株価が26年ぶりの水準に下がったという。
日本、そしてアジアと下落につられて、夜中、ヨーロッパも5年半ぶりの安値に下がったとか。
今朝のNHKはニューヨーク市場が、最終で5年7ヶ月ぶりの安値に、と流した。
日本に影響が大きいのは、外資が日本の株から資金を引き上げているから、だというそうな。
世界の巨大投資家・資本家たちは株価が上がっても下がっても儲けているらしい。
ところで、日本の「株安、団塊の老後資金直撃」の記事がなお、気になる。
年金などの基金の運用もパニックもしくはパンク方向に向かうかも、と流れていた。
●東証終値は7162円 バブル後最安値、26年ぶり水準 (朝日)
●<東証>終値もバブル後最安値7162円 26年ぶり水準 (毎日)
●東証、バブル後最安値を大幅更新 終値7162円 (共同)
●欧州株式市場は続落し5年半ぶり安値、銀行・化学株が安い (JST)
●序盤の欧州株式市場は大幅続落、アジア市場に追随
●株安、団塊の老後資金直撃 「買い時」と口座新設も(朝日)
今朝のNHKニュース

株価情報のページ

昨日2008年10月27日の1日の推移

90日前から昨日までの変動 infoseek

左/400日前から昨日までの変動 infoseek
右/26年前から昨日までの変動 (下記朝日新聞記事のグラフ)

シカゴも下がって(上段は日本)
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●東証終値は7162円 バブル後最安値、26年ぶり水準 2008年10月27日15時6分
日経平均株価は一時、7141円まで下落した=27日午後、東京都港区東新橋2丁目、中里友紀撮影
27日の東京株式市場は、世界的な景気減速が長期化するとの不安が高まり、日経平均株価は03年4月28日につけたバブル後の最安値7607円88銭を大きく割り込んで取引を終えた。終値は、前週末比486円18銭安い7162円90銭。82年以来、約26年ぶりの安値水準まで落ち込んだ。

東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同59.65ポイント低い746.46で、TOPIXも03年3月に記録したバブル後最安値の770.62を下回った。出来高は30億9千万株。
増資の検討が報道された大手銀行を含めて金融株が大きく下落。外国為替市場で引き続き円高が進んでいることから、業績悪化懸念が広がった自動車や機械などにも売り注文が相次ぎ、日経平均株価の下げ幅は一時500円に達した。
●<東証>終値もバブル後最安値7162円 26年ぶり水準
10月27日15時26分配信 毎日新聞
26年ぶりの最安値の東証終値を示す株価ボード=東京都中央区で2008年10月27日午後4時56分、小林努撮影
週明け27日の東京株式市場は、世界景気の悪化懸念と円高の進行を受け、日経平均株価が4営業日続落し、一時、前週末終値比507円81銭安の7141円27銭まで下落した。終値は同486円18銭安の7162円90銭。03年4月28日につけたバブル経済崩壊後の最安値(7607円88銭)を約5年半ぶりに更新し、82年10月7日(7114円64銭)以来約26年ぶりの安値水準にまで急落した。
TOPIX(東証株価指数)も4日続落し、同59.65ポイント安の746.46で取引を終え、03年3月11日につけたバブル後の最安値(770.62)を更新し、84年1月7日以来の安値水準となった。東証1部の出来高は30億9500万株。
27日午前の取引では、政府の緊急市場安定化策への期待や急激な円高の一服感などから、日経平均は一時、同200円超まで上がる場面もあった。だが、「株安の根本解決にはならない」(外資系証券)との見方が強まったことや、為替相場が円高方向に振れたこと、アジア株が下落したことから、再び下げ幅を拡大。東証1部1733銘柄中698銘柄が年初来安値を更新した。
三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手3行は、増資を検討していると伝えられたことが嫌気され、値幅制限の下限(ストップ安)で取引を終えた。トヨタ自動車は約5年5カ月ぶりに終値で3000円、野村ホールディングスは約9年8カ月ぶりに1000円を割り込んだ。世界景気の後退懸念が強まったことで日本経済をけん引してきた輸出関連株が売られたことから、日本株の下落率は、欧米株より大きくなっている。
アジア市場でも、香港ハンセン指数が12%以上、上海総合指数が6%以上下落するなど大幅安が相次いだ。【野原大輔】
●東証、バブル後最安値を大幅更新 終値7162円 共同 08.10.27
週明け27日の東京株式市場は、世界景気や国内企業業績の先行き不安、外国為替市場の急速な円高進行を嫌気し、全面安となった。日経平均株価(225種)は急落。終値は前週末比486円18銭安の7162円90銭と、2003年4月28日に付けたバブル崩壊後の最安値7607円を大幅に更新。26年前の1982年10月以来の低水準に下落した。一時、507円安の7141円まで下げた。
東京に続いて取引が始まったアジアの主要株式市場も軒並み大幅に下落。株安の連鎖は一向に収まらず、世界同時不況の様相が一段と強まった。
全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も59・65ポイント安の746・46と、バブル後の最安値を更新した。出来高は約30億9500万株。
外国為替市場で、比較的安全な通貨として円が買われる動きが続き、1ドル=93円台、1ユーロ=117円近辺と、主要な輸出企業の想定レートを大幅に超える円高水準で推移。2008年9月中間決算の発表本格化を前に、業績が一段と落ち込むとの懸念が広がった。
●株安、団塊の老後資金直撃 「買い時」と口座新設も 朝日 2008年10月27日20時32分
27日も全面安となった東京株式市場は、日経平均株価など主要指数が昨年夏と比べ半値以下の水準に沈んでいる。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIXをもとに試算すると、昨年6月末から27日までの1年4カ月で、家計の持つ資産は約134兆円が吹き飛んだ計算だ。株安が加速した10月だけでも減少額は約40兆円に達する。
日本の家計が持つ銀行預金などの金融資産の総計は約1500兆円。このうち2割弱を占める株や投信などの資産価値について、大和総研はTOPIXが1ポイント下がるごとに約1168億円が目減りすると試算する。
名古屋市の主婦(44)は株価が暴落した先週末の24日夕、パートから家に帰って恐る恐るパソコンを立ち上げた。持っている株の資産残高を確認すると、この日だけで約50万円の損。老後資金を増やそうと、4年ほど前から国内の大手企業の株式に計約700万円を投資してきたが、今や約450万円もの含み損を抱える。
優良企業ばかりを選んで投資したつもりだった。しかし、日本市場では国際的に有名な銘柄ほど売り浴びせられている。
「最悪の展開です。このまま株を持ち続けるしかないが、損した分で何が買えたかを考えると暗くなります」
洋服を買うのを我慢するなどして生活を切りつめている。「手元に残った現金をしっかり守りたい」
京都府の男性(70)は、約20年前に始めた株式投資で数年前にやっと利益が出始め、昨年の資産残高は約2千万円に達していた。しかし、この1年間で4割近くも目減り。米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻(はたん)した9月末以降は、1日に100万円近く動く日もざらだ。
「これほどの金融危機はまったくの想定外」。保有する銘柄が軒並み値を下げ、売るに売れなくなった。約1千万円を投じた年金保険の運用も心配だ。
●株安、団塊の老後資金直撃 「買い時」と口座新設も
朝日 2008年10月27日20時32分
下げ幅ならば、バブル後の「失われた10年」の方が大きい。ただ、当時は銀行預金の金利が5%前後(91年ごろ)あったが、その後の低金利政策で個人が投資に追い立てられた側面もある。
大和総研の渡辺浩志エコノミストは「金利がある程度補ってくれたバブル後よりも、今回は家計への打撃が大きいのでは」と、「痛みのバブル越え」を指摘する。特に、株を保有する中心となる団塊世代は老後に備えた資産を直撃されるため、「消費心理への影響も、より大きい」と見る。
個人投資家の資産作りをアドバイスするファイナンシャルプランナーの浅井秀一さんは「好景気でほぼ一本調子の上昇しか知らない人は、損をしてでも売却して『逃げる』経験をした方がいい」と助言する。景気の悪化はまだ始まったばかりとの見方もあり、長期化すればさらなる株価下落の可能性があるからだ。
市場から逃げ出す投資家ばかりではない。急落した相場に、「今が買い時」という個人投資家も集まっている。ネット証券大手の楽天証券によると、10月15日までの1カ月間に新たに口座を開設した顧客の数は、7月と比べて36%増。1年以上売買がなかった顧客による取引再開は3倍になった。
高齢期の生活設計の相談を受けているNPO法人「らしさ」のファイナンシャルプランナー、山田静江さんは、手持ち資金の1割程度を、時期を分散させながら株などのリスク商品に投じることをすすめる。「投資とは切っても切れない世の中になっている。生活資金に手をつけない範囲で、市場とつきあう方法を学んだ方が良い」との考えだ。(斎藤徳彦、江渕崇)
● 日経平均株価 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日経平均株価(にっけいへいきんかぶか、Nikkei 225)とは、東京証券取引所第一部に上場する約1700銘柄の株式のうち225銘柄を対象として算出する株価指数で、東証株価指数 (TOPIX) と並んで日本を代表する株価指数となっている。日経225とも呼ばれる。
日本経済新聞社が毎分、算出・公表しており、著作権を主張する。「日経」を名称に冠しているのはこのためである。
●欧州株式市場は続落し5年半ぶり安値、銀行・化学株が安い 2008年 10月 28日 04:32 JST
[フランクフルト 27日 ロイター]
欧州株式市場は続落。景気低迷をめぐる懸念が相場を圧迫し、終値ベースで5年半ぶり安値をつけた。ただ、フォルクスワーゲン(VW)(VOWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)は、同業ポルシェ による出資比率を引き上げを受け急伸した。
FTSEユーロファースト300種指数は13.69ポイント(1.65%)安の816.04。終値としては2003年5月以来の安値。
DJユーロSTOXX50種指数は40.23ポイント(1.72%)安の2293.05。
欧州市場は世界景気後退懸念が銀行・エネルギー株を圧迫する中、アジア株安に追従し、一時最大5%下落した。
ただ、9月米新築住宅販売の予想外の増加や、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁の発言を受け、下げ渋った。
トリシェ総裁は「次回11月6日の理事会で再度利下げすることは可能と考える」と語った。
銀行株は売られ、引き続きFTSEユーロファースト300種指数を圧迫。ポストバンク(DPBGn.DE: 株価, 企業情報, レポート)、ソシエテ・ジェネラル(SOGN.PA: 株価, 企業情報, レポート)、アングロ・アイリッシュ銀行(ANGL.I: 株価, 企業情報, レポート)が15.6─24%安。
一方、クセトラDAX指数(フランクフルト)は0.9%高。VWが146.6%高の520ユーロとなったことに押し上げられた。VW株価は一時、200%超高の635ユーロに上昇した。
ポルシェは26日、VWへの出資比率を完全な支配が可能となる75%超に引き上げる方針を明らかにした。
化学株は大幅安。BASF(BASF.DE: 株価, 企業情報, レポート)は10.9%安、クラリアントは8.4%安。
バンクハウス・ローベックの市場アナリスト、フランク・ゲイルファス氏は「世界的な経済低迷から、工業株、とりわけ欧州市場では化学株が著しく圧迫されるだろう」と指摘した。
ドイツのIFO経済研究所が発表した10月の業況指数は90.2に低下し、03年5月以来約5年半ぶりの低水準となった。
●序盤の欧州株式市場は大幅続落、アジア市場に追随 2008年10月27日 18:20
27日序盤の欧州株式市場は、大幅続落。世界的なリセッション(景気後退)懸念が高まる中、アジア市場の大幅続落に追随している。銀行株やエネルギー株が軟調。半面、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)<VOWG.DE>は急伸。独高級車メーカーのポルシェ<PSHG_p.DE>による出資比率引き上げを好感している。
セブン・インベストメント・マネジメントの投資ディレクター、ジャスティン・アークハート・スチュアート氏は「欧州市場は非常に神経質になっている。日本株の大幅続落でさらに地合いが悪化した。日本での状況から、銀行・小売株が売られる可能性が高い」と指摘した。
27日のアジア株式市場は軒並み大幅続落。日経平均は6.4%下落し、26年ぶりの安値で引けた。韓国中銀による大幅な緊急利下げなど、当局による一連の対策も世界的な景気後退懸念の沈静化には十分ではなかった。
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