文雄医師 /現在65歳以上の単独世帯はおよそ700万。/ 再放送 日時:6月30日(木)午前0:00
いろんな病気や癌などでの最後の「看取り」がテーマ。
今日は、ネットニュースを見ていたら、ヤフーニュースで、「プレジデント」の記事を紹介していた。
あまりに昨日のNHKのETV特集の放送の内容と近いスタンス。いわば、共通項。
かつ、
私にとってはもろに当事者である「癌のスーテジ4宣告されての最後の抗がん剤治療の真っ最中」という共通項。
前記の筆者である山崎氏は20年近く前からの緩和ケア医をしつつの「癌のスーテジ4宣告」と経過、「抗がん剤治療」の拒否、是非などのほか、日本の公的医療保険の患者側からはわかない医師としての見解など・・・
とても印象的だったので、今日は、リンクし、一部を抜粋させてもらった。
●「抗がん剤で延命できても、副作用で縮命する恐れ」そしてステージ4のホスピス医は抗がん剤治療をやめた
ヤフー/プレジデント 山崎 章郎 6/27
ステージ4の大腸がんと診断されたホスピス医の山崎章郎さんは、抗がん剤治療でひどい副作用に苦しんだ結果、抗がん剤治療をやめた。山崎さんは「標準治療を選択しないという選択肢があっていい。それは決して生きることの放棄ではなく、自分らしく生きる時間を大切にしたいという意思表示だ」という――。(第1回)
※本稿は、山崎章郎『ステージ4の緩和ケア医が実践する がんを悪化させない試み』(新潮選書)の一部を再編集したものです。
■抗がん剤治療をやめた途端元気になる患者もいる
延命目的の治療の継続もできないぐらい体力が低下した患者さんに残された時間はあまりない。
私の17年にわたる在宅緩和ケアの経験から言えることは、通院が困難になるほど病状が悪化し、抗がん剤治療は終了と言われて在宅療養を開始した患者さんの約4分の1は2週間以内に、約半数は、1カ月以内に最期を迎えている。治療によって延命できたとしても、延命された時間のほとんどは、まさに抗がん剤治療に費やしたことになる。
だが、残りの半数の患者さんたちの中には、在宅療養開始後、だんだん元気になる人も稀ではなくいる。吐き気やだるさが改善し、食欲も出て、体力が回復してくる患者さんたちだ。
治療医から、治療はもはや限界です、と言われ、抗がん剤治療を中止したことで、結果的に、副作用が軽減したのである。このような患者さんたちの多くは抗がん剤の副作用による症状で、衰弱していたことが分かる。そして、日常を取り戻す。治療の中止を恐れ、そのまま抗がん剤治療を続けていれば、その後短期間で副作用死していた可能性もあるのである。
もちろん、進行したがんの存在は変わらずあり、副作用から解放されても、がんそのものの悪化によって、いずれは死に直面する。
・・・(略)・・・だが、ステージ4の大腸がんに対する標準治療である抗がん剤治療を選択しないことにした私は、今後どうすれば良いのか、それが問題だった。
この時点で、24時間対応の在宅緩和ケアの仕事には、いつもと変わらぬペースで取り組めていた。
ゼローダの効果がなかったことが分かり8クール目は中止になったので、結果的に副作用であった、手足症候群や慢性的な吐き気や下痢、食欲低下も少しずつ改善し、体調は、通常に戻りつつあったからだ。
・・・(略)・・・
■「抗がん剤治療こそ最善」はあくまで医師からの視点
さて、ステージ4の固形がんと診断された時の、最優先課題とは何だろう。ステージ4と診断されれば、私もそうであったが、冷静ではいられない。どうして良いか分からない、いわばパニック状態のまま、治療医から提示される抗がん剤治療を開始してしまう患者さんも、少なくないだろう。
・・・(略)・・・
しかしながら、ステージ4の固形がんに対して、ほとんどのがん治療医は、エビデンスに基づいた抗がん剤治療こそが最善の医療だと言うだろう。だが、それは治療を提供する医師から見た場合の最善という意味であり、上述してきた抗がん剤治療の現実をみれば、限られた時間を生きる患者さんにとって最善とは限らないのである。
■希望する生き方や医療を身近な人にあらかじめ伝えておく
以上を踏まえれば、最優先課題は、治癒が難しい以上、いずれ確実に来る死までの限られた時間を、どう生きるのか、ということになるだろう。
・・・(略)・・・
■通院目的で不本意ながら抗がん剤治療を選択する患者もいる
・・・(略)・・・つまり、公的医療保険を使ってステージ4の固形がんの治療を受けようとすると、抗がん剤治療にならざるを得ない、ということなのだ。
この抗がん剤治療は病院への通院が難しくなるぐらい体力が低下している患者さんは対象にはならない。しかし、ステージ4の固形がんと診断された時点では、私もそうであるが、少なからぬ患者さんは、まだまだ普通の生活が可能な状態だ。
それら、まだ普通の生活は可能だが、抗がん剤治療の実状を踏まえた上で、抗がん剤治療は選択したくない患者さんは、治療を受けないのであれば来院する意味がないからと、通院そのものを断られてしまうことも稀ではない。結果として、不本意ながらも、抗がん剤治療を選択せざるを得ない患者さんもいるだろう。
・・・(略)・・・私もそうであったが、高額な免疫療法などを自費で受ける人々も出現してくる。
このように、標準治療と公的医療保険の現実の前で途方に暮れながら、拠り所を探し求める患者さんたちは、「がん難民」ともいわれるのだ。
■日本の公的医療保険の不条理
・・・(略)・・・ もとより、公的医療保険制度は、必要な医療を受けようとする人々の互助的・公助的制度であり、わが国は世界に誇れる国民皆保険制度を持っている。それゆえに公的医療保険を使うことのできる医療は、その公平性・正当性を担保する意味からも、その効果がエビデンスに基づいたものであるものに限られている。これは、真っ当なことである。
その論理は良く分かるのだけれど、同じ公的医療保険の加入者であり、ステージ4というスタートも同じ、いずれは死に直面する可能性が高いというゴールも同じ、であるにもかかわらず、抗がん剤治療を選択したくない人にとって、恩恵の少ない現状の公的医療保険は何だか不条理であると、思ってしまうのだ。この不条理は、抗がん剤治療こそ最善の標準治療であるとする考えの下に、冷たく放置されている。
--------- 山崎 章郎(やまざき・ふみお) 緩和ケア医/ 1947年、福島県出身。千葉大学医学部卒業、同大学病院第一外科などを経て、91年聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長。2005年に在宅診療専門診療所(現・在宅療養支援診療所)ケアタウン小平クリニックを開設し、訪問診療に従事している。著書に『病院で死ぬということ』(文春文庫)、『続 病院で死ぬということ』(主婦の友社)、『「在宅ホスピス」という仕組み』(新潮選書)などがある。 |
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昨夕、4才の孫が保育園から帰った服を着替えてやってきた。
「今日、夜ご飯たべさせてもらってから、とまっていい??」と玄関前での会話。
私「いいよ。みどりさんにも聞いといで」とちょうど2階にいたので「2階に居るからね」と答えた。
しばらくして、2階の窓から、二人が顔を出して・・・・
●と、一つは孫とお遊びしたことの話。
●二つ目は、私が「WINDOWS 11」にバージョンアップして「音声入力」できるようにして、抜群に便利な使用感を持っているので、パートナーのパソコンもバージョンアップを試みた。
しかし、古すぎて、ダメだった。
ちょうど「今年の12月」で「まる5年」になるので、今年の内に新しいパソコンに更新しないといけないね、と年明けから話していた。なので、ダメでパソコンがトラブル、腐るより、はやいうちに一気に新規装備に更新することにした。
それで、数日前に名大病院の帰りに、「大須のアメ横」で現状を確認、相場も見てきたところ。
昨日今日と、本体やモニターの情報を集めた。カメラやマイクもしっかりパーツを用意したいと思っている。
なんとなれば、私は治療でいろんなこと、お世話になっているばかりだから、そのお礼にと私のできることをしたいから。
今日、だいぶイメージができて来た。
あとは、週が明けたら、各メーカーなどに確認して、利用するモノを最終決定、取り寄せること。
● 今日の昼まえ、シャインマスカットの畑の管理を始めて、しまった・・・
ケアしていないから、とりあえずは出来ている「房」だけでも、棚の線の下におろして見えるようにした。
しかし、左手は、顔より上にがらないので、右手だけで実質の作業。
仮の作業が済んだのは30分以上過ぎた頃。
しかし、少し汗をかいた満足感はしっかりと残った。
幾分の疲労感も。
● さあ、さてさて、今日の「痛み止めの麻薬」使用量は 減った?? 増えた??
「1日2回」は定時に定量飲むことが決められている。(オキシコンチン)
あとは、痛いときに「最低30分」以上の感覚をあければ、「痛みがあるとき」は、何回飲んでもよい。(オキノーム)
昨日24日の追加使用は「3回」。前日よりは「2回」減っている。
今日25日は「4回」。
退院してからの感想は、家に居ると、なんだかだとすることがあったり、パソコンの時間も増えたりして、身体を使うので、反作用として痛みが発生する、ということ。
今日25日の夕方、それが良く分かった。
食事前の18時半、左手などが委痛くて、今日の「3回目」となる(オキノーム)を使用。
それでも、痛みがとれず、食卓でも、腕や肩をかがめて、顔をゆがめていた。
せっかくのおいしい料理を作ってくれたパートナーに申し訳ない、と思いながらどうしようもない。
・・・時計を見ると「先ほど飲んでから40分経過」していた。それで、すぐに飲んだ。
今日の「4回目」。
・・・すぐに左肩部の痛みはもちろん全身の不快感も一掃された
ある種、驚き。
短時間で「痛みが消える=脳の錯覚が消える」ことのすごさ。
裏返すと「まずの痛み」を我慢せず飲用、「30分以上過ぎたら速やかに飲むこと」で快適になれる。
● これは、今後の自分の身体を使っての実験、としよう(笑)
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● 治療中の暮らしサポート・ケア モルヒネなどのオピオイド鎮痛薬 その種類・使用法・副作用を知る
「がん治療」新時代 2014年11月18日
向山雄人(むかいやま・たけと) がん研有明病院緩和治療科部長 兼 緩和ケアセンター長
痛みをブロックするオピオイド鎮痛薬の種類・使用法
強オピオイド鎮痛薬の種類
投与方法や薬を変え除痛効果を継続させる「オピオイドローテーション」
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昨年の秋から、がんの転移の放射線治療で照射してもらった。
痛みに対する、その効果は抜群かつ超速攻で消えたこともここに書いてきた。
2か月ほど前からの新し痛み。
●放射線治療の後遺症
一つは放射線治療の後遺症らしき痛み
もう一つは、新しい転移によること推測される痛み。
それぞれに対処するしかない。
● 「神経障害性疼痛」
このブログでも、前者については主治医が放射線治療の後遺症にかかる「神経障害性疼痛」だと思うのでと「タリージェ」という薬を使うことになったなどは報告した。
「眠くなる」などの副作用もあって・・・とも書いた。
その薬は「運転禁止薬」。だから、5月の連休以降は車の運転もパートナーにやってもらっている。
というより、パートナーが「そうしかダメ」という。
必然的に名古屋の往復もそうなっている。
● 「医療用麻薬」
後者については主治医は、ちょうど6月12日から抗がん剤治療で入院するので、その時に対処、としてくれた。
「医療用麻薬」のことは 以前から診察の時に何度か話題になっていた。
今回、痛み止めに「医療用麻薬」をつかってみませんか、ということ。
入院中に病室に、緩和ケアの医師や精神科の医師に行ってもらいますが、いいですか、という。
「精神科の医師」といいうとそれだけで、抵抗感がある人が居るのですが、良いですかね、とも。
私が抵抗は全くないです、と答えた。
・・・さて、入院中2日目に病室で、「緩和ケアのチーム」の皆さん、医師や看護師、薬剤師らという人達との面談があった。
すぐに、各種の説明のあと、こちらの痛みの状況についてのヒアリングなどがあった。
そして薬の種類や、量、使い方の説明があった。
● 今日は「医療用麻薬」の解説から理解を深めて
どういう経過で流れ、退院の前日に処方として示され、持参された薬をどう使うは、今日は省いて、後日にする。
「入院中」は結構な麻薬を飲んだ。
★定時で飲むのは「オキシコンチン」。
★随時に飲むのは「オキノーム」。スピードともいうらしい。
「痛みがあったら、(必ず、30分は明けて)いつでも服用して」という。
まだ、「解明がすすんでいない」(笑)が、「オキノーム」が全く必要ない日もあったし、6回ほど処方してもらった日もあった。
今日は、まず、基本状況の解説。
なお、昨6月21日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,835 訪問者数1,084」。
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●POINT4 がんの痛みをコントロール
日本緩和医療学会 緩和ケア.net
「医療用麻薬」の誤解
・・・(略)・・・痛みが強くなれば、それにあわせて薬を増やすことができます。しかし、麻薬中毒のイメージから、医療用麻薬を敬遠され、痛みを我慢して過ごしている方も少なくありません。
医療用麻薬は、痛みがある状態で使用すると、中毒にならないことがわかっています。
副作用に対しても、さまざまな薬や対処法が開発され、十分に対応できるようになっています。また、医療用麻薬の種類も増えたことから、一人ひとりの痛みに応じた薬を使用できるようになっています。
痛みについて医師や看護師と話し合い、痛みのコントロールを始めることが大切です。
がんの痛みの治療に使われる「医療用麻薬」とは
がんの痛みの治療に用いられる代表的な医療用麻薬は「モルヒネ」です。
モルヒネには、末(粉薬)、錠剤、徐放剤(ゆっくりと長時間効く薬)、内服液、貼付剤、坐剤、注射剤、シリンジ注など多くの剤形が揃っており、種々の痛みに対応できます。
体の中には医療用麻薬と同じ働きをする「β‐エンドルフィン」と呼ばれる物質があります。β‐エンドルフィンは、脳内や脊髄内の受容体に結合し、痛みを脳に伝える神経の活動を抑制して、強力な鎮痛作用を示します。医療用麻薬も同様のメカニズムで鎮痛作用を示します。 アルコールに対して、強い人、弱い人がいるように、痛みをとるために必要な医療用麻薬の量にも、個人差があります。たとえ飲む量が増えたとしても、それによって中毒を起こしたりすることはありません。
モルヒネ依存とオピオイド受容体の関係
なぜ、医療用麻薬を痛みがある状態で使用しても、中毒にならないのでしょうか?
モルヒネは、身体の中に入ると「オピオイド受容体」に作用して、効果を発揮します。
オピオイド受容体には、μ、δ、κの3種類があり、相互に影響していますが(表1)、とくに「κ受容体」には、μ、δ受容体を抑制することで、精神・身体依存形成を抑える作用があります。痛みのある状態では、内因性のκオピオイド神経系が亢進することで、μ、δ受容体に作用して、鎮痛作用が促進し、精神・身体依存形成も抑制されます(図1A)。一方、痛みのない状態では、内因性のオピオイド受容体がはたらかないため、精神・身体依存を形成する場合があります(図1B) 。
(鈴木勉. 日医雑誌 122(12):MM-34-36, 1999より一部改変)
表1:オピオイド受容体の種類
μ(ミュー)受容体 ... 鎮痛作用、多幸感、精神・身体依存形成
δ(デルタ)受容体 ... 鎮痛作用、多幸感、精神・身体依存形成
κ(カッパ)受容体 ... 鎮痛作用、鎮静作用、嫌悪効果
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