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 今朝は25センチほどの積雪。
 そんな中で配達された新聞の一面トップの記事はどれも愛知県知事選、名古屋市長選の情勢の報道だった。
 新聞5紙とっていて、全部同じというのは大事件などのとき以外はあまりないこと。

 もっと、驚いたのは、その「内容」。
 知事選は大村、市長選は河村がリード。
    しかも、他候補をかなり離していると読み取れる。

 新聞の見出しを並べて見ただけでも分かる。

●大村、河村両氏が先行 愛知知事、名古屋市長情勢 / 【共同通信】(岐阜)
●名古屋市長選、河村氏リード 朝日新聞情勢調査 / 朝日
●愛知知事選・大村氏先行、市長選は河村氏優位 /  読売
●選挙:愛知トリプル投票 市長選は河村氏安定 知事、大村氏先行 /  毎日
●愛知知事選、大村氏が先行 名古屋市長選、河村氏優位な戦い/ 中日

他にも一面の記事
●名古屋市議会「解散がよい」60% 朝日新聞世論調査 / 朝日

   こんな情勢を記録しておく。
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5位あたり

●大村、河村両氏が先行 愛知知事、名古屋市長情勢 
       2011/01/30 19:33 【共同通信】
 2月6日投開票の愛知県知事選と名古屋市長選で、共同通信社は29、30両日、電話による世論調査を実施、取材結果も加味して情勢を分析した。

 知事選では、政治団体「減税日本」と連携する前衆院議員大村秀章氏(50)が一歩リード、市長選は減税日本公認の前職河村たかし氏(62)が優勢で、ともに他候補に差をつけている。ただ、知事選では4割、市長選では3割が投票先を決めておらず、情勢が大きく変化する可能性もある。

 知事選、市長選と同日行われる名古屋市議会の解散の賛否を問う住民投票は「賛成」「どちらかといえば賛成」が、「反対」「どちらかといえば反対」を大きく上回った。

 両選挙は「首長新党」を率いる河村、大村両氏と、民主、自民両党など既成政党が擁立した候補らが激突する構図で、統一地方選の前哨戦として注目を集めている。

 知事選で大村氏は、県本部支持を受ける公明党支持層の7割をまとめ、無党派層も取り込む。民主、自民両党の支持層にも食い込んでいる。

 自民党が支持する元総務省課長補佐の重徳和彦氏(40)は激しく追い上げるが、同党支持層への浸透は5割程度。民主、社民、国民新3党が推薦する元総務省官房審議官の御園慎一郎氏(57)は、民主党支持層の4割しか固め切れていない。

●名古屋市長選、河村氏リード 朝日新聞情勢調査
        朝日 2011年1月31日0時14分
 2月6日投開票の愛知県知事選と名古屋市長選について、朝日新聞社は29、30の両日、県内と市内の別の有権者に電話調査をし、取材と合わせて情勢を探った。知事選では大村秀章氏、市長選では河村たかし氏が他候補を引き離している。ともに減税などを掲げ連携をとる選挙戦術が一定の支持を得ているようだ。

 投票態度を明らかにしていない人が知事選で4割余り、市長選で3割おり、情勢は変わる可能性がある。

 知事選では、河村氏が代表の地域政党「減税日本」が前自民党愛知県連会長の大村氏を推薦、公明党県本部も大村氏を支持している。投票態度を明らかにした人を分析すると、大村氏は自民支持層の5割近く、民主支持層の6割から支持を得ている。

 自民党県連が推薦する重徳和彦氏は、自民支持層の半数近くを固め、さらなる支持拡大に懸命だ。

 民主、社民、国民新が推薦する御園慎一郎氏は民主支持層からの支持が3割にとどまり、組織を固めきれていない。みんなの党公認の薬師寺道代氏は党支持層をまとめたが、苦戦。共産推薦の土井敏彦氏は共産支持層をほぼ固めたものの、広がりがみられない。

 無党派層は全体の6割を占めており、そのうち半数を大村氏が固めた。あとは重徳氏が2割、御園氏と薬師寺氏がそれぞれ1割程度と分け合う展開となっている。

 名古屋市長選では、任期途中で市長を辞職した河村氏が、減税日本公認で立候補した。河村氏は民主支持層の9割から支持を集め、自民支持層の6割に浸透。無党派層の8割から支持を集める。幅広い年齢層で大きくリードしている。

 民主、社民、国民新3党と自民党県連が推薦する石田芳弘氏は民主支持層で1割、自民支持層で3割の支持にとどまり、支持拡大に懸命。共産党推薦の八田ひろ子氏、杉山均氏は厳しい戦いだ。

     ◇
〈調査方法〉コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、愛知県知事選は県内、名古屋市長選は市内の別の有権者を対象に調査した。世帯用と判明した番号と、有効回答、回答率はそれぞれ、愛知県が1640件、1002人、61%。名古屋市は1466件、1010人、69%。

●愛知知事選・大村氏先行、市長選は河村氏優位
     2011年1月31日03時02分 読売新聞
 読売新聞社は2月6日投開票の愛知県知事選、前市長の辞職に伴う出直し名古屋市長選について、世論調査と取材をもとに情勢を分析した。

 知事選では、大村秀章氏が一歩リードし、重徳和彦氏ら4人が追う展開。出直し市長選では、前市長の河村たかし氏が優位に立っている。ただ、両選挙とも有権者の2割強が態度を明らかにしていない。

 知事選では、大村氏が民主支持層の4割、自民支持層の3割、公明支持層の半数近くを固め、無党派層の3割からも支持を受けている。重徳氏は、自民支持層の半数近くをまとめ、民主、公明支持層の一部も取り込んでいる。御園慎一郎氏は民主支持層の3割を固めたが他の政党支持層への広がりは見られない。薬師寺道代氏は、みんなの党支持層の6割から支持を受けているが無党派層には浸透していない。土井敏彦氏は共産支持層の半数以上を固めた。

 一方、出直し名古屋市長選では、河村氏が民主党支持層の7割近くに浸透。自民支持層の半数近く、無党派層の半数以上を取り込んでいる。石田芳弘氏は、自民支持層の3割を固めたが、民主支持層では2割台にとどまり、無党派層からの支持も伸び悩んでいる。共産支持層を手堅くまとめている八田ひろ子氏、組織に頼らない選挙運動を繰り広げる杉山均氏は、ともに支持が広がっていない。

●選挙:愛知トリプル投票 市長選は河村氏安定 知事、大村氏先行--毎日新聞情勢調査
      毎日新聞 2011年1月31日 
 2月6日投開票の愛知県知事選、名古屋市長選、名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票について、毎日新聞は29、30の両日に世論調査を実施し、取材結果と総合して中盤情勢を分析した。市長選は前市長の河村たかし氏(62)=減税日本公認=が安定した戦いを展開している。知事選は河村氏と連携する前衆院議員の大村秀章氏(50)がリード。住民投票は「賛成」「どちらかといえば賛成」の合計が6割以上に上り、「反対」「どちらかといえば反対」を上回った。

 新人5人の争いになった知事選は、公明県本部支持を受ける大村氏が公明支持層の約7割を固め、幅広く浸透している。元総務省課長補佐、重徳和彦氏(40)=自民県連推薦=は自民支持層の5割近く、元総務省審議官の御園慎一郎氏(57)=民主・社民・国民新推薦=は民主支持層の約4割を固め、追い上げを図る。医師の薬師寺道代氏(46)=みんな公認=はみんな支持層の4割近く、医師の土井敏彦氏(64)=共産推薦=は共産支持層の約4割を固めた。

 前職・新人の4人が争う市長選では、河村氏が民主支持層の約7割を固め、特定の支持政党を持たない無党派層の7割近くにも浸透している。前民主党衆院議員の石田芳弘氏(65)=民主・社民・国民新・自民県連推薦=は自民支持層の約4割を固めたが、民主支持層では3割に届いていない。元参院議員の八田ひろ子氏(64)=共産推薦=は共産支持層の約8割を固めた。前市議の杉山均氏(54)は勢いが見られない。【加藤潔】

==============
 ◇調査の方法
 29、30日の2日間、無作為に選んだ電話番号にかけるRDS法で実施。愛知県知事選は有権者1000人を目標に1018人から、名古屋市長選は500人を目標に513人から、それぞれ回答を得た。

●愛知知事選、大村氏が先行 2・6トリプル投票世論調査
       中日 2011年1月31日 09時03分
 2月6日に投開票される愛知県知事選と名古屋市長選、市議会の解散を問う住民投票の「トリプル投票」で、中日新聞社は30日、愛知県と名古屋市の有権者を対象に実施した世論調査の結果をまとめた。

 本紙の取材を加味した知事選の終盤情勢は、大村秀章氏が幅広い支持を集めて大きくリードし、重徳和彦、御園慎一郎、薬師寺道代の3氏がほぼ横一線で激しく追う展開となっている。土井敏彦氏は伸び悩んでいる。投票する候補者を決めていない人が全体の4割近くおり、情勢は変わる可能性もある。

 大村氏は県内すべての地域、年代に浸透。特に河村たかし前市長と連携する名古屋市と、出身の西三河で支持が高い。自民支持層の3割、支援を受ける公明支持層の7割を固め、民主支持層にも食い込んでいる。

 重徳氏は自民支持層の3割を固め、支持なし層への浸透も図る。地区別では、東三河での支持が比較的高く、出身の西三河でも支持を集めている。40代の支持が目立つ。

 御園氏は民主支持層の2割しかまとめ切れておらず、民主票固めが鍵を握る。公務員・団体職員から多くの支持を集め、20代と70歳以上の支持が目立つ。東三河では健闘している。

 土井氏は共産支持層の7割を固めるが、それ以外の政党支持層への広がりがない。

 薬師寺氏はみんな支持層の4割を固め、支持なし層からは大村氏に次ぐ支持を集めている。50代と女性の支持が目立ち、地区別では尾張でやや支持が高い。

 知事選には7割が「必ず行く」と回答。「多分行く」を合わせると9割以上で、関心の高さをうかがわせた。

◆名古屋市長選、河村氏優位な戦い
 名古屋市長選の本紙世論調査では、河村たかし氏が優位に選挙戦を進め、石田芳弘氏が追い上げている。八田ひろ子氏と杉山均氏は伸び悩んでいる。

 河村氏はすべての年代と地域で他候補をリード。民主支持層の3分の2を取り込み、自民と公明、支持なし層から5割前後の支持を集めた。

 石田氏は民主の2割弱、自民の3割しか固められていない。一方で、河村氏の1期目を「評価しない」と答えた人の53%が石田氏に投票すると答えており、「反河村票」の掘り起こしを狙う。

 八田氏は共産支持層の半分以上を固めたが、他党の支持層や支持なし層には浸透できていない。

 知事選での投票先との関係では、大村秀章氏に投票すると答えた人の9割以上が河村氏を支持。御園慎一郎氏を支持した人は76%が石田氏に投票すると回答した。重徳和彦氏を支持する人の投票先は、59%が石田氏、27%が河村氏と分かれた。

 市長選で「投票に行く」「多分行く」と答えた人は9割。このうち3割弱が投票先を決めていないと答えており、情勢が変化する可能性はある。

    ◇
 名古屋市議会の解散を問う住民投票に関する質問では、投票先を決めた人のうち、解散賛成が反対を大きく上回った。

 解散賛成は性別や年代別でも解散反対を大きく上回ったほか、支持政党別でも共産党を除き、いずれも解散反対を上回った。解散賛成の内訳を河村市政に対する評価別でみると、「評価する」が7割。「分からない・無回答」で4割、「評価しない」も2割あった。

 解散反対は、河村市政を「評価しない」と答えた人の5割。職種別でみると、「公務員・団体職員」「その他」で反対が賛成を大きく上回った。

 【調査方法】 28、29日、愛知県知事選は愛知県内、名古屋市長選と住民投票は名古屋市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為につくった電話番号にかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)方式で実施。地域ごとに性別、年齢構成に合わせ、それぞれ1000人ずつから有効回答を得られるまで調査した。(中日新聞)

●愛知知事選 大村氏 大きくリード 名古屋市長選は河村氏
  東京 2011年1月31日
 二月六日に投開票される愛知県知事選と名古屋市長選で、中日新聞社は三十日、県内の有権者千人を対象に二十八、二十九日に実施した世論調査の結果をまとめた。

 知事選では、本紙の取材を加味した終盤情勢は、大村秀章元衆院議員(50)=減税日本推薦、公明県本部支持=が幅広い支持を集めて大きくリードし、元総務省課長補佐の重徳和彦(40)=自民県連推薦=、元同省審議官の御園慎一郎(57)=民主、社民、国民新党推薦=、医師の薬師寺道代(46)=みんなの党公認=の三氏がほぼ横一線で激しく追う展開となっている。医師の土井敏彦氏(64)=共産党推薦=は伸び悩んでいる。投票する候補者を決めていない人が全体の四割近くおり、情勢は変わる可能性もある。

 一方、名古屋市長選では、減税日本公認の河村たかし前市長(62)が優位に選挙戦を進め、石田芳弘元衆院議員(65)=民主、社民、国民新党、自民県連推薦=が追い上げている。八田ひろ子元参院議員(64)=共産推薦=と杉山均元市議(54)は伸び悩んでいる。

 両選挙の関係では、大村氏に投票すると答えた人の九割以上が河村氏を支持。御園氏を支持した人は76%が石田氏に投票すると回答した。重徳氏を支持する人の投票先は、59%が石田氏、27%が河村氏と分かれた。

 選挙への関心は知事選、市長選とも非常に高く、「投票に行く」「たぶん行く」を合わせると九割以上を占めている。

●名古屋市議会「解散がよい」60% 朝日新聞世論調査
       朝日 2011年1月31日5時3分
 名古屋市長選の情勢調査とあわせて29、30の両日に朝日新聞社が実施した世論調査では、市議会を解散すべきかどうかを問う住民投票が市長選と同じ日に行われるとしたうえで、解散した方がよいかどうかを聞いた。「解散した方がよい」と答えた人は60%で、「しない方がよい」の23%を大きく上回った。

 河村氏は「議会が減税や市議報酬半減などの実現を阻んでいる」として、市議会解散のリコール署名運動を主導した。これに対し、市議会側は「民主主義の破壊につながる」などと批判している。

 これまでの河村氏の市政運営については「評価する」が56%、「評価しない」が22%となった。河村氏が公約する恒久的な市民税10%減税の実現についても「賛成」が55%と、「反対」の26%を上回った。

 一方、愛知県民を対象にした知事選情勢調査と同時に実施した世論調査では、河村氏の政治手法について「評価する」と答えたのは50%、「評価しない」が23%。河村氏が「県と名古屋市の司令塔を一つにする」として知事選候補の大村氏とともに共通公約に掲げた「中京都構想」については「賛成」が34%、「反対」が19%。「その他・答えない」が47%だった。

●知事・名古屋市長選世論調査(上)
争点「景気・雇用」8割 投票基準は「政策や公約」

       2011年1月31日 読売新聞
 2月6日に投開票が行われる知事選と名古屋市長選について、読売新聞が28~30日に行った世論調査によると、「争点として、とくに重視したい問題」(複数回答)として挙げられた9項目のうち、「景気や雇用対策」と答えた有権者が80%を超え、最も関心の高い問題であることが分かった。また、どの候補者に投票するかを決める際の基準について、知事選、市長選とも「政策や公約」がトップだった。

 知事選では、重視したい問題について、82%が「景気や雇用対策」と答えた。景気の持ち直しが遅い中、有権者は回復策を期待していることをうかがわせた。

 年齢別では、中核で働く年齢層の30歳から59歳までの世代の9割前後が景気回復を重視していると回答。職業別では、給与所得者(87%)や専業主婦(84%)、商工自営・自由業(83%)の間で高い期待値を示した。

 また、争点として重視したい2番目は「医療や福祉政策」(79%)だった。

 争点の一つの「県民税の減税」は45%にとどまり、「県議会の改革」(46%)や「知事と県議会の関係」(38%)も比較的関心の低い項目となった。

 一方、名古屋市長選では、「争点として、とくに重視したい問題」として「景気や雇用対策」と「医療や福祉政策」がともに80%を占めた。景気・雇用については、給与所得者の82%、商工自営・自由業の86%が挙げた。「医療」については、50歳以上の80%以上が重視したいテーマに選んだ。

 「市議会議員の報酬削減」(71%)や「市長と市議会の関係」(57%)にも有権者は高い関心を示した。前市長と市議会との間で続いた対立の影響とみられる。

 さらに、「誰に投票するかを決めるとき、最も重視したいと思うもの」を尋ねたところ、知事選では66%が「政策や公約」と答え、「支援している政党や団体」(15%)や「候補者の経歴やイメージ」(13%)を大きく上回った。市長選では、75%が「政策や公約」と答えた。

●名古屋 愛知 ダブル選 歴史的大惨敗で菅・岡田は頓死する  河村人気に打つ手ナシ
         日刊 ゲンダイ 2011年1月26日
 民主党が、元党所属国会議員の河村たかし・前名古屋市長(62)と全面戦争している愛知のダブル選挙(愛知県知事選・名古屋市長選、2月6日投票)は、大惨敗に終わるのが確実だ。「震え上がるほどの大差」を予想する関係者までいる。ただでさえ選挙で連戦連敗の民主党なのに、負け戦にみすみす全力で突っ込んだのは、アホとしか言いようがない。菅首相―岡田幹事長の責任追及は必至。今のうちに首を洗っておいたほうがいい。

 名古屋市長選の河村が選挙戦で連携しているのは、愛知県知事選に立候補した前自民党衆院議員の大村秀章(50)。2人揃って“ムラムラ連合”というフレーズも、結構、地元で浸透している。河村がつくった地域政党「減税日本」が24日に開いた政治資金パーティーでも、2人は一緒に壇上に立った。マイクを離さない河村に大村がツッコミを入れる姿は、まるで掛け合い漫才で、600人が集まった会場は大いに沸いた。
「何がいかんかいうと、議員の職業化。議員の生活を守る集団的自衛権だわ」

 市民税の減税や議員特権にメスを入れるといった一種のアメ玉政策で、名古屋での河村人気は熱狂的だ。河村が街頭に出れば、女子高生の写メに囲まれる。民主党が擁立した前民主党衆院議員の石田芳弘(65)は、トリプルスコア以上の大差で河村に引き離され、民主支持者の7割が河村に投票するという情勢調査があるほどだ。河村は、前回、民主推薦で市長に当選しただけに、今も河村を民主党だと思っている市民も少なくない。

●知事選のライバルが市長選では握手するメチャクチャ
 県知事選も河村効果で、大村がダブルスコアでリードしている。民主党推薦の御園慎一郎(57)と自民党推薦の重徳和彦(40)は2番手争いだ。地元の民主党関係者はこう嘆いてみせた。

「最初からボタンの掛け違いです。選挙戦は河村氏の筋書き通り、河村VS.その他の戦いになった。そのうえ、民主の市長候補の石田氏を自民党愛知県連も推薦したので、県知事選でライバル関係の民主と自民が、市長選では仲良く手を組むことになり、市民にとってわかりにくい構図になってしまった」

 実際、市長選告示日の23日、民主の石田と自民の県知事候補・重徳の宣伝カーが一緒に並び、その下で両者が握手していたというから、もうメチャクチャだ。

「愛知以外では、河村氏は参院選や地方選で民主党候補の応援をしている。河村氏と敵対しないで、党本部は愛知県連と距離を置けばよかった」(民主党議員)

 それでも岡田幹事長はムキになるばかりで、25日の総決起大会出席で既に今年3度目の名古屋入りをした。岡田は今週末も応援に入る。さらに今週末は200人程度の民主党国会議員が大挙して応援に入る計画まである。しかし、延べ170人が応援に入ったのに惨敗した昨年12月の茨城県議選同様、国会議員が応援しても、ほとんど効果は期待できない。河村がモンスターのような候補者だというだけでなく、“脱小沢”しか能がなく、財務省のレールに乗って消費税増税に邁進(まいしん)する菅政権が市民から愛想を尽かされているのだからどうしようもない。

 2月6日の投票日までに小沢が強制起訴される可能性は高い。菅と岡田は、「名古屋と愛知で負けたのは、『政治とカネ』の影響があった」と、また言い訳するつもりだろうが、その理屈はもう通用しない。地方から「統一地方選が戦えない」の大合唱が起こり、国会議員の執行部突き上げが強まる。愛知の歴史的なダブル大惨敗で、菅政権崩壊は確実に早まる。


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10:56 from web
昨夜は深夜のサッカーを見ようと思った。外出から帰って、テレビの電源を入れたら「バチッ」と大きな音。購入してまだ数年なのに。隣からアナログテレビを借りて見た。今朝は積雪。ブログは⇒◆名古屋市長選、候補者のマニフェスト/河村「減税」の評価は⇒http://bit.ly/fL5uxi
by teratomo on Twitter

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 ここは、隣の岐阜県だけど、新聞やテレビでは愛知県知事選や名古屋市長選の報道が目に付く。
 やはり注目されている。
 おもしろい分析の記事もあるので、時々は切り抜く。
 インターネットでは、候補者の違いが分かる記事が欲しい。
 その観点では、中日新聞の名古屋市長選の4人の候補の比較のイラストが印象的。
 ここでは、文字を記録しておく。興味ある人はリンク先のイラストを・・・

 河村氏の「減税」には賛否両論があるので、それらも見ておく。
 私も、「ストレートな『減税』」には批判的な見解。

 ところで、昨夜は、深夜のサッカーを見ようと思った。
 外出から帰って、テレビの電源を入れたら
      「バチッ」と大きな音・・・
 まだ、購入して数年の「ビエラ」「42型」なんだけど・・・電源系のトラブルだろう・・・
 電源コードをはずして放置してからやり直してもダメ。
 
 近くにいる子に、使ってないテレビない?? と訊いて
 学生のとき下宿で使っていたというアナログテレビを借りてきた。
 小さい画面の、しかも、アナログ画面なので、なおさら「食い入るように」見た。

 ・・・最後の最後で、絵に描いたような素晴らしいシュートが決まった。
 ・・思わず・・・、テレビの前で、両手を挙げてバチバチたたいている自分に気が付いた。
    中学、高校とサッカーをやっていた私としては見たい場面。
 深夜、外は細かい雪が降りしきっていた。

 ・・・・今朝は、5センチほどの積雪。
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●【名古屋市長選・住民投票】 市長選・約束します(上) 福祉・教育
     中日 2011年1月26日
 名古屋市長選に立候補した4人は、それぞれ「マニフェスト」などとして政策集を発表している。福祉を、まちづくりをどうするのか。分野別に整理し、市の現状と合わせて3回にわたり紹介する。まずは福祉、医療、子育て、教育から。

 まずは、喫緊の課題となっている待機児童対策。保育所に入れない児童が市内で1700人を超えており、すべての候補者がその解消に言及している。

 「保育園を年4カ所増設する」というのは八田さん。公立の新設は1カ所で2億円近くかかるため、市の負担が1300万円で済む民間での整備も視野に入れる。杉山さんは、地下鉄駅の空きスペースを民間に保育施設として提供し、交通局の利益にもつなげる「一石二鳥」を強調する。

 子育て支援では石田さんが、「第3子以降の保育料の無料化を同時在園に限り第2子まで拡大する」。市によると、実現には7億2000万円が必要となる。

 児童虐待で具体的な提案をするのは杉山さん。市長ホットラインで相談に乗るとし、「いじめや虐待で死亡者が出たら責任を取って辞職する」と力む。

 子どもの医療費では石田さん、八田さん、河村さんが「中学生まで無料」を掲げた。市は2008年度までに小学生の入院と通院、中学生の入院医療費を無料にしており、政令市ではトップレベル。残る中学生の通院を無料にするには8億円弱が必要で、編成中の新年度予算案でも要求。前市長が公約しながらやり残した事業の一つだ。

 県とともに「教育・福祉王国をつくる」とうたう石田さんは、医療、介護、子育て、教育の分野で使える「サービス利用券」の交付を約束。中学生までの30人学級の実現は石田さんと八田さんが挙げている。

●市長選・約束します(中) 活性化策
       中日 2011年1月27日
 名古屋市長選に立候補した4人は、景気対策、文化・観光、都市基盤整備、防災・治安などの分野でどのような政策を掲げているのか。各候補者が発表した政策集を点検した。(右から届け出順)

 注目の景気対策。石田さんは「雇用を生み出す経済回復」を掲げ、中小企業の設備投資にかかる固定資産税の補助を公約。河村さんも「中小商店や企業への設備投資支援」を打ち出した。八田さんの「住宅リフォーム助成」は選挙戦の“目玉”でもあり「10億円の予算で150億円の経済効果を目指す」。杉山さんは「日本の医療技術を生かし、アジア圏から医療ツーリズムを呼び込む」と新たな観光産業の育成を狙う。

 個性が出たのは文化・観光。石田さんは「映画・映像産業の拠点化」。八田さんは市の予算総額の0・3%(32億円)に当たる文化予算を1%に増やすと約束した。杉山さんは、コスプレ文化と伝統芸能をともに振興する考えだ。河村さんは「街角で音楽が奏でられ、気軽に文化芸術にふれられるまち」を唱えた。

 都市基盤整備で重視する施策は「公共交通」と「マイカー」で真っ二つに。八田さんと杉山さんは、次世代型路面電車の導入や基幹バスの拡充を掲げた。一方、石田さんと河村さんは名古屋高速の値下げを打ち出した。

 防災・治安面への言及は八田さんだけ。東海地震は「いつ起きてもおかしくない」といわれるが、行政の備えは今のままで万全なのだろうか。

●市長選・約束します(下) 政治の形
      中日 2011年1月28日
◆議会との関係 主張多様
 最終回は、市長選と同時に行われる住民投票の主要テーマでもある市議会改革をはじめ、行財政改革や市民の政治参加のあり方などについてどのように考えるのか、4人の候補者の政策集から拾った。(上から届け出順)

 前職の河村たかしさんが主導した市議会の解散請求(リコール)で、運動の原動力となった議員報酬問題。条例では年1633万円と定められ、市議会は現在、4月までは月に20万円ずつ減らして、年換算では1400万円に削減しているが、河村さんは「議員報酬は市民の給与並みであるべきだ」と半減を提案する。

 八田ひろ子さんは「市民を入れた検討会議で決める」と市議会の立場を尊重。石田芳弘さんも同じ主張だ。さらに「議員が予算編成に取り組める仕組みをつくり、資質を向上させる」と独自の議会改革案も掲げる。杉山均さんは「各議員の仕事ぶりによって決める。外部評価制度を導入する」と主張、競輪や競馬などの組合議員の報酬廃止を約束している。

 行財政改革では、石田さんは民主党政権が導入した「事業仕分け」を市でも実施すると公約。八田さんは「大型公共事業の見直し」を提唱する。杉山さんは市長給与の400万円への減額が目玉だ。

 河村さんは知事候補と共通公約に掲げる「中京都構想」による二重行政の排除を訴えるが、石田さんと八田さんは「名古屋市の解体につながる」と批判している。

 住民の意見を行政に反映させる仕組みとして、河村さんは1期目にモデル実施した地域委員会の全市拡大を提唱。八田さんは「地域委員会の制度を住民参加で改善する」、石田さんは「まちづくり基本条例を定めて住民自治のルールを作る」と主張。杉山さんは「ボランティア活動をしやすい仕組みをつくる」と訴えている。

●2・6トリプル投票:名古屋市長選 マニフェスト検証/5 市民税10%減税
          毎日新聞 2011年1月29日 
 <愛知県知事選/名古屋市長選/住民投票>
 ◇「高コスト役所改革」VS「財源不足」「恩恵一部」
 河村たかし前名古屋市長(62)と市議会の対立の元となった市民税10%減税。河村氏は「強制的に減収を起こすことで、役所の高コスト構造を改めて、行財政改革をする」と主張。減税案を否決した議会に怒りの矛先を向ける。だが他の3候補は「財源不足」「金持ち優遇だ」と批判する。【高橋恵子】

 「河村市政になって確実に借金が増えた」。民主党や自民党県連などが推薦する石田芳弘氏(65)は市の財政状況を心配する。減税を実施した10年度(当初予算)の市債発行額は1233億円。残高は前年度から359億円増加した。石田氏は「借金を増やして減税するのはモラルハザード(倫理観の欠如)。値下げ競争を行政に持ち込めば子育てや介護などにしわ寄せが来る」と河村氏の減税政策に真っ向から反対する。

 共産党推薦の八田ひろ子氏(64)が批判するのは、河村氏の案が一律10%減税となっている点だ。非課税世帯に恩恵はない。市の試算によると、夫婦と子ども2人世帯の場合、世帯の年収300万円で年間の減税額は1400円。600万円だと1万3700円、1500万円は6万200円。八田氏は、個人市民税の減税に所得制限を設け、低所得者に手厚い「真の庶民減税」に見直すと主張する。

 杉山均氏(54)も「減税は市債を増やしただけ」とし、減税の代わりに「約100億円で市バス運賃を無料化する」と訴える。
 3候補の集中砲火を浴びる河村氏だが、10年度の161億円の減税による減収分は、185億円の効果をもたらした行財政改革で賄ったとし「来年度予算(財政局案)は起債を321億円減らすことになっている」と強調する。一律10%の定率減税になった理由も「国の法律で、累進性を採用すると違法になりかねない」と説明している。

 河村氏は減税する理由の一つに「納税者に感謝する政治」を挙げる。「権力者である徴税者が楽するのは駄目。1円でもお返しして、いい公共サービスをするのが政治の根本」と持論を語る。

==============
 ■名古屋市長選候補者の減税関連マニフェスト■(届け出順)
 ◇石田芳弘氏
 現在の財政状況から、減税は持続できない。医療、介護・福祉、教育に重点的に予算を使う

 ◇八田ひろ子氏
 庶民減税とし「金持ち減税」はやめる。国民健康保険料を引き下げる

 ◇杉山均氏
 市バスを無料化する。10%減税の半分以下の予算で実現できる

 ◇河村たかし氏
 市民税10%減税恒久化。10年度は161億円の減税分を185億円の行財政改革で賄った

●【名古屋の乱】 どうする名古屋(1)「なぜ立つか」 立候補予定者の討論会詳報
          中日 2011年1月19日
 23日に告示される名古屋市長選に向け、中日新聞社が16日に開いた立候補予定者の討論会では、民主党など推薦の元衆院議員石田芳弘氏(65)、同市議の杉山均氏(54)、現職の河村たかし氏(62)、共産党推薦の元参院議員八田ひろ子氏(64)の4人が激論を交わした。辞職して出直し市長選に出馬する河村氏の政策、政治手法や、市長と議会のあり方、名古屋の将来を切り開くための公約などを、4回にわたって詳報する。1回目のテーマは「なぜ立つか」。
 (司会は斎田太郎社会部長、発言順は毎回変わります)

◆決意の理由 
 -河村さんの突然の辞職で、前回市長選から2年たたないうちにまた市長選が行われる。この市長選は河村流の政策や手法の是非を問う選挙となる。今回の市長選に立候補を決意した理由は

 石田氏 話し合いの民主主義を取り戻したい。まず、議会での話し合いを取り戻すのが私の市長としての最初の仕事だ。

 杉山氏 子どもたちの未来が危ないと感じたのが立候補の一番の理由。私は民主党だった。石田さんも河村さんも民主党だった。今回の選挙は政党のあり方を問う選挙になる。

 河村氏 税金の使い道を自分で決める「民主主義発祥の地・名古屋」をやりたい。戦後、経済を急速に立て直すために役所と住民が「お上・下々の関係」を維持してきた。教育でも自分の意見を言うなという流れがあった。議員は指定席。家業になっているのが問題。

 八田氏 名古屋で生まれ育った。住民が安心、安定し、希望を持って暮らせる名古屋をつくりたい。これまで海上(かいしょ)の森や藤前干潟の保存活動を住民と一緒になってやってきた。政治に市民の声を生かすのが大事だ。

◆やりたいこと 
 -当選したら最初にやりたいことは
 石田氏 河村さんが減税を掲げるなら、私の政策の一丁目一番地は教育行政。学校だけでなく生涯学習のまちづくりを目指す。「街は生涯学習の最良の教室」というのが私の政治思想だ。

 杉山氏 市長になってすぐ、市バス無料化を実行する。一定の条件が必要だが、減税の5分の2の予算でできる。企業の交通費や市民の通勤通学の負担を軽減させることで経済の活性化を図る。

 河村氏 減税で、税金の使い道を自分で選択する民主主義を貫く。市民の自由を守る民主主義を名古屋から日本中に発信したい。

 八田氏 暮らしや景気を良くする名古屋ビジョンを提案している。地域経済が良くなり、子どもやお年寄りら、誰もが安心できる名古屋をつくりたい。

◆河村市政の評価
 -河村市政の評価は
 石田氏 河村さんの魅力は破壊力だと思う。既存の体制や議会の閉鎖性を破壊した功績は認める。だが、それを再生することは河村さんにはできず、限界がある。しかも、破壊の次がない。私は破壊の次の建設をしたい。議会で話し合うのが民主主義の大前提だ。
 財政論でいえば河村さんの提案した10%減税は持続不可能だ。どこかにしわ寄せが来て借金も確実に増えていく。ただ、税金の議論をできるように議会を目覚めさせたのは功績に違いない。河村市政は功罪相半ば。その陰の部分を再生させたい。

 杉山氏 今までの議会は議員同士が話し合うことはなかったが、河村市長になって議論できるようになった。市民も議会に関心を持った。議会解散請求の署名集めの際も、議会の問題に市民が積極的にかかわっていた。
 ただ、政治手法は問題。もっと議会と議論すれば賛同を得られたのではないか。議員報酬もいきなり半減を唱え、議会が賛同できないものにした。
 徹底的に無駄遣いをなくした上での減税には賛成するが、行政改革が半ばのまま減税すると借金だけが残る。続けるのは危険だ。

 -河村さんには自己評価や、やり残したことを聞きたい
 河村氏 自己評価は83点。あとの17点は見果てぬ夢だ。できなかったことは主権在民三部作。つまり、10%減税の継続、地域委員会の全市への拡大、議員の非家業化のための議員報酬800万円化。破壊したと言われるが、私は破壊していない。建設的な提案もしているが議会で通らない。市役所が子どもやお年寄りの悲鳴に耳を澄ます必要を強く感じた。市役所ができることは多くある。
 市民の自由を獲得するのは難しい。今は、民主主義の扉を開く生みの苦しみの中だ。

 八田氏 市民の声を聞かない政治を変えてほしいと前の市長選で河村さんを選んだが、今度は河村さんが民主主義を壊していることに市民が気付いた。
 金持ち減税ゼロと言いながら、実際金持ち減税をして福祉を削っている。保育料値上げを進めようとしたが、母親が署名運動をして止めることができた。声を上げれば政治を動かすことができることに住民が気づいた。
 庶民の負担を軽減して、地域にお金を回して暮らしを良くしなければならないことが分かった1年9カ月だった。

●【地方異変シリーズ2・名古屋の選択】 (上)賛否分かれる「減税」
          産経 2011.1.15 22:03
 名古屋市長、河村たかしのすっかり形の崩れた「どた靴」。それを苦々しい表情で見つめる男がいた。自民党名古屋市議団の重鎮、桜井治幸だ。

 昨秋、名古屋市内で開かれたパーティー。地元名士が名古屋にある外国公館の関係者とワイングラスを交わしていた。

 約200人を前にマイクを握ったスーツ姿の河村は、どた靴のままエルビス・プレスリーを熱唱した。

 「TPO(時と場合)をわきまえろ」。桜井は、その言葉をのみ込んだ。

 河村の政治スタイル。それを桜井は「意識的に権威を否定するようなことをやるんだ」と語る。

 河村が地方自治の世界に投じた「一石」の波紋は大きかった。

 平成21年4月の市長選で初当選すると、恒久的な市民税減税にこだわった。

 納税者1人当たり、平均で年1万4千円。法人なら1社平均で年7万8千円の減税。こうした減税に前例がないと聞けば、その大胆さは分かる。

 反発も大きい。

 市議会とは2年近くも対立を続け、その結末、2月6日の愛知県知事選には、名古屋市長選、名古屋市議会解散の是非を問う住民投票が加わった。「トリプル投票」は17日の住民投票告示で幕を上げる。

 7日、名古屋市内で街頭演説した政権与党、民主党幹事長の岡田克也は、河村に対抗心をむき出しにして「民主党は縁を切った」と宣言をした。

 さらに岡田は言った。

 「減税は人気取りだ」

市議会の解散請求を自ら仕掛け、市長も辞職して、出直し市長選に乗りだし、愛知県知事選には、自民党衆院議員だった大村秀章を担ぎ出すという荒業を続ける河村。

 すべての出発点は、前代未聞の市民税減税だった。
 

 名古屋市長、河村たかしの市民税減税は思い付きではない。

 愛知県の名門、県立旭丘高校の同級生で、現在千葉県松戸市長を務める本郷谷健次は振り返る。

 「河村は平成17年の市長選にも出ようとしたが、その時のマニフェスト(公約)にも入っていた」

 出馬前の21年2月には、当時衆院議員だった河村が国会で質問している。

 河村「減税は可能か」

 政府「条例で定めることにより可能」

 河村「名古屋でやると日本初になるか」

 政府「20年間調べたが、そうした自治体はない」

 減税をする市長がこれまで現れなかったのは、自治体の起債の面で、国が制限をかけていたためだ。

 自治体に課税自主権はあるが制約があった。「独自減税するほど財政に余力があるなら、起債(借金)の必要はないはず」というのが国の論理。市民税は全国一律の税率で、事実上、国はこれを下回った自治体の起債を禁じていた。

 地方債がなければ自治体経営は回らない。名古屋の市債発行残高は、市税収入の3倍近い1兆8千億円に達している。

 ところが、18年に国が地方自治の拡充を目指し、自治体の起債要件を緩和したことで、「河村減税」は可能になった。

 河村には原点がある。

 一橋大を出て家業の古紙回収業者「河村商事」に住み込んだ。挑戦した司法試験は9回失敗、昭和58年、県議選に挑戦したが、これも落選した。

 この時、県議の高額な給与を知り愕(がく)然(ぜん)とした。「議員はたいした仕事もせずに税金で高禄をはんでいる」

 議員報酬削減を含め行財政改革を断行する。浮いたカネは本来の所有者、有権者に戻す-。屈折した感はあるものの、河村が減税を「リベンジ」と表現するのには、そんな背景がある。

 当然、河村は減税とセットで市議会議員定数の大幅削減を打ち出し、市議の感情を逆なでした。市内部でも無駄削減に乗り出した。

 河村の減税論は批判の的になることが多い。

 「減税しながら起債するのは、将来への負担先送りだ」「他地域から集めた交付税を国からもらっておいて、自分だけ減税か」

 河村は反論する。

 「まず減税しないと本当の行革はできない」「法人市民税減税で企業を名古屋に呼び込むことができる」

 そしてこういう。

 「税金の議論は住民自治の基本だ」

 減税を恒久化しようとした河村の条例案は昨年12月の市議会で否決されたが、反対していた自民が今回は賛成に回った。議会解散へのリコールも、逆転で住民投票にたどりついた。

 流れは河村に向かいつつあるのか?

 市議会にはまだ、こんな笑い声が続く。

 「とはいっても、どうせできっこない。そのうちに泣き付いてくるだろう」

 その声に河村は答える。

 「民意が反対なら、自分は政治生命を失う」


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07:52 from web
選挙というのは、立候補の決意を固めるのが直前になる人がいるもの。そこで、1年間かけての講座とは別に、いつも「直前講座」も開いている。転送歓迎。その案内のブログは⇒◆「市民派議員になるための選挙直前講座」/ 2月12日、3月5日の2回連続⇒http://bit.ly/eFNZyN
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 昨年の夏から、「2011年4月の統一地方選挙」の前年恒例の「選挙講座」を続けてきた。
 それ以前には、「2年連続」で開催したこともある。
 今年度は「5回」で終えた。
     2011年1月9日 ⇒ ◆選挙講座は最終回です

 とはいえ、選挙というのは、立候補の決意を固めるのが直前になる人がいるのも経験的な事実。
 そこで、たいてい、いつも、1年間かけての講座とは別に
 「直前講座」も開いている。

 今回は、内部的なMLに流したこと、さりげなくブログに載せた程度の宣伝をしただけ。

 それではいけないので、数日前から一部の新聞に案内程度に出た。
 だから、電話での問い合わせもかかり始めている。
    (説明する役割は私ではなく、つれあい)

 今回の直前講座は、顔ぶれを見て内容を最終的に決めようということで、示せるスケジュールはまだない。

 とりあえず、「参加しようか、どうしようか」というイメージを持ってもらう参考として、
 4年前の「統一地方選の直前講座」の内容・スケジュールをこのブログのエントリーの最後にリンク・転記しておく。

 その今回の講座、といっても もう再来週なんだけど、
 2月12日(土)に開催。
     次は3月5日(土)。

 この講座の案内を以下のようにつれあいブログから転載しておく。
 転載、転送は大歓迎。

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 つれあいのブログ ⇒ 2011-01-26 10:10:52 から転載 ↓

2.12&3.5「勝てる選挙!市民派議員になるための選挙直前講座」(全2回)開催します


 今年は、4月に統一自治体選挙があるので、
2月12日(土),3月5日(土)に「む・しネット」主催で、
市民型選挙の「直前講座」(全2回)を開催します。

選挙に立候補する決心をしたけれど、選挙講座が終わってしまって
もう間に合わないと思っている方、選挙に向けて政治活動をしているけれど
ノウハウを確認したい方、のための集中講座として企画しました。
この選挙直前講座は、4年に一度の統一自治体選挙の年にやっていて、
2003年、2007年に続いて今回が3回目。
準備が遅れている方に、一気に追いついて当選を目指していただくという企画です。

泊りの講座だと、この時期の候補者は日程の調整がしにくいと思い、土曜日の
午後~夜の、通しで6時間の講座にしました。
基本的に全二回の連続講座ですが、2月に間に合わなかった方に限って、
「3月だけ」でも受け入れます。

今年度の5回連続講座は、「女性限定」でしたが、直前講座は性別を問いません。
参加を希望される方は、「参加条件、参加のルール、参加費」などを、みどりまでお問合せください。

(以下転送、転載歓迎)
★「勝てる選挙!市民派議員になるための選挙直前講座」

日時:2011年 2月12日(土),3月5日(土)の2回連続講座
会場:名古屋市・ウイルあいち/会議室7

◇ 開 催:13時30分から19時30分

◇ 講 師:寺町みどり『市民派議員になるための本』著者。「む・しネット」事務局
      寺町ともまさ 岐阜県山県市議会議員、市民活動家

◇ 対 象:無党派・市民派の立候補予定者=参加者は所定の誓約書を提出
      保守系および政党・組織関係者、政党系会派所属議員は除く

◇ 主 催:女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク(む・しネット) 
◎ 問合せ:寺町みどり(TEL 0581-22-4989)
  担当スタッフ:小川まみ
  
※参加を希望される方は、まず電話で問い合わせてください。
※「無党派・市民派の立候補予定者」であることは、参加の最低限の条件なので、ここをクリアできない方は、対象外です。
※会費:誓約書お送りいただき、参加が決定してから、選挙講座受講者として「会費として1万円」を事前にお送りいただきます。
 

前回4年前の2007年1月の選挙直前講座の様子、
講座参加者の市民型選挙の実践報告は、以下を参考にしてください。

☆市民型選挙集中セミナーPart1「勝てる選挙~市民型選挙の手法」
   ⇒  『む・しの音通信』59号(2007年1月30日発行)

☆07統一自治体選挙特集《わたしの市民型選挙》
  ⇒ 『む・しの音通信』No.60  2007年5月9日発行

★寺町みどりのwebページ(『む・しの音通信』)
   ⇒  寺町みどりのwebページ

以下のブログには、『市民派議員になるための本』の
第一部「市民と自治」から第二部「勝てる選挙」9章までがアップしてあります。
  寺町みどりのブログ ⇒ 寺町みどりのブログ midorinet.exblog.jp 


4年前の「統一地方選の直前講座」の内容は、以下・・・
 ●2007年1月15日ブログ ⇒  ◆4月は統一地方選。直前の選挙講座。2回シリーズ  から

◆4月は統一地方選。直前の選挙講座。2回シリーズ

 統一選直前~選挙集中セミナー★開催のお知らせ(転送・転載歓迎)


 議会は行政のチェック機関といわれます。しかし、その機能が低下しているともいわれます。

 かつて、公費=税金を使っての議員の野球大会が盛んでしたが、全国的に住民訴訟の裁判にかけられて、数年前、最高裁から「公務性」を否定されました。

 海外視察についても厳しい意見や訴訟があります。いまだに続けている議会がある一方、やめた議会も。ここ山県市の合併前の高富町議会も、批判でやめました。やめた理由は、ある年「参加希望がなかったから、予算執行しなかった」。次の年からは予算計上もしていません。

 議会の会派や議員個人への「政務調査費」は、裏報酬、二重報酬ともいわれ、いま、全国で裁判がたくさん行われています。ここ山県市は、合併後に政務調査費支給の条例を制定。私は領収書なども添付することを義務付けにすべきと主張しましたが、大多数が「領収書など不要」という立場で、多数決で骨抜きの条例が制定されました。納得できない私は、この状態では議会として市民に説明できないと、自らの調査費を請求していません。

 昨年12月議会で、首長や議員の選挙の時のポスターや車代などを税金で負担する制度のことを質問しました。市長は、基本的に現状肯定。しかし、今年4月には市長選挙もあります。制度をやめる、つまり、条例廃止には、もう時間がないからと、地方自治法第74条で定める直接請求の方法で行くことにしました。1ヶ月間に有権者の50分の1の署名をつけて請求するもの。

 今日15日午後1時半に請求代表者証明書という書類を市に出して、手続きを開始します。このことは、改めて紹介します。

 ところで、昨年も続けていた、市民派議員を増やす講座。
 今年4月の統一選挙を前に、2回に限定して、行うことになりました。
 これから思い立って、出ようという人、どうぞ。3ヶ月あれば、まだ間に合います。


あなたも「市民派議員」になろう!
   ~勝てる選挙・「市民型選挙」のノウハウ」

 「む・しネット」は、今年4月の統一自治体選挙に向けて、立候補を決めたばかりでまだ準備ができていない人、準備が遅れている人、準備をしてきて再点検したい人のために、「統一選直前~選挙集中セミナー」を開催します。

 政治の現場で、行政や議会の意思決定に、市民の納得できる政策や意見を反映させること、そのためには、政党や団体に依存しない市民型選挙を行ってこそ役割が果たせます。
 そんな市民派議員や首長を増やすための実践的な選挙講座です。

 「ジバン・カンバン・カバン」のない(を使わない)市民的なスタンスから立候補して当選するためには、法律や手法をよく知り「政策とイメージを、候補者のメッセージとして、的確かつ効果的に有権者に伝えること」が不可欠です。
 4月の選挙本番を控えて、候補者は今から、何をするのか、何が出来るのか、何をしなければいけないのか・・・・

 「市民型選挙」のノウハウとスキルを伝えるための2回連続の「選挙集中セミナー」です。
 参加を希望される方は、寺町みどりまでお問い合わせください。

★統一選直前~選挙集中セミナー★
  ~あなたも「市民派議員」になろう!~
     勝てる選挙・「市民型選挙」のノウハウ」

★ Part1:2007年1月20日(土)13~20時
★ Part2:2007年2月24日(土)13~20時
★ 【会場】名古屋/ウイルあいち・視聴覚ルーム
【講師】寺町みどり&ともまさ

講師プロフィール
●寺町みどり :「む・しネット」事務局
 著書に『市民派議員になるための本』(寺町みどり著/上野千鶴子プロデュース/学陽書房)、
『市民政治を実現するための本』(上野千鶴子・寺町みどり・ごとう尚子共編著/コモンズ) 
 みどりの一期一会

●寺町知正:岐阜県山県市議会議員
 くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク事務局
  寺町のWebページ

《対象》無党派・市民派の立候補予定者およびそのスタッフ
    (新人もしくは現職。政党関係者は除く)

参加費: 会員 5千円・会員外1万円/一講座

主催:「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」
   (「む・しネット」blog)
お問い合わせおよび連絡先:tel0581-22-4989(寺町みどり)
担当スタッフ・tel0594-31-6641(小川まみ)

●1月と2月の通しでの参加を原則としています。
●参加を希望される方、詳細については、寺町みどりまで、
 必ず電話(tel0581-22-4989)でお問い合わせください。
●会員以外の初参加の方は、申し込みの前に、所定の「誓約書」提出が必要です。

《内容および日程》
★Part1:1月20日(土)13~20時
 「告示日までにすること~政治活動の手法&選挙の準備行為」

13:00~ はじめに (説明および自己紹介)

セッション(1) 13:15~15:15
     ・選挙の仕方が議員のスタイルを決める
     ・政治活動と選挙運動の違い
     ・「公選法」とは何か? ~違反になること、ならないこと

セッション(2) 15:30~17:30
     ・政策・公約とはなにか~メッセージをどう届けるか
      /リーフ・ニュースの作り方・配り方
     ・選挙はがきの作り方、使い方
     ・ネット利用の仕方 できること・できないこと

セッション(3) 17:45~19:45
     ・当選するために必要な要素 あなたの選挙の現状分析
     ・演説の仕方 話し言葉のメッセージのコツ

まとめ  19:45~20:00

◆オプション講座 1月21日(日)9:00~14:00(希望者のみ)

★Part2
2月24日(土)13~20時
「いよいよ選挙。告示日から投票日まで~選挙運動の手法」
 
13:00~ はじめに (説明および自己紹介)

セッション(1) 13:15~15:15
     ・告示日までに準備すること~選挙の流れを理解する
     ・選挙でできること、できないこと 公選法上の留意点

セッション(2) 15:30~17:30
     ・選挙チームの考え方 ヒトとモノのうごかし方
     ・当選するために必要な要素 あなたの選挙の現状分析

セッション(3) 17:45~19:45
     ・選挙カーの具体的な回し方のコツ
     ・本番の街頭演説の基本とスキル

まとめ  19:45~20:00

◆オプション講座2月25日(日)9:00~14:00(希望者のみ)
__________________________
●【選挙オプション講座とは】
 いずれも翌日曜日は、集中セミナー参加者のための【選挙オプション講座】。
 立候補予定者およびスタッフが個別の選挙で抱えている問題について、具体的にアドバイスします。
 ★前日のセミナーに参加した人なら、だれでも参加できます。
 ★参加を希望される方は、担当スタッフの小川まみさんまで連絡してください。
 ★参加者は、個別の選挙で解決したい問題を、事前に課題として提出。


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07:03 from web
菅・第二次改造内閣。国会の本会議では、かみ合っていない議論とか、「(他党の協力を期待する)思惑がらみの答弁」とかが特徴的。でも、最近は、「政府インターネットテレビ」の視聴が増加、パンク寸前とも。理由は・・今朝のブログは⇒◆内閣改造⇒http://bit.ly/hYuC5c
by teratomo on Twitter

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 パッとしないままに立ち上がった菅・第二次改造内閣。
 内閣が発足したことを「官邸」のWebページでみておく。
 1月24日の 「菅内閣総理大臣施政方針演説」にもリンク。
 一部は抜粋。

 ここ連日は、国会の本会議の中継などもテレビやニュースで流されている。
 かみ合っていない議論とか、「(他党の協力を期待する)思惑がらみの答弁」とか特徴的な今の政権。

 なお、最近は、「政府インターネットテレビ」の視聴が増加、パンク寸前とも書かれているので、そのページにもリンク。
 
 ともかく、支持率の動向もみておく。小幅な上昇程度。
 
 ところで、こちら、今日10時からは、山県市の臨時議会。
 「粛々と臨む」議案。
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● 菅第ニ次改造内閣の発足 / 平成23年1月14日
 平成23年1月14日、菅総理は内閣改造を行い、菅第ニ次改造内閣が発足しました。


 午前の閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、午後、新任された枝野幸男内閣官房長官が新閣僚名簿を発表しました。その後、宮中において新閣僚の認証式が行われ、正式に菅第ニ次改造内閣が発足しました。
 続いて、総理大臣官邸に戻り、記者会見を行いました。その後、初閣議を開催し、菅第ニ次改造内閣の基本方針を決定し、記念撮影に臨みました。

●第177回国会における菅内閣総理大臣施政方針演説
   平成23年1月24日(月)


 トップ  > 菅総理の演説・記者会見等
第177回国会における菅内閣総理大臣施政方針演説
平成23年1月24日(月)
政府インターネットテレビ
全文 PDF版 [273KB]
 
一 はじめに
 発足から半年、私の内閣は、元気な日本の復活を目指し、「経済」「社会保障」「財政」の一体的強化に全力で取り組んでまいりました。これを推し進めた先に、どのような国をつくっていくのか。そのために国政はどうあるべきか。本日は、改めて、私の考えを国民の皆様、そして国会議員の皆さんに申し上げます。
 私が掲げる国づくりの理念、それは、「平成の開国」、「最小不幸社会の実現」、そして「不条理をただす政治」の三つです。変化の時代の真っ直中にあって、世界中が新しい時代を生き抜くにはどうすればよいか模索しています。日本だけが、経済の閉塞、社会の不安にもがいている訳にはいかないのです。現実を冷静に見つめ、内向きの姿勢や従来の固定観念から脱却する。そして、勢いを増すアジアの成長を我が国に取り込み、国際社会と繁栄を共にする新しい公式を見付け出す。また、社会構造の変化の中で、この国に暮らす幸せの形を描く。今年こそ、こうした国づくりに向け舵を切る。私のこの決意の中身を、これから説明いたします。

二 平成の開国 ―第一の国づくりの理念―
 (包括的な経済連携の推進)
 (農林漁業の再生)
 (国会における議論の提案)
 (開国を成長と雇用につなげる新成長戦略の実践)
 
三 最小不幸社会の実現 ―第二の国づくりの理念―
 (雇用対策の推進)
 (社会保障の充実)
 (社会保障制度改革の進め方)
 (国民参加の議論に向けた提案)
 (生き生きと暮らせる社会の形成)
 (「新しい公共」の推進)
 
四 不条理をただす政治 ―第三の国づくりの理念―
 (特命チームによる不条理の解消)
(「社会的孤立」の問題への取組)
 (政治改革の推進)

五 地域主権改革の推進と行政刷新の強化・徹底
(地域主権改革の推進)
 (行政刷新の強化・徹底)
 
六 平和創造に能動的に取り組む外交・安全保障政策
 (日米同盟の深化)
 (沖縄の振興強化と基地負担軽減)
 (アジア太平洋諸国との関係強化)
 (欧州・中南米諸国との関係強化)
 (北朝鮮)
 (平和創造に向けた貢献)
 (防衛力や海上保安の強化)

七 結び
 本日、国会が開会しました。この国会では、来年度予算と関連法案を成立させ、早期のデフレ脱却により、国民の皆様に安心と活気を届けなければなりません。また、前国会では、郵政改革法案や地球温暖化対策基本法案、日韓図書協定など、残念ながら、多くの法案・条約が廃案や継続審議となりました。これらの法案などについても十分な審議をお願いすることとなります。
 国民の皆様は、国会に何を期待しているのでしょうか。今の危機を脱し、将来の日本をどう築いていくのか、建設的に議論することを求めていると思います。先送りせず、結論を出すことを求めていると思います。国会質疑や党首討論を通じ、その期待に応えようではありませんか。今度こそ、熟議の国会となるよう、国会議員の皆さんに呼びかけ、私の施政方針演説といたします。


●    衆議院TV
平成23年1月20日の議院運営委員会理事会において、
審議映像の公開期間(1年間)が改正され、第174回国会
の審議映像から継続して公開することになりました。



このビデオライブラリは、国会審議テレビ中継で収録した音声と映像をそのまま提供しています。
(第174回国会〔2010年1月18日〕以降のものを継続して提供)


●回線パンク寸前、国会のネット中継にアクセス急増 有権者の関心は「失言・カネ」
    news.searchina 2011/01/23(日) 13:12
  「カネ」・「失言」の激しい応酬にアクセス急増
  ここのところ、インターネットの国会中継を見る人が増えているという。特に「政治とカネ」や、閣僚の失言について、野党が激しく追及した際は、アクセスが急増する。新聞やテレビといた、既存メディアに物足りなさを感じるネットユーザーを中心に、視聴者が増えているようだ。

  実際、昨年、11月18日の国会で、仙谷由人官房長官(当時)の「自衛隊は暴力装置」発言や、柳田稔法相(当時)の「二つの言葉だけ」発言問題を、自民党の世耕弘成氏や丸川珠代氏らが追及した際は、国会をネット中継する回線が、パンク寸前になるほどアクセスが増加した。

  ツイッターやブログから国会情報を収集か
  国会のネット中継のアクセス数は、2009年が衆院で年間約379万件、参院で約205万件だったのに対し、2010年は11月末の時点で、衆院が1.6倍の約602万件、参院にいたっては3.8倍の約769万件と急増している。特に質問者と応答者が、激しい答弁を繰り広げた場合、ライブ・ビデオともにアクセスが増えるという。

  特に、民主党議員の「政治とカネ」、「失言問題」を野党のが激しく追及した際にアクセスが増加する傾向がある。衆参両院の事務局は「どの情報を元にアクセスするのかわからない」と回答している。
  一方、民主党の有田芳生氏はツイッターやブログなど、ネット上の情報をもとにアクセスしているのではと、分析。

実際、有田氏が「質疑についてブログに書きました」と、ツイッターでつぶやくと、直後から有田氏のブログにアクセスが急増し、「国会質疑をネットで見た」という書き込みもあるという。(情報提供:ネット選挙ドットコム)

●内閣支持が32%に上昇 小沢氏「議員辞職を」58%
     中日 2011年1月16日 朝刊
 ◆全国世論調査
 共同通信社が菅再改造内閣の発足を受け14、15両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、内閣支持率は32・2%と先月下旬の前回調査から8・6ポイント上昇。政治資金規正法違反罪で強制起訴される小沢一郎民主党元代表に58・7%が議員辞職を要求し、22・4%が離党すべきだと答えた。消費税率引き上げに賛成は54・3%で、反対の43・3%を上回った。

 民主党支持率は前回20・6%から22・7%へアップ、前回の24・6%から24・1%に微減の自民党支持率に接近した。内閣不支持は前回より13・1ポイント減の53・9%。

 参院で問責決議を受けた仙谷由人前官房長官と馬淵澄夫前国土交通相を交代させた人事を評価したのは55・2%で、評価しないとの回答は32・8%。閣僚の一部刷新が一定の評価を得た形だ。ただ、たちあがれ日本を離党して経済財政担当相に起用された与謝野馨氏に期待するとしたのは44・9%、期待しないは48・2%だった。

 すべての物品関税を原則撤廃する環太平洋連携協定(TPP)に参加した方がよいは56・9%に達し、参加しない方がよいの25・4%を大きく上回った。

 菅再改造内閣が優先して取り組むべき課題(2つまで回答)については景気・雇用対策が53・3%でトップ。次いで年金制度改革など社会保障35・1%、税金の無駄遣い一掃など行財政改革29・2%、財政再建15・5%-の順だった。

 小沢元代表に関し、離党も議員辞職もしなくてよいとの回答は14・2%にすぎなかった。

●「支持率上がらない」「統一選追い風ならず」 地方議員、ため息といらだち
         サンケイ 2011.1.14 21:15
 4月の統一地方選に向け走り出している全国の地方議員たちは14日、改造内閣の顔ぶれを見て「これでは…」。ため息といらだちが広がった。

 官房長官に就任した枝野幸男氏の地元、埼玉県議選に出馬する民主の現職県議は「これで支持率が一気に上がるほど甘くはない。今朝も駅頭で『民主党は何をやっているんだ』と厳しい言葉をいただいた」。県議選に民主公認で出馬予定の新人も「支持率が大きく変わることはないだろうし、統一選への影響もほとんどないのでは」と“追い風”はあきらめた様子だった。

 参院民主のドン、輿石東議員の出身県、山梨の民主県連は「この布陣では支持率は好転しないだろう。昨夏の参院選で負けた幹事長が官房長官に返り咲いたり与謝野馨さんを閣僚にしたり…。党の人材難を天下にさらしたようなものだ」(役員の一人)と嘆き節。

 一方、千葉県の民主県連は県議選での過半数獲得を目指して擁立を進めたものの、目標に届かなかった。出馬予定の高木衛県議は「これで状況が変わるとは思っていない。これまで同様、地元の会合に顔を出し、どぶ板選挙で正々堂々とやるのみだ」と淡々と話す。

 強制起訴が迫る小沢一郎民主党元代表のおひざ元、岩手県で自民党から5選を目指す千葉伝県議は「政治の閉塞(へいそく)感を打開するには内閣改造より小沢氏の『政治とカネ』の問題に決着をつけるのが先決だ。説明不足で離党は当然。議員辞職もあり得る」と突き放した。

●民主、厳しい受け止め=「与謝野氏入閣が影響」-内閣支持率微増
時事(2011/01/17-20:31)
 報道各社の世論調査で菅再改造内閣の支持率が小幅の増加にとどまったことについて、民主党内では厳しく受け止める空気が強い。菅直人首相は「最強の体制」をつくると意気込んでいたが、政権浮揚にはつながらなかった。野党の攻勢にさらされる国会中は支持率が下がる傾向にあり、政権の先行きを懸念する声も漏れる。

 「内閣としてやるべきことをやり、実行する。それに全てが懸かっている」。菅直人首相は17日夜、首相官邸で支持率について聞かれ、気を引き締めた。岡田克也幹事長は記者会見で「10ポイントも上がるとびっくりする。このくらいがスタートとしていい」と冷静に分析し、「これからじりじり上がることを期待したい」と述べた。
 菅再改造内閣の発足直後の世論調査結果によると、内閣支持率はおおむね30%前後で、前回調査と比べそれぞれ1桁の伸びにとどまった。参院選惨敗、首相の党代表再選を受けた昨年9月の内閣改造後の各社の支持率が60%前後だったのと対照的だ。党幹部の一人は「大きな期待につながらなかった」と落胆の表情を浮かべた。

 支持率の小幅回復の分析として、改造が小規模だったことや、自民党時代から民主党の政策を批判し、消費税率引き上げを唱えてきた与謝野馨経済財政担当相の入閣が影響したとの見方が出ている。ある中堅議員は「消費税増税が持論の与謝野氏を入れるのはマイナスでしかない」と述べ、小沢一郎元代表に近い議員も「自民党にいた人を入閣させるのなら、何のために政権交代をしたのか」と指摘した。

 岡田氏は「与謝野氏が力量を発揮すれば、国民の見方も変わってくる」と期待感を示すが、こうした見方は少数だ。野党が24日召集の通常国会で、追及の照準を与謝野氏に合わせているからだ。過去の発言と矛盾する答弁をすれば、その都度審議が紛糾しかねない。国対幹部は「国会が始まれば10ポイントくらいは簡単に下がる」と語った。

◇改造後の新聞各社の内閣支持率
   支持          不支持
朝日 26%(5ポイント増) 54%(6ポイント減)
毎日 29%(5ポイント増) 49%(7ポイント減)
読売 34%(9ポイント増) 55%(10ポイント減)
日経 31%(5ポイント増) 60%(5ポイント減)
(カッコ内は前回調査比)

●与謝野氏起用「評価しない」50% 朝日新聞世論調査
       朝日 2011年1月17日0時30分
 朝日新聞社が15、16日に実施した全国定例世論調査(電話)によると、菅直人内閣の支持率は26%で、昨年12月の前回調査の21%からやや増えた。不支持率は54%(前回60%)。内閣改造で、社会保障と税の「一体改革担当相」に与謝野馨氏を起用した人事に対しては「評価しない」が50%に達し、「評価する」の31%を大きく上回った。

世論調査―質問と回答〈1月15、16日実施〉
 菅首相に「期待する」との意見は前回とほぼ同じ35%で、内閣改造による政権浮揚効果はいま一つのようだ。

 参院で問責決議を受け、去就が焦点となっていた仙谷由人官房長官の交代については「評価する」が47%で「評価しない」の34%を上回る。後任の官房長官に枝野幸男氏を起用した人事は「評価する」41%、「評価しない」39%と見方が分かれた。

 改造の目玉人事である与謝野氏の起用は、民主支持層で「評価する」51%、「評価しない」36%なのに対し、与謝野氏がかつて所属した自民の支持層では24%対64%と「評価しない」が多数を占めた。

 一方、菅首相が「社会保障とその財源について議論し、6月までに方向性を示したい」と述べ、消費税引き上げの議論に積極的であることを紹介したうえで、それに対する首相の姿勢を聞いた質問では「評価しない」48%が「評価する」39%を上回った。

 民主支持層では「評価する」が56%、「評価しない」が35%。これに対し、自民支持層では「評価しない」が52%と多いものの、「評価する」も40%に上る。自民支持層の内閣支持が8%しかないことを考えると、かなりの割合で社会保障と税の一体改革に限っては理解を示している、ともいえる。

 菅首相は一体改革を超党派で議論しようとして与謝野氏を起用したが、首相の社会保障・消費税引き上げの議論への姿勢を評価するという人の中でも、与謝野氏の起用については「評価する」42%、「評価しない」45%で意見が分かれた。

 また菅首相は、社会保障と税の一体改革と並んで環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加に意欲を示している。これに関連して、農産物の関税を大幅に引き下げ、貿易の自由化を一層進めることの賛否を聞いたところ、「賛成」が41%、「反対」が39%だった。

●内閣支持率微増/「改革」に半信半疑の世論
        河北 2011年01月18日火曜日
 支持率が上がったとはいっても、微増。「ご祝儀相場」には程遠い。世論はとりあえず様子見というところか。菅直人首相にとっては、めでたさも中くらいの内閣再改造である。

 共同通信社が実施した緊急電話世論調査によると、内閣支持率は32.2%と先月下旬の前回調査から8.6ポイント上昇した。新聞各紙の調査結果もほぼ同傾向で、数ポイントの改善、支持率は30%前後に張り付いた。

 共同の調査結果は、30%を割り込む「危険水域」から脱したという点で首相には朗報に違いない。だが改造効果は限定的で、党内外で倒閣の動きがくすぶる。24日に召集される通常国会は波乱含みの展開となる。
・・・・略・・・

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 昨夜、NHK教育テレビの「福祉ネットワーク」を見た。
 「キラキラ40 夫が“切れる”とき(1)妻に言えない男の苦悩」。
 出演は、「信田さよ子」さんだった。
 ここ、山県市の出身。今は売れっ子のカウンセラー。

 昨年秋は、ここの教育委員会らが呼んで講演会があった。
 (2010年11月20日ブログ⇒ ◆信田さよ子講演会「親と子の絆を考える」

 昨年の講演会では、
 こういう新しい仕事を大勢のスタッフでやっている、どうしても運営のために資金もいる、だから本も書く、あちこちにも行く、・・・そんな趣旨の話もあった記憶。

 「福祉ネットワーク」は、今夜も続きのテーマ。
 なんと「キラキラ40  『夫が“切れる”とき(2)暴力の悩み Q&A』 」

  今日、1月27日(木) 20時から20時29分まで。
   再放送は2月3日(木) 0時から0時29分

 なお、昨夜の番組の再放送は
    2月2日(水) 0時から0時29分

 ところで、先月12月の岐阜地裁での住民訴訟の判決、
 「支出は違法。だが、県への返還は必要なし」とヘンな負け方をした。
 名古屋高裁への「控訴理由書」提出、そろそろ期限になる。
 昨日、今日で骨格を作る予定。

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 ● 信田さよ子blog
  カウンセラーとしての日々の仕事から解放され、
  信田さよ子が自由に深夜の想念を綴るMidnight Blog

 ● 2011年01月25日 / NHK福祉ネットワーク
 26日、27日と二夜連続で、午後8時から放送の「福祉ネットワーク」(NHK教育)に出演する予定だ。

この番組のことを、個人的には「NHKの解放区」と心の中でひそかにつぶやいている。それほどまでにテーマが革新的であり、マイノリティや手のつけられていない問題に焦点が当てられている。

ディレクターの多くは女性で、彼女たちの熱心な取材と緻密な構成には頭が下がる。司会の町永さんは、同世代ということもありなぜかとっても気が合うのだ。

テーマはドメスティック・バイオレンスである。
きらきら40(フォーティ)シリーズの一環なので、40代に焦点を当てたDVである。

再放送は一週間後2月2日3日の12:00~12:29である。
お時間があればぜひ見てもらいたい。



 ●2011年1月26日(水)
   再放送:2月2日(水) 0時から0時29分

キラキラ40 夫が“切れる”とき(1)
       妻に言えない男の苦悩

      「福祉ネットワーク」(NHK教育)
40代女性の生き方を応援するキャンペーン「キラキラ40」。
今回のテーマは、「夫の暴力」。これまで「DV(ドメスティックバイオレンス)」というと、ごく限られた一部の夫婦の問題と受け止められていたが、平成20年の内閣府調査では、「肉体的、精神的な暴力にあった」女性は実に35%。さらにNHKネットクラブでの独自調査では、「40代から始まった」「40代から激しくなった」との声が数多く寄せられている。

なぜ40代の夫たちは、暴力をふるってしまうのか? 臨床心理士で、夫婦カウンセリングの第一人者である信田さよ子さんは、40代男性の置かれる"社会的状況"と"生育歴"に原因があると言う。
シリーズ、夫が"切れる"とき。

1日目は、夫から暴力を受けた女性はどのようなダメージを負うのか、そして、夫はなぜ暴力をふるってしまうのか、40代カップルの体験を通して、DVの実態とその背景を探る。

信田 さよ子さん(臨床心理士)
吉岡 俊介さん(産業カウンセラー)
藤井 彩子(NHKアナウンサー) 


【相談機関の紹介】
●今回の番組に関連したテーマとして、
「発達障害」、「子ども虐待」、「シングルマザー」、「里親」、「うつ」、「自殺」、「貧困」などの相談窓口の情報は、NHK福祉ポータル、「ハートネット」内の「お役立ち情報」に掲載されています。参照ください。
ハートネットホームページ 相談窓口のリンク集:http://www.nhk.or.jp/heart-net/topics/link.html

【VTRに出てくる 「男の非暴力グループワーク」】
メンズサポートルーム(別ウインドウ ※クリックするとNHKサイトを離れます)
http://www.geocities.co.jp/SweetHome/1026/jp-men-supportroom.html


 ●2011年1月27日(木) 20時から20時29分まで。
   再放送は2月3日(木) 0時から0時29分

キラキラ40 夫が“切れる”とき(2)
    暴力の悩み Q&A

 NHK福祉ネットワーク 

シリーズ 夫が“切れる”とき。
 2日目は、「身体的暴力」だけではなく、言葉による「心理的攻撃」や「性的強要」に苦しむ女性たちの悩みを紹介し、具体的な対処法について専門家が答える。


 ● ダイヤモンド・オンライン "DOL特別レポート 【第87回】 2010年9月27日
あなたも他人事ではない!
心を病む30~40代が急増中! 
カウンセラー歴40年のプロが明かす
「ある日突然、うつにならない方法」とは?
   ――15~80歳までのクライアントを持つ
       臨床心理士・信田さよ子氏 インタビュー

 職場、家庭などのストレスに悩まされている多くの現代ビジネスマンたち。ストレス過多となり、うつ病などの精神疾患に陥る人も少なくない。そうした状況に対して、原宿カウンセリングセンター所長で臨床心理士・カウンセラーの信田さよ子氏は、40年にわたり15~80歳の臨床現場に立ち会った経験から、「らくになること」「ふりまわされない」ことこそ、ストレスから解放される方法だと説いてきた。

 では、現代のビジネスマンたちは具体的にどうすれば周りにふりまわされずに生きることができるのだろうか。『ふりまわされない~会社、仕事、人間関係がらくになる7つの物語』(小社刊)を上梓したばかりの信田氏に、その処方箋を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 林恭子)

信田さよ子(のぶた・さよこ)
臨床心理士。原宿カウンセリングセンター所長。 お茶の水女子大学大学院修士課程修了。駒木野病院勤務、嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室室長を経て、1995年、原宿カウンセリングセンターを設立。アルコール依存症、摂食障害、DV、ひきこもり、子どもの虐待などに悩む人やその家族のカウンセリングを行う。クライエントは15~80歳まで、カウンセリング歴は40年を超える。著書に、『母が重くてたまらない』(春秋社)、『共依存・からめとる愛』(朝日新聞出版)、『父親再生』(NTT出版)ほか多数。

マニュアル世代だからこそ覚えてほしい
うつにならないコツ


――先日、「『心の病を抱える社員が増えた』という企業が4割超」(「読売新聞」8月31日付)という報道もあったように、職場における社員の心の問題が深刻になっています。なぜこうした状況が生まれてしまったのでしょうか。

 私自身、「昔と変わった」という印象はないんですよ。「心の病」に悩む方は以前からいましたから。ただ、いわゆる“マニュアル世代”が30代中盤~40代前半になり、「マニュアルどおりに進まないと自分が悪い」と自分を責めたり、落ち込んだりする人が増えつつあるように感じます。

 彼らは、大学受験などの影響で二者択一的思考があり、「成功するマニュアルを知りたい」「マニュアルどおりにできないと自分が悪い」という短絡的な回路に陥ってしまいがちです。安易な方法論を求めすぎではないでしょうか。

 大事なことは“正解”を求めることではなく、「自分がらくになれるかどうか」です。外に基準を置き、その“正解”に沿って行動するという発想ではなくて、基準を自分のなかに置くことが重要でしょう。「これが正しい」と思った方法どおりにやっても、うまくいく保証はありません。「安易なハウ・ツー路線」を捨てるべきです。

また、最近では企業の昇進試験などの内容が非常に高度化しています。筆記はもちろんのこと面接も高度になり、アメリカ式のビジネスパーソンモデルが40歳前後から徹底されています。いまの50歳以上の世代とはまったく違い、人事モデルがドラスティックに変わる境目にある、すごく難しい世代だといえるでしょう。

――「安易なハウ・ツー路線」に走るマニュアル世代をカウンセリングするとすれば、どうアドバイスしますか。

 いままでビジネスパーソンとして、「こうすべきだ」と思ってきた常識を転換すること。それができない限りは、どんなによい方法をとったとしても絶対にうまくいきません。「物事には正解があるはずだ」「真面目に取り組むべき」という考え方を捨て、余力を残して、できるだけいい加減にやる。それがうつにならないコツです。

 これほど心を病む人が増えてしまうと、結果的に一番損をするのは企業です。企業自身がいままでの人事管理を見直し、新たな方法を考えなければなりません。

男は人に相談できないもの
ツイッターこそ、“現代のシェルター”

――「心の病」になる人が増えているとはいえ、一方で心の病に縁のない人もいます。「うつになりやすい人」、「なりにくい人」の差はどんなところにあるのでしょうか。

 車の運転に例えると、「ハンドルの遊び」があるかどうかの差でしょうか。いつも追い越し車線に行って速く走りたがるような人は、リスクが高いといえます。

 ただ、そんな人にもリスクを軽減させる方法があります。それは、多方面に目を向けてマルチに行動することです。別の視点を持つことは、負荷を分散させることにつながるので、うつ予防法の1つになると思います。

 また、私たちはよく「AまたはB」という二項対立で物事を考えがちです。しかし、それでは選択をする際に苦しくなり、倒れてしまいます。ですから、すごくシンプルですが、3つ目の選択肢を持つことが重要です。パブリックでもプライベートでもない、第3の関係性を仕事と家庭の間につくるように心がけましょう。

 最近では、ツイッターが大流行していますが、すごく親しい友人を少数持つのではなく、浅く広い関係をつくることも、この時代における1つの予防策だと思います。ゆるい繋がりとポジティブな交流、体面の緊張がなく、クモの巣状に広がっていく関係の広がり。

 こうしたことが、精神的な窮屈感からの“シェルター”“安全地帯”になっていると思います。話せる場、自分の気持ちを語れる言葉を持つこと。それを体現化しているツイッターの流行は、時代の必然であり、時代の要請だったのではないでしょうか。

――とはいえ、30~40代のビジネスパーソンは、自分の悩みをなかなか相談できない人が多いように思います。

 女性は周りの人に相談することができますが、男性は感情を表現することがとても不器用です。喜怒哀楽を表に出すことはビジネスには無用であり、足を引っ張られると思い込んでいるように感じられます。

 本当に優れたビジネスパーソンなら、ビジネスの交渉の場においても、喜怒哀楽などの人間味をつけ加えられるのですが、それには相当な力が必要です。

 おそらく多くのビジネスパーソンのことを、「人に相談することは弱いことだ」「自分のことを自分でできなくてどうする」「こんなことを人に話したら依存ではないか」という常識や規範が縛っているのでしょう。しかし、そうした思考のままでは自滅していってしまいます。

「依存することは恥ずかしいこと」と思う方がいらっしゃいますが、依存の何が悪いのでしょうか。「依存」は、相手の力を上手に利用することで、実はとても高度なことです。また、人は誰しも他人の力を借りなければ生きていけません。ですから、依存はずるいことでも、ちっとも恥ずかしいことではありません。彼らの考え方が少しでもそのように変わってもらえるとうれしいですね。

なぜ、「気持ち」を変えるのでなく、
「行動」を変えるのか?


――先ほどから、「常識を取っ払え」「らくになれ」とおっしゃっていますが、そうなりたくても実際には、「常識を取っ払ってらくになる」のは難しいように思います。そういうときはどうすればよいのですか。

「らくになりたい」と思っているなら、それは合格ラインをすでに超えています。あとは、「らくになる」というのを“絵に描いた餅”のように思っているとしたら、具体的に到達可能なものに落とし込んでいくことが大切です。まず、今日・明日、何をしたらいいのか考えることから始めてください。

「気持ちをらくにしなさい」というのは、よく言われるアドバイスです。我々はどちらかというと気持ちにフォーカスしがちですが、気持ちや感情を変えることは非常に難しいので、考えてはいけません。ですから、気持ちよりも行動に焦点を当て、具体的な行動に落とし込んでほしいと思います。

 ここで1つ注意をしておきたいのが、私が感情に焦点を当てないのは、決して合理性を強調するためではありません。非合理的で非効率的であろうが、その人の中に「らくに生きる」というベースを持ってほしいからです。「らくに生きること」を否定的に見る人もいるかもしれませんが、「らくに生きること」は怠惰でもなく、負け組になることでもありません。

私は「らくに生きること」や「安全地帯」を持つことは、“血圧の正常値”を維持するようなものだと思っています。血圧は、低血圧や高血圧だと無理がきます。それと同様に「らくに生きること」へのイメージが維持できていなければ、人は壊れてしまうのです。

「そうなんだ~」――“ノエスの魔法”と
「I(アイ)メッセージ」の威力

――最近では、家庭内における悲惨な事件も頻発しています。たとえば、息子が母親を刺すような事件も起きました。

 世の中には、紙一重の家族がたくさんいます。しかし、つらい状況にあっても、家族と顔を突き合わせなければいけません。
 そのときに使っていただきたい受け答えの1つが、「そうなんだ~」です。

 そして、「イエス」でも「ノー」でもない、いわゆる“ノエスの魔法”。

 あと、ぜひ使ってみていただきたいのが、「I(アイ)メッセージ」というつぶやきです。「私は~です」「私は~してほしい」というように「私」を主語にすることで、まっすぐに自分の思いを伝えることができます。たとえば、「お母さん疲れたな」とか「今日はうれしいな」と思ったことをつぶやくだけでもかまいません。

―――現在、マネージャー教育を受けていない多くの30~40代がマネージャーとなり、うつ状態の部下に困惑しているケースも少なくありません。マネージャーはうつ状態になってしまった部下にどう対応していけばよいのでしょうか。

 多くの企業は、精神疾患にかかってしまった社員を職場復帰させる際、そのまま職場に戻さず、試験的出社や待機時期をつくって、段階的社会復帰をさせることが多いようです。ですが、大切なのは特別扱いせず、いままでどおり接することです。これは、先ほども紹介した家族に対するアプローチとまったく同じで、うつであろうがなかろうが、当たり前の対応をするのが一番いいのです。

 逆に仕事を与えなかったりすると、それはプライドを傷つけることになります。本人ができないなら、きちんとできないと言える環境をつくりましょう。特別扱いは、本人のためになりません。

 それでもよくやっているなと思ったときには、ひと言「よくがんばったね」とか「すごいね」と声をかけることはよいでしょう。しかし、褒めることは時に「もっとがんばらなければ」とプレッシャーを与えることにもつながりかねませんので、注意が必要です。

2年かけて執筆した
『ふりまわされない』にこめた想い

――最後に、9月17日に著書『ふりまわされない』を出版されました。このなかで、現代のビジネスマンたちに最も伝えたかったことは、どのようなことでしょうか。

 現在、ビジネスの世界は、昔からの「非合理的な頑張り主義」とアメリカ的な「合理的な効率主義」が両面から押し寄せ、両方に縛られています。「白黒つけろ」、「主観的な視点を排除せよ」といった、いわゆる効率主義、合理主義的な発想をひっくり返したいという思いからこの本を書きました。

 いまの時代を生き抜いて業績を上げていくことができるのは、とても難しいことです。そのなかで生き残るには、自分が信じ切っていたいままでの常識にふりまわされず、少しずつ自由になり、らくになる必要があります。「弱いから」「甘えている」という人もいますが、そういう常識にもふりまわされないようにしてもらいたいと思います。

 本書を書き終えるまで、2年の月日を費やしました。
 40年カウンセラーをやってきた私の実感では、これまでの常識はほとんどが賞味期限切れになっています。そのことを多くの人はどこかで感じていながら、相変わらずの常識を守り続けていると思います。自殺者が年間3万人という異常事態の背景には、そのことも関係しているのではないでしょうか。本書は常識の転換を目指していますので、自殺防止にも十分貢献できる内容だと自負しています。

「正面突破で業績拡大!」も結構ですが、思い切ってこれまでの常識を大胆に転換し、自分からはしごを外してみましょう。

すべての人に役立ててほしい

 本書は、ビジネスパーソンだけではなく、子どものひきこもりや摂食障害で困っている母親、親の介護に直面している娘、妻とうまくいかないで困っている男性などにもヒントとなるでしょう。大切なことは、地下水脈でつながっていると思います。

 とにかく、ふりまわされないで、らくに生きていく。それに勝るものはないと思っています。

 過酷で厳しい時代ですが、逆の視点から見つめると、異なる海流がぶつかりプランクトンが大量発生して豊かな漁場になるように、何かが新しく生まれ、潮目が変わるときなのではないでしょうか。
 ふりまわされっぱなしだと、その潮目すら読めなくなってしまうでしょう。

 自分が弱いわけではありません。らくになることがいいことだと考え、ふりまわされないように、生きていただきたいと思います。

  アマゾン/ ふりまわされない~会社、仕事、人間関係がらくになる7つの物語 /信田さよ子 (著)
 価格: ¥ 1,365

●編集部からのお知らせ●
★信田さよ子さんの著書『ふりまわされない~会社、仕事、人間関係がらくになる7つの物語』が発売されました。「選択の2」から「バランスの3」、「とりあえず保留」、「ノエスの魔法」など、カウンセラー歴40年のプロしか書けない、心がらくになる方法が満載です。ぜひ、ご一読ください


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09:21 from web
いずれくるインターネット選挙の「さきがけ」とみてもよい「名古屋市」の「住民投票」での「Webページの利用」が注目されている。ブログは⇒◆名古屋で展開されるネット選挙のさきがけ=住民投票だから今でも許容/選挙や政治とメディアとのかかわり ⇒http://bit.ly/gZvCDc
by teratomo on Twitter

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 4月の統一地方選の前哨戦といわれる愛知県知事選、名古屋市長選、
 そこに、名古屋市の「議会解散・住民投票」が重なっている。

 公職選挙法から通常の選挙は規制がかかるとの見解がある。
 もちろん、そうではないとの見解もある。
 いずれにしても、住民投票はインターネットの規制が働かないと明確にされている。

 そこで、いずれくるインターネット選挙の「さきがけ」とみてもよい「名古屋市」の「住民投票」についての「Webページの利用」が注目されている。

 河村サポーターズのブログと市議会議長横井氏のブログを比べてみる。
 どちらも、「投票用紙」をアップして宣伝している。
 どちらが先かはともかく、工夫は面白い。

 その他、政治家とインターネットの関連をまとめて記録しておく。

 外は、朝から雪が降り始め、今の景色は少し白くなってきた・・・

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●【名古屋市長選・住民投票】 住民投票でネット活用進む 見本印刷や個人ブログの規制なく
     中日 2011年1月22日
 2月6日に投開票される名古屋市議会の解散を問う住民投票で、インターネットを使った運動が活発に展開されている。選挙運動では禁止されている告示後のブログなどの更新が住民投票では認められているためで、解散の賛成派も反対派も、あの手この手で知恵を絞っている。

 解散請求(リコール)を仕掛けた河村たかし前市長の支援団体は、投票用紙の見本に「賛成」と書き込んだチラシを「河村サポーターズ」のブログからダウンロードできるようにした。各自で印刷してもらい、各地区でチラシ配りをしてもらう作戦だ。

 このブログでは、河村氏の街宣活動の予定なども随時、告知している。管理する水野鐘太さん(26)は、短文投稿サイト「ツイッター」の活用も検討しており、「ねずみ算式に話題を広げられるネットの特性を生かしたい」と話す。

 一方で解散反対を訴える市議会側は、議員個人のブログで応戦する。1日三、四千件のアクセス数を誇る横井利明議長(49)=自民=は17日の告示後に更新した際、「反対」と書き込んだ投票用紙の見本を載せ、名古屋市議会の改革が全国トップランクであることなどを紹介。「ネットを利用して住民投票運動をすることが可能です。お知り合いにぜひこのブログを紹介してください」とアピールしている。

 橋本浩幹市議(31)=民主=も議会がまとめた弁明書の要点をブログで解説。市議選を「たった1カ月早めるために3億2000万円の費用がかかる」と訴えている。

 公職選挙法では、ホームページやブログなどの活用は枚数制限があるビラやポスターと同様とされ、選挙期間中の更新ができない。これに対し、公選法の規定を受けない住民投票ではネットに関する規制はなく、電子メールでの呼び掛けを含め自由に活用できる。

●ネット選挙前哨戦?名古屋
       ネット選挙ドットコム 2011年1月25日 18:00
住民投票では合法
2月6日に、名古屋市議会の解散を問う住民投票が予定されています。これは選挙ではなく、住民投票なので、公職選挙法の影響はなく、つまり、告示後であってもインターネットを使った活動が可能です。

インターネットはこう使う
現職の河村市長の支援団体「河村サポーターズ」のブログでは、ユニークな活動を始めました。投票用紙の見本に「賛成」と書き込んだチラシをダウンロードできるようにしました。つまり、これをブログを見た人に印刷してもらい、チラシとして配ってもらおうという作戦なのです。

単なる活動報告に留まらず、インターネットの利便性をうまく使った賢い活動方法です。
反対陣営もネットで
河村市長反対派の陣営でも、同様の運動をしています。横井利明議長は「反対」と書き込んだ投票用紙の見本を載せて、アピールしています。どちらの陣営でも積極的にネット戦略を使っている姿は、将来解禁されるであろうネット選挙の将来の姿を映しているかのようです。

● 河村サポーターズ オフィシャルブログ
★ 2011年01月19日 住民投票では賛成とお書きください。

住民投票では名古屋市議会の解散に賛成の方は

”賛成”
とお書き下さいますようお願いします。

※大賛成、賛成ですなど余分にコメントが記入されますと無効になります。

下記に配布用のビラをアップロードしましたのでご利用下さい。
   ダウンロードはこちらから


● 横井利明オフィシャルブログ
 難解な市政を、名古屋市会議員の目でわかりやすく、時には毒舌で解説!市政を身近に感じていただければ、幸いです。さまざまなご意見、ご批判、激励すべて welcome...

 ★ 議会の解散の是非を問う住民投票では「反対」を



1月17日、議会の解散の是非を問う住民投票が告示され、18日より期日前投票が始まりました。

以下の理由で

住民投票では「反対」とお書きください。

■ 名古屋市会議会改革度はトップランク
私たちは、市民の皆様に対する広報・公聴活動が十分ではなかったことを反省した上で、以下の改革をおこなっています。

- 1800地方議会の中で第17位。さらに日本一の改革議会を目指しています。
(前三重県知事が所長を務める早稲田大学マニフェスト研究所が発表した「議会改革度調査2010」による)

「改革の具体例」
・ 議会基本条例の制定 [19政令市中第3位、市民参加・全面公開では初]

・ 議会報告会やシンポジウムの開催

・ 議員提案条例の積極的活用

・ 正副議長による定例記者会見の実施

・ 市会だより紙面の全面改定

・ 委員会のインターネット生中継・録画中継の実施 [全国初]

・ 委員会記録の4年前にさかのぼってのネット公開など

・ 議員報酬を無作為抽出市民・公募市民などにより決定 [全国初]

■ 議会が気に入らないから解散?
- 片山総務大臣,全国の憲法学者,地方自治法学者が一斉批判

今回の市長主導によるリコール運動ですが、河村市長の発言は「市長の公約を否決したから解散させる。自分を支持する議員で議会の過半数を占める。」というものです。

市長には予算提案権、予算執行権、人事権、組織決定権など、大統領と総理大臣を合わせたぐらいの強大な権限があります。自分の言うことを聞かない議会はクビ、思い通りになる議員で過半数を占め議会を思い通りにするということは、地方自治法でいう市長と議会の独立対等の関係に反しているばかりでなく、強大な権限を持った市長が議会まで思い通りになれば、それこそ独裁といわれるような市政になる可能性があります。あくまでも、市長と議会は切磋琢磨し、議論を重ねながら市民のためによりよい結論を導き出すことが求められているのです。

■ 議会が解散すれば予算は専決処分?
2月には市民生活を守る平成23年度の予算を決める議会が予定されています。現時点で議会が解散されると、来年度予算は専決処分といって、市長一人で決めることになる可能性があります。特に緊急の課題である経済・雇用対策、福祉や教育分野など、4月以降の市民生活にきわめて甚大な影響が出る可能性があります。

■ 3億2,000万円の予算が余分に使われます。
議会が解散されると余分に3億2,000万円もの税金を使うことになります。今、議会を解散しなくても、もともと4月10日には市議選と県議選が予定されています。仮に解散となると市議選と県議選がバラバラに行われることになり、わずか1か月早く行うためだけに3億2,000万円の税金が余分に使われます。

突然の市長辞職による大儀なき出直し市長選挙では、2億5,000万円もの税金が使われました。

※ 公職選挙法、地方自治法では、ネットを利用して住民投票運動をすることが可能です。

※ お知り合いの方々に、ぜひ、このブログをご紹介いただき、ひとりでも多くの方々に住民投票では「反対」と記入していただきますよう、よろしくお願いします。

※ 反対の字は私の字です。


●橋下知事、報道に不満爆発「直接ネット発信考える」 批判記事記者へ逆質問
      サンケイ 2011.1.13 08:28
 4月の統一選を前に、大阪府の橋下徹知事が報道のされ方に不満を漏らす場面が目立っている。12日の会見でも一部報道を批判し、動画サイトで引退表明した広島市の秋葉忠利市長らを例に「最後の既得権益の固まりであるメディアに風穴が開きつつある」と、ネットを通じた政治家の発言力強化に期待を寄せた。選挙が近づき、自ら掲げる「大阪都構想」について批判されることも多くなり、メディアへのいらだちを隠さなくなっている。

 「あの記事で何を問いたいのか分からない」。この日の会見で、橋下知事は平成23年度の目玉施策、高校無償化制度の拡大について批判的な記事を書いた記者に逆質問するなど、冒頭から荒れ気味だった。

 10日夜に出演したラジオの討論番組の報道をめぐり、「2時間しゃべっても新聞は2、3行にしかならない」と不満を漏らす場面も。

 一方、秋葉市長のほか、民主党の小沢一郎元代表、菅直人首相らも動画サイトを活用し始めたことを例に挙げ、「インターネットはすごい。いよいよ情報の発信主体は無限大になる。最後はメディアも有権者に選ばれるかどうか」とメディアの存在価値に言及。「僕自身が付加価値をつけながら、有権者が望むような情報をインターネットで提供したら、どうなるのかと考えている」とも話した。

テレビでコメンテーターを務めた経験を持ち、メディアを意識した「過激発言」の数々で知られる橋下知事。毎朝、新聞数紙を読み込み、テレビの関連番組のチェックも欠かさない。

 しかし、年末の民放の討論番組でコメンテーターらから都構想を批判されたことに「不勉強な報道をやるのは改めてほしい」と反発。「報道は自由だが、今の政治家は発信の仕方について不満がたまりにたまっている」と話していた。

 ある府幹部は「明らかに勉強不足のまま質問する記者や、持論ばかりを述べる記者もいることは確かだが、最近の知事の様子には、どこか余裕のなさを感じる」と、2時間近くに及んだ会見に疲れた様子を見せた。

●ネットならカットなし。テレビは数秒 取材受けるかは信頼関係
      サンケイ 2011.1.7 18:52
 広島市の秋葉忠利市長とのインタビュー要旨は次の通り。

 --ユーチューブで引退理由を説明したのはなぜ?

 秋葉市長「ユーチューブはかなり広範に利用されており、15分間、自分の言いたいことをカットなしで伝えることができる。記録が残り、何人もの人に見てもらえるのも重要な点と考えている。インターネットを使うのは今は常識で、日本の政治の世界では十分に使えていないとの思いの方が強い。しかも、テレビや新聞は1時間話しても、使われるのは数秒、数行にしかすぎず、私が伝えたいことがほとんど伝わらない」

 --記者会見に応じない理由は?

 秋葉市長「市政記者クラブでの(定例)記者会見は市長の業務であり、市の行政について意見交換の場でもある。しかし、選挙の出馬、不出馬は個人としての選択。記者会見しなければならないということはなく、市長の職務でもない。次の選挙では市長になるかどうかも分からないのに、説明責任を問われてもお門違いだ。個人でも市長でも取材では信頼関係が大切だ。一部のマスコミは自分の作ったストーリーに合わせてコメントを利用するので、信頼をおけない。取材は拒否しているのではなく、市長としても、個人としても信頼関係が大切。最低限の礼儀なども考え、受けるかどうかを選択している」

--今後の五輪招致はどうなるのか

 秋葉市長「広島市への五輪招致は、市の開催基本計画案への市民の理解が深まるよう引き続き先頭に立って準備を進める。4月に推進に前向きな新市長が誕生すれば、すぐに手を挙げられるようにしておく」

 --引退表明の背景になにがあったのか

 秋葉市長「引退については、年末年始に時間ができ、きちんと考えることができ、駅伝のように若くエネルギッシュな人に、たすきをつなぐべきだと決めた。重要な決定は計算ずくや駆け引きであることはほとんどなく、心や体や頭など全体でする。それを説明するのは難しいが、潮時だと自然にすとんと分かった」

●菅首相初のネット生放送で「絶対辞めん」
      日刊スポーツ 2011年1月8日8時8分
 「徹底的に(首相を)やってやる」。菅直人首相(64)が7日、総理として初めて生出演したインターネットの番組で、自らの意思で総理の座を退く可能性はないと断言し、総理居座りを宣言した。短期間で辞任した歴代総理を引き合いに、「気持ちがなえて辞める選択肢は、私にはない」と強調。小沢一郎元民主党代表の政治とカネの問題についても、「早く終わりにしたい」と撲滅宣言。小沢氏の“陣地”であるネットで、鼻息荒く強気を貫いた。

 菅首相は7日夜、ネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」の番組で、総理の座への執着心をあらわにした。司会者に総理になる前と後の感想を問われ、「うーん」と考え込んだ。「過去に短い期間で総理を辞めた人がいるが、原因が何となく分かる。気持ちがなえるんです。おれはここまでやっているのに、なぜ分かってくれないのか。いろんな思いが伝わらないから、これ以上やってもだめだとなる」と、述べた。

 異例のネット出演の理由を「(大手メディアでは)こちらが伝えたいことが、なかなか伝わらない。生の私を伝えたかった」と述べた菅首相。恐らく、自身も「なえる」ことがあるのだろう。「発信力がない」と言われ続け、支持率は急落。言いたいことを伝えるため、菅首相が新たなメディア戦略に踏み込まざるを得ないところまで追い込まれたことは確かだ。

 ただ、菅首相は「私は(市民運動出身で)変わり種。徹底的にやってやろうと思う」と、政権にかじりつく決意を宣言。野党には早期の解散総選挙を求められているが、「日程がきつく、日本の国会のシステムは総理をなえさせる要素が多くても、自分の気持ちになえて辞める選択肢は、私にはない」と、強調した。

 「どこまでやれるか、もう1度見直さないといけない」と、衆院選マニフェスト見直しにもあえて言及。言いたいことを言ってエンジンがかかったのか、鼻息の荒さが音声を通じて漏れるほど、高揚していた。

 もともとネットは、対立する小沢氏が開拓したメディア。その“敵陣”で「問題があるなら、早くクリアして次に進みたい」と、政治とカネの撲滅を宣言。「個人の政治とカネの問題を、私が代わりに答えられない。本人が国会で説明するのが、当然の筋だ」と、あらためて小沢氏に国会での説明を求めた。

 予定を30分超えて出演を終えた菅首相はスタジオ近くの居酒屋へ直行。「弱菅」脱却で、小沢氏や野党との対決に臨む決意は、本当になえずに続くのだろうか。【中山知子】

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08:35 from web
昨日の朝、市内全戸に新聞折込したニュース、反響があちこちから。おまけは、岐阜市内の造園屋さんから桜の大木1本。春には枝から花が咲く。ブログは⇒◆NHK・あさイチ/「熟睡の極意」1月26日(水)/昨日は「夫婦の会話 回復させるには」だった⇒http://bit.ly/hIVLVt
by teratomo on Twitter

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 昨日は、あちこちから電話があった。
 夕方前の電話の一つは、造園屋さんが「桜の樹があるけど要るかな?」と出先に。
 もちろん、と返事。
 「じゃぁ、あと30分位で行くから」とのこと。
 「それまでには 戻れないから・・・・のあたりに降ろしといてください」とお願いした。
 帰って、見たら、一抱え以上の太い桜の株。
 細い枝先まであるから、一本を「仕事で始末」したものと思える。
    今年の春は、このまま倒れた枝で「桜の花見」ができるだろう。

 それ以外の電話は、22日(土)のブログに載せた 新しい風ニュース235号 の反響。
 なぜなら、昨日月曜日の朝刊で、市内全戸に新聞折込されたから。
  
 ともかく、今日のブログは、朝のNHKの「あさイチ」のこと。
 まず、昨日の朝。
 テーマにドキッ ・・・⇒ 「夫婦の会話 回復させるには」
 その番組の反響のFAXなどが多いことも進行形で伝えていた。
 
 私がもっと興味を持ったのは、水曜日26日の番組(の予告)。
 「睡眠」についての番組。興味ある人はぜひどうぞ。

 実は、このブログ、インターネットでは「あちイチ」には(勝手か、偶然か)縁がある。
 何かという例えば「NHK あさイチ」で検索をかけると、
       NHK あさイチ 
 「約 309,000 件」のうちの「10番目あたり」に私のブログヒットするからだ。
 それは次。
   2010年6月26日ブログ⇒ ◆朝から「セックス」連呼/NHK「あさイチ」/福祉ネットワーク「セックスレスと女性のこころ」
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 ◆ あさイチ

夫婦の会話 回復させるには  / 1月24日(月)



 ● 夫婦の会話 回復させるには/1月24日(月)
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 キラキラ40 我慢の限界!会話が成り立たない夫
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女性の人生のターニングポイント「40歳」。その心や体の不安・悩みに向き合う「キラキラ40」、今回のテーマは「夫との会話」です。
実は、夫婦間の会話時間が全世代中で最も少ないのが40代。たかが「会話」と侮る無かれ!会話レスによるすれ違いから離婚に至ったり、夫が言葉や身体的な暴力をふるうようになったりする例は少なくないのです。その背景には、コミュニケーション能力や、会話に求めるモノ、好きな話題などの男女差があります。
番組では、会話が成り立たない夫への不満とそれに対する「夫の本音」から、夫婦のコミュニケーション術を考えていきます。
夫に対するストレスを軽減したいアナタ、ぜひご覧ください。

40代女性が抱える心と体の悩みに向き合うキャンペーン。今回は「夫との会話」をテーマに、会話が成り立たない夫への不満とそれに対する「夫の本音」から、夫婦のコミュニケーション術を考えました。
大手保険会社の最新の調査によると、夫婦間の会話時間が最も少ないのが40代。およそ半数が、1日の30分以下しか会話していないとのこと。番組には、結婚10~20年を迎えた40代の女性から「夫との会話はストレスが多い」「夫と会話するのはあきらめた」というご意見が多く寄せられました。
しかししかし!たかが「会話」と侮る無かれ!!会話レスによるすれ違いから離婚に至ったり、夫が言葉や身体的な暴力をふるうようになったりする例は少なくありません。その背景には、コミュニケーション能力や、会話に求めるモノ、好きな話題などの男女差がありました。


夫との会話 ここがイライラ
 NHKネットクラブアンケートより
・声をかけても反応が無い
・話が押しつけがましい
・大事な話に向き合わない



声をかけても反応が無い宮城県 42歳女性
結婚したとたん無口になった夫。話しかけても「別に」「あっそ」「あ?」など、そっけない返事ばかりでイライラ。人の話を聞かない、自分の意見も言わない夫に愛想を尽かし、最近は連絡事項をメールで送るようにしています。話すだけ時間の無駄ですから。

話が押しつけがましい北海道 47歳女性
人の話を聞かず、自分の話ばかりしてくる夫。こちらがちょっとした愚痴を言っても、ただ聞いてほしい・共感してほしいだけなのに、解決策を求められていると勘違いしたのか、「そこまでしなくてもいいのに・・・」という無理なアドバイスをしてきて困ります。話すんじゃなかった。

大事な話に向き合わない神奈川 47歳女性
夫が子育てに向き合ってくれません。娘の受験の話を相談しても、二言目には「仕事で疲れているから」と言い訳して逃げてばかり。大変な時期を一緒に乗り越えてくれないと尊敬できません。ひそかに離婚の準備を進めています。

会話レスが離婚を招く カウンセラーの荒木次也さんによると、妻が離婚を考える時期は、3つ。

●妻が離婚を考えるとき
5年後「こんなはずでは・・・」
15年後「頼りない」「つまらない」
定年「もういいでしょ!」


特に15年後の「頼りない」「つまらない」は会話が原因。
「大事な話に向き合わず、いつも私に任せてばかりで頼りない」「共通の楽しい話題が無くてつまらない」と感じた妻が40代前後で夫に見切りをつける傾向が強いとのこと。老後の良好な夫婦関係のためには、40代で会話を回復させることが最も効果的のようです。

妻の話し方改善:夫を無口にさせている原因は妻にもあり 「悪いのは夫」「私は何も間違ってない」と思っている女性も多いと思いますが、何気なく言った一言が夫の話す気を失せさせている可能性があります。

●話す気が失せる妻の一言
・子どものことは私一人でやってきた
・それはあなたが悪い
・稼ぎが悪い
・私だって・・・
・・・最終的には泣く

(NHKネットクラブアンケートより)

男性の多くは「尊敬されたい」「認められたい」と思っている、と荒木カウンセラー。
現代の40代の夫の多くは中間管理職。仕事で上から下から責められて、帰ってから妻にまで責められると、自身を失い、コミュニケーションを避けるようになる傾向があります。妻が怖くて家に帰れない「帰宅拒否症」の男性も少なくありません。

夫の話し方改善:妻の話を聞く“秘けつ” 妻の会話満足度アップのためには、夫の「聞き方」が変わるのが一番!
全国亭主関白協会では、「(夫の)相づち3原則」を考案しました。妻の話をつまらなそうに聞いたり、さえぎったりするのではなく、共感を持って聞くことで妻の満足度が上がるというものです。

●相づち3原則
「そうだね」
「わかるよ」
「その通り!」

(全国亭主関白協会 天野周一会長)

全国亭主関白協会
 ホームページ

パートナーのプラス評価で会話回復離婚寸前の夫婦が、パートナーの「長所」や「今までしてもらったこと」などを1日1枚、100日間書き続けることで相手をプラス評価できるようになり、会話が復活したケースを紹介しました。荒木カウンセラーによると、紙に書かずとも、相手の長所を3つつぶやくだけでも効果があるとのこと。

会話レスの果てにDVに・・・ 夫婦の会話がなくなることが、結果的にDV(ドメスティックバイオレンス)につながることもあります。

●夫から妻へのDV(ドメスティックバイオレンス)
・身体的暴力
・心理的攻撃
・性的強要
3人に1人の妻がDVを受けた

(2009 内閣府調べ)

DVに関する相談は下記へ。
内閣府の「DV相談ナビ」
全国共通ダイヤル 電話:0570-0-55210
24時間受付。自動音声で最寄りの相談機関を教えてくれます。



ガッテンコラボ 熟睡の極意 / 1月26日(水)

 ● ガッテンコラボ 熟睡の極意/1月26日(水)
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専門家ゲスト:井上雄一さん(神経研究所附属睡眠学センター部長)、山田朱織さん(整形外科医)
ゲスト:内藤剛志さん(俳優)、辺見えみりさん(タレント)

去年10月に放送し、大反響だった「ためしてガッテン~睡眠力アップの重大発表」とのコラボ企画。

あさイチでは、その反響を受けて、30,40代の女性の多くが訴える、「なかなか眠りにつけない」「ちゃんと寝たのに熟睡した気がしない」、「起きたときに首や腰などが痛い」といった、睡眠のお悩みを徹底的に追求します。最近、問題になっている脚の違和感のため眠れないという症状や、熟睡につながる生活習慣のコツ、そして体に負担をかけない枕についてもご紹介します!

(「熟睡の極意」の関連でのお勧め番組らしい)
● 睡眠力アップの重大発表!熟睡のカギは脳にあり : ためしてガッテン - NHK/ 2010.10.6

 ● 日本人の8割が危険!睡眠時無呼吸症の死角 : ためしてガッテン - NHK/ 2010.6.23

 ● 不眠・心臓痛の原因!「胸やけ」一発解消法 : ためしてガッテン - NHk/ 2009.7.1

 ● 解明!グッスリ眠れる枕の秘密 : ためしてガッテン - NHK/ 2008.2.6


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08:09 from web
昨日23日は名古屋市長選の告示。Google検索で「愛知県知事選の候補者・マニフェスト 」のヒット件数は22700⇒22800。それが今朝は184000。だから今朝のブログは⇒◆名古屋市長選の候補者のマニフェストは/石田、八田、杉山、河村⇒http://bit.ly/hTzOv1
by teratomo on Twitter

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 昨日23日は、全国注目の名古屋市長選の告示だった。
 実は、昨日のこのブログ、20日に告示された愛知県知事選の候補者のWebページとマニフェストを紹介し、リンクしておいた。
 Google検索でも、上位に上がって、そういう情報が求められていることが推測された。
 インターネットの「件数」は22700⇒22800。
    昨日24日のブログ⇒ ◆愛知県知事選の候補者・マニフェスト

 ところが、今朝になってびっくり。
 昨日と同じ「愛知県知事選 候補者 マニフェスト」という言葉で検索をかけると、
 2年前の私のブログのエントリー
   「名古屋市長選がスタート/マニフェストにリンク/秋田県知事選は大物 ...」
 というものがトップに来ていた。
  インターネットの「件数」は22800⇒184000。
    (それらは、今日のブログ末に整理)

 これでは、始まった 名古屋市長選の情報がほしい人に申し訳ないので、
 今回の候補者のWebページと「マニフェスト」にリンクしておくことにした。

 なお、杉山という候補は、トップページの写真に
  「元航空幕僚長 田母神 俊雄氏」と握手している写真を載せていた・・・驚き・・

 (2011.2.2追記⇒ ◆愛知知事選・候補者の公約の比較/マニフェスト/選管が違反ポスターの撤去命令 )

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●名古屋出直し市長選 河村たかし氏ら4人立候補
       テレ朝 01/23 11:54
 前の市長の辞職に伴う名古屋市長選挙が23日に告示され、これまでに4人が立候補を届け出ました。

 名古屋市長選には届け出順に、石田芳弘候補(65)、八田ひろ子候補(64)、杉山均候補(54)、河村たかし候補(62)の4人が立候補しました。4人は早速、街頭に立って支持を訴えました。

 石田芳弘候補:「私は教育を一丁目一番地にしたい。生涯学習に光を当てて、積極的に意図的政策的に応援していきたい」

 八田ひろ子候補:「福祉を前進させ、暮らし安心、安気に暮らせるのが名古屋。そんな街を皆さんと一緒に作りたい」

 杉山均候補:「政党や組織に依存しない、本当の意味で市民が作り上げる手づくりの選挙ができれば」

 河村たかし候補:「まず減税。市民税1割減税。それが否決されては元も子もないですよ。もう一回、民意を問う」

 出直し市長選は来月6日、「愛知県知事選挙」と「名古屋市議会解散の是非を問う住民投票」とのトリプル投票となります>

●名古屋市:市民9割が関心 知事選、半数が態度未定
        毎日新聞 2011年1月24日 
 名古屋市長選が告示された23日、毎日新聞は愛知県知事選、名古屋市議会の解散の是非を問う住民投票を含む2月6日のトリプル投票について、名古屋市の有権者100人を対象にアンケート調査を実施した。トリプル投票に「関心がある」との回答は90人に上り、高い投票率が予想される。

 名古屋市内14カ所で、男女各50人が回答した。トリプル投票への関心度は、「ある」が65人、「多少ある」が25人で「ない」「あまりない」を大きく上回った。

 既に投票先を決めている有権者は、市長選は67人に上ったが、知事選では51人と態度未定の人が半数を占めた。両選挙ともに「投票先を決めていない」と答えた人は25人いた。一方、住民投票は80人が賛成か反対かの態度を既に決めていた。

 今回の知事選、市長選では、両選挙の候補者がタッグを組んで有権者にアピールする陣営が複数ある。ただ、知事選、市長選ともに意中の候補がいる有権者のうち、そのタッグ相手にも投票すると答えたのは、少ない陣営で3割、多い陣営では9割とばらつきが出た。

 市議会解散を問う住民投票を巡っては、市長選に立候補した前市長と3新人が全面対立しているが、「解散に賛成」と答えた人のうち6割強が市長選で前市長を支持し、2割が態度未定だった。一方、「解散に反対」と回答した人のうち4割超が市長選での投票先を決めておらず、現時点では、3新人の陣営が、議会解散に反対する有権者を十分に取り込めていない状況が浮かぶ。

 トリプル投票への感想を自由に語ってもらったところ、否定的な意見を述べた人は20人いた。「時間と金の無駄」(50代男性)▽「税金を使わずに議論すべきだ」(40代女性)などの声があった。【まとめ・山田一晶】

 ●石田芳弘
    石田芳弘ブログ 「本来無一物」


    石田よしひろマニフェスト

名古屋市を着実に前進させる  5つの基本政策  2011.1.23
1
2
名古屋を教育・福祉王国にします。
福祉、医療、教育に税金を重点的に使います。

(1)基本方針
①減税自体は時と場合によっては良い政策です。しかし、名古屋市の現在の財政状況からみて、
 10%の減税が持続可能な政策だとは思いません。また借金を増やし、所得にかかわらない
 一律減税では、高齢者や子育て中の方の生活が潤いません。 医療、介護・福祉、子育ち・
 子育て、教育に重点的に予算を使います。

②医療、介護・福祉、子育ち・子育ての分野で、(1) 利用者がサービスを選択できる無料サー
 ビス券の交付、(2) 市独自の人件費への加算、(3) 人材の育成を実施し、制度内サービスと
 ともに制度外サービスの提供も可能にします。

③NPOや社会的企業が福祉サービスを担うチャンスを広げ、福祉サービスの量の拡充と利
 用者目線の福祉サービスの質の向上を実現します。
④不足している福祉施設の設置を促進するために、民間事業者に市有地や市の施設を優先的
 に貸与・譲渡します。

(2)教育
⑤愛知県と連携し、小中学校の「30 人学級」の早期実現を図ります。
・・・・(以下、略)


 ●八田ひろ子
   八田ひろ子のブログ


◆マニフェストダウンロード(3ページあり)
  ★「hatta_1.pdf」   ★「hatta_2.pdf」  ★<
a href="http://drdoi.cocolog-nifty.com/blog/files/hatta_3.pdf">「hatta_3.pdf」

◆私の政策 ~くらし・景気をよくするなごやビジョン~

【景気・雇用】名古屋でがんばる中小企業・業者を支援し、正規雇用を拡大します

○住宅リフォーム助成で仕事おこし

○新卒者の就職確保

○中小企業への官公需発注増

○中小企業憲章にもとづく条例制定

○時間給1000円を保障する公契約条例制定

【福祉・医療・教育】 くらし最優先の市政で、子どもからお年寄りまで、いきいきとくらせる名古屋にします

○介護・保育施設の増設で待機状態の解消
○国民健康保険料、年1人1万円引き下げ
○中学卒業まで・75歳以上の医療費無料化
○医師・看護師の確保、公的病院を地域医療の中心に
○30人学級、私学助成拡充、給食費無料化
【環境・自治・平和】 市民主役で未来につながる市政をすすめます
○ごみ減量・リサイクルで環境先進都市に
○名古屋市と住民の自治発展、道州制反対
○議会との対話、二元代表制を生かす
○憲法9条を生かす国際平和
○徳山ダム導水路中止
・・・・(以下、略)


 ●杉山ひとし
      杉山ひとし 公式ホームページ


  マニフェスト10項目 


市民本意の市政にする「市民会派・氣魄」杉山ひとしの政策提言

市長のための議会改革ではなく、市民の役に立つ議会にすることだと考えて提言します。


子を育てる母親を「温かく護る」市政にする。
働きたいお母さんが、安心して働ける「保育施設と内容の充実」を図る。
働きたいお母さんを護ることは、事業所の人材確保にも役立つことが必定です。

保育施設と内容の充実する市政

保育施設の拡充
保育時間の拡充
保育士の拡充


お年寄りを「大事に」し、お年寄りの「安心生活」を護る市政にする。
市の発展を支えてきてくださった「お年寄りを大事にして感謝」する市政にする。 
お年寄りを大事にして感謝する市政 安心して暮らせる各種施策の充実
楽に安心して行動できる各種施策の充実
お年寄りに感謝する心の文化を栄えさせる
・・・・(以下、略)


●河村たかし
      ようこそ河村たかしのホームページへ


減税日本  河村たかしマニフェスト

減税日本  河村たかしマニフェスト
新マニフェスト「夢 負けるものか 庶民革命」
① 主権在民三部作の継続、発展
市民税10%減税の恒久化
22年度予算において減税分161億円に対し、すべて行財政改革で185億円を捻出、起債増無しでの減税を実現したにもかかわらず恒久減税化は議会により否決。
再選を果たすことにより民意を得て、再可決を目指す。
議会改革、役所改革の徹底
・市会議員報酬半減800万円。政治の家業化、議席の指定席化をストップします。
・徹底した情報公開。局長予算要求段階からの公開。
地域委員会の全市拡大
・選挙による地域委員会の全市拡大。
・住民の自治による安心で魅力ある暮らしを実現。
・減税の一部を寄付して頂くことにより地域活動やNPO活動を支援。

② どえらいおもしろいまちナゴヤの成長戦略
・切れ目ない景気対策。地元中小企業を大切にする契約制度。愛知県とともに日本一早い景気回復をめざします。
・都市高速100円値下げ。
・・・・(以下、略)


 ●Googleル検索 ⇒「愛知県知事選 候補者 マニフェスト」 



 ちなみに ●Googleル検索で 「名古屋市長選 候補者 マニフェスト」 と入れると、私のブログどう動くかなぁ・・

 件数は17400.私のブログは4番目で下の写真の下の下



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08:53 from web
かつては「ザ・選挙」とかいうWebページがあったし情報はわりと見つけやすかった、今はないので、愛知県知事選の候補者・マニフェスト検索で私のブログにくる人もいる。今朝のブログは⇒◆マニフェストと公式HP/大村・重徳・御園・土井・薬師寺 ⇒http://bit.ly/fkVrqk
by teratomo on Twitter

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