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てらまち・ねっと



 ヤマイモや自然薯を作ってきて、栽培方法をいろいろと変えてきた。
 このブログのカテゴリー ≪「ヤマイモ」のパイプ 栽培⇒「自然薯」の波 板栽培⇒「短形自然 薯」の高畝栽培≫ の通り。

 経過を知りたい人は、昨年、何度か書いたので、カテゴリーの記事を戻ってみてほしい。

 昨年春から、ガラッと変えて「短形自然薯」の慣行(畝で地植え)栽培にした。
 理由は、作業が楽、出来た「イモ」の保存性が良い、扱いやすさが格別など。弱点といえば、見た目の悪さ。

 実際、冬から常食してみて、味も食感は「多分、長い自然薯より良い」。
 保存性は、イモの痛みがほぼゼロ、乾燥して柔らかくなることも無い。
 去年の収量は「種イモの約30倍」だった。
 
 今年の作付けは、先日30日に済ませた。その土づくりから植え付け、棚づくりまでの記録。
 黒か白のマルチで行くのが今流の基本だけど、そのマルチからの出芽の発掘が、慣れないと大変な気遣いがいる。それを楽にする方法のひとつも行っている(サトイモもこの方法)。

 なお、今朝の気温は9度で、快適にウォーキングしてきた。桜は、完全に散っていた。
 昨日4月6日の私のこのブログへのアクセス情報は「閲覧数7.938 訪問者数1,400」だった。

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●2月19日
事前の準備として、後記、施肥、畝の外形づくり


畝の芯の最下部になるところに
モミガラを大量に入れて、管理機で撹拌しておく。
昨年の収穫の時、長いイモの下部は、
土がかたくて掘りにくいところがあったから、土壌改善しておくため

  
●「種イモ」
あらかじめ注文しておいた「短形自然薯」の種イモを
3月初旬に取りに行ってきた(買ってきた)。
100本で「6.5キロ」。一本150円。
一株平均65グラム。昨年より、一回り以上大きい。
取得後は、自宅の居室の暖かさで芽出し(出芽を促進)しておいた。




植え付け時、1から2cmほど、芽が出ている。
丁寧に植え付ける必要があるが、あとが早いから楽。
  
●3月29日
うえつけ後は 水やりをするのは良くない、とされる。
とは言え、今年は20日以上の降雨無し。
前日に、畝のセンターにたっぷり水やりしておいた。

  
●3月30日 植え付け
まず、両端を削って、大雑把に整形
畝のセンターから左右60cmの位置にラインを入れた




土をかけて、植え付け畝の出来上がり


植え付け
長さ16mの畝だから、100本入れると・・・16cm間隔
畝のセンターに出芽部が線状に並ぶように置いていくだけ。
パイプ栽培より、波板栽培より、はるかに楽な作業。




土を5から10センチほど被せる。


畝の高さは約60cmほど。
  
★ここがミソ
仕上げに、種イモ上部の表面をキレにならすことがコツ。
小石とか地位な突起物があると、
植え付け以降の毎日、
マルチの上から「出芽してきた『芽』を探す」とき、
極めて紛らわしいので。

こうしておくと、後が楽。
  
植え付けてから、マルチをかけて、
その両側は防草シートを張る。
こうすると、ムカゴとりが楽。
もちろん、草取りもしなくてよいし、
乾燥防止にもなる。


(緑線)マルチ押さえは、
パイプを長さ30cmほどのフックを差し込んで支えるだけで充分。
2.5から3mに一本ずつ抑えている。

この植え付け作業は、2人で3時間、計6時間。
  
●3月30日
ネット張り
畝のセンターに縦に張ってから、
横・天井面を張る


ウネの細工。
(赤線) センターのネットの下のパイプは、
「左右・上下にずれてはいけない」ので
畝下の両端に「ラセン杭」を入れ、
マイカー線で適度に左右、上下を固定。
4mごとにこの方式で固定。

(緑線)マルチ押さえは、
パイプをフックで支えるだけで充分。

このネット張り作業は、2人で計3時間。
  


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 うちのヤマイモ栽培はいろいろと変化してきた。最初は縦の普通栽培で掘るのに苦労した。次にパイプ栽培、続いてホンモノの「自然薯」を波板で栽培してきた。
 今年は、ガラッと変えた。「短形自然薯」の慣行(畝で地植え)栽培。
 なぜかというと「自然薯」は1メートルから1メートル50センチ程になるので、面白さが抜群の反面、扱いが大変。出荷、保存、人にあげるにしても面倒。だから「扱い」を優先することを選択。
 とはいえ、味や食感は大事。そこで「短形自然薯」の種イモを種苗店で購入。確か1本100円か150円ほど。

 生育は順調で、12月5日に収穫した。今日のブログは、その記録を整理しておく。
 まず、品種。短形自然薯は、ネットで見るとタキイ種苗とサカタ種苗ではだいぶ違った。その比較はブログ末に載せる。ともかく、うちの種イモは「自然薯系」。

 17cm間隔という密植にしたこともあって、期待と不安で掘り進んだ。
 イモが、まるで「壁」のように並んでいる。びっしりだから、「上出来」というべきだろう。

 一番大きかった株は一番西の端の株で一株1本で「4.8キロ」。
 一株3本の合計で「4.6キロ」という株もあった。ちなみに、東端の株は一株2本で「3.8キロ」。
 今年は、データをとるために、一株ずつ、「分枝数」「合計重」を、植えてあった順に記録した。
「分枝数」と「重量」の株ごとのデータをエクセルで整理してみた中から、図表にもしてみた。考察も記した。

 全部で90株。その総分枝数は232本、総重量は170kg。一株平均は1.9kg。
 一分枝当たり平均重量は、一分枝の株で1.7kg、2分枝の株で0.9kg、3分枝の株で0.7kg。 

 (後日追記・種イモは小さかったので、せいぜい100グラム程度だったろう。として約9キロ。ということは約20倍の収量、ということか)
 来年への展望は次。
 もちろん、「短形自然薯」でいく。
 「自然薯の波板栽培」つまり長い自然薯の時に比べて「根域」が浅く、畝の上部でたくさんの根が伸びている、との強い印象をもった。雨が全く入らないから、根が浅い生育パターンの種類では水分が最後まで少なすぎたのではないかと考える。
 だから、今年の黒マルチ栽培を改め、畝の天頂部の幅20㎝ほどは土のまま(堆肥を敷く)、横は防草シートで、雨が浸みるような栽培形態にしようと想定している。
 種イモの間隔は今年同様に、20cm以下の密植にしようと思う。扱うには大きなイモより小さい自然薯が良く、そのために面積当たりの分枝数を増やすため。

 なお、植え付けから施肥までの経過は 5月22日ブログ ⇒ ◆「ヤマイモ」のパイプ栽培 ⇒「自然薯」の波板栽培 ⇒ 今年は「短形自然薯」の慣行(畝で地植え)栽培へと転換した

 生育中から試し堀りまでは 12月3日 ⇒ ◆初めて栽培した 「短形自然薯」/生育の様子 ムカゴも/先日、試し堀りしてみた 7株で合計平均で14.3キロ 株当たり2キロ/味も食感も文句なし

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●地上部を前日までに片付けた


●さてさて・・期待と不安で掘り進む

17cm間隔という密植にしたこともあってか、
まるで「壁」のようにイモが出来ている

●モグラ穴が畝上部の真ん中を端から端まで走っていた・・
あちこちにも

 とはいえ、ネズミなどの食害が少しあった株が一株だけで ホッ

●一株でこんなに大きくなって


●一番西のエリアはどれも大きかった
一番大きかった株は一番西の端の株で一株1本で「4.8キロ」

上の写真はこのエリア。
その「分枝数」と「合計重」(西から)
1-4.8  2-1.1  4-2.1  1-1.7 
1-1.4  3-1.9  3-2.8  2-2.7

●「自然薯の波板栽培」つまり長い自然薯の時に比べて、
「根域」が浅い、畝の上の部分でたくさん伸びている、との強い印象。
   (↓ 畝の横断面)

   (↓ 畝の縦断面)


●収穫物は植えてある順に置いたので、きちっと計量・メモできた
 




●今年は、データをとるために、一株ずつ、
「分枝数」「合計重」を、植えてあった順に記録した
・・・この株の目盛りは5.7キロ
箱と土をマイナスして 一株3本の合計で「4.6キロ」


●一株一本、全体で二番目に大きかった短形自然薯


●軽トラックに積んで倉庫前へ運ぶ(ここで昼に)


●簡単に水で洗って、目検討で大きさの順に置いた
(下のメジャーは10cm単位)


●新聞を敷いてから
基本は100グラム単位で分けて入れ、
本数も明記した付箋を箱ごとに付けて貯蔵
(先に少しモミガラを敷けばよかったと反省)


●モミガラを入れて

この後は、地下室で貯蔵。
地下室は蓋を開けておくと真冬でも「床で8度」程度。
蓋を閉めると湿気が多い気がするので、蓋を開けて貯蔵している。
ジャガイモも同じ地下室に。

うちは、地下室(床面 約3m×4m)が4部屋あり、通常は3室使う。
今使っているのは、他に
蓋を開けたままの「サトイモ」の部屋と、
蓋を閉めて、育苗用のヒーターで加温している「サツマイモ、ショウガ」の部屋
 
★ここからは、「分枝数」と「重量」の株ごとのデータをエクセルで整理してみた中からピックアップ

2017年12月5日(火) 短形自然薯 収穫   (前週 7本 収穫済み) 西から のデータ
(9時から12時 13時半から16時半 × 2人)

一株からの「分枝数」と「重量」

          総合計  平均
90株からの分枝数の合計(本) 232  2.6
総合計重量(kg)    170.8  1.9
一分枝当たり重量(kg) 0.7
一株当たり重量(kg)   1.9
(考察)分枝数が株あたり「2.6」と通常の自然薯より多い印象。

総分枝数と一分枝当たり重量(kg)

一株からの分枝数  1 2 3 4 5 6 7 8
株数  24 25 23 7 8 1 1 1
分枝数合計  24 50 69 28 40 6 7 8
総合計重量(kg)  43.8 44.3 48.9 12.8 14.8 2.1 3.3 0.8
一分枝当たり平均重量(kg)  1.7  0.9  0.7 0.5  0.4  0.4 0.5 0.1
(考察)分枝数が1.2.3の株が多い。そのあたりの株の収量が多い

「一株から6分枝」「同7分枝」「同8分枝」は各一株だったので除いてグラフ化すると

(考察)当然といえば当然だけど、「一株からの分枝数が増えれば、一分枝の重量は減る」
(一分枝ごとの重量は計量していないので、平均値で見た)

一株からの「分枝数」と「重量」のグラフ
畝の東(左)から西(右)への順

(考察)しいて言えば、畝の中の方が分枝が増える傾向と両端は大きく肥大する傾向がみられる

短形自然薯の標準形は どれだろう??

タキイ種苗とサカタ種苗ではだいぶ違った・・・
 宣伝文句からもイモの写真からも、サカタは「ヤマイモ系」、タキイは「自然薯系」と読み取れる。
 自然薯類は交配しやすいらしく、その形や味は系統に由来するので、
うちの種イモは「自然薯系」ということなのだろう
★タキイ種苗 自然薯・短形自然薯
≪一般的な自然薯より短く、収穫しやすい家庭菜園向きの品種≫
自然薯特有の粘りと風味を楽しめる。
   (※ 2021年6月27日 リンクを追記 品種によって形も粘り具合も違い、おいしく滋味あふれるヤマイモ特集 )

 ★サカタのタネ やまいも 短形自然薯
≪栄養価が高くほどよい粘りは風味・食味とも最高!≫
       タキイ と サカタ






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 今年、初めて「短形自然薯」を栽培した。
 生育の様子やムカゴの収穫、先日の試し堀りを記録。
 7株で合計平均で14.3キロ 株当たり2キロだった。
 16cm間隔という超密植栽培だったけれど、重さは十分な量というべきか。

 ただ、イモのカタチがデコデコ。「短形自然薯」という標準形が分からないけれど、タキイのネットカタログではズンドウ。
 ズンドウにならなかった理由の推測・考察、そして対策は、また後日にしよう。
 ともかく、味も食感も文句なし。

 もうしばらくしてから、全部掘るつもりなので、全体像が楽しみ。
 
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 植え付けから施肥までは 
 5月22日ブログ ⇒ ◆「ヤマイモ」のパイプ栽培⇒「自然薯」の波板栽培⇒
今年は「短形自然薯」の慣行(畝で地植え)栽培へと転換した


●5月18日
 施肥。畝の両側に、平飼いケイフンを
片側約50リットルずつ

この上に防草シートを敷く

●8月18日
上から見たところ


左右から水平方向で見たところ


下方向から見あげた


●9月22日
 ムカゴが落ち始めたているので拾う
 この日、1.0キロ


●10月26日
葉が少し黄色くなり始めた


葉が落ちるとムカゴを集めにくくなるので、
ブロワーで集めた




この日、2.5キロ
    10月31日ブログ⇒ ◆短系自然薯のムカゴ/夏からできていたムカゴは大部分が落ちた/稲刈りの日の朝方、ムカゴを集めた/食したら、美味珍味・・

●11月22日
葉も落ちた


ムカゴをひろう
今回は、落ち葉が沢山あるので、ホウキで集めて
ブロワーの風で整理
手選別で仕分け 0.5キロ


●11月28日
ツルを片付けた



●11月29日
東端を試掘してみることにした


畝は、春に60cmの高さで立てた。
が、50cmほどに下がっていた


途中、モグラの穴があった
畝の天頂部はマルチの下の株元に一直線に通っていた
畝の途中にもドーンと一本


赤・春に置いた種イモ  緑・今年できた新イモ


掘り進む






土を落として計量



7本の重さ 左から順に(右が掘り始めの株)
2.1 2.3 2.0 0.8 2.0 2.3 3.8 kg
合計平均で14.3キロ。平均2キログラム


一番小さかった「0.8」2キロの株の一部をその日に試食


汚れをざっと取って、皮付きですりおろし、さらにすり鉢であたって、出汁でのばす
  

見た目はフワフワだけど、粘りの強いとろろの出来あがり


堀たてだから、出来たては少しえぐみがある。
少し置いておくとさらになめらかになってうまみが増す



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 今年初めて作った「短系自然薯」は、きれいに良くできた。
 無論、これは地上部の話で、肝心の地下は掘ってみないと分からない。

 ただ、山芋や自然薯の生育パターンから、その茎や葉の栄養が9月から10月に地下の「イモ」に行く仕組みなので、経験から、今のように地上部が生育していれば、ほぼ間違いなく出来は上々。

 とりあえず、先日、稲刈りの日の朝方、ムカゴを集めた。
 粒の大きいムカゴもたくさんあった。

 食したら、美味珍味・・
 孫は「にがい」とキラッたたけど・・・

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上と真横から見たら


横から見たら


夏からできていたムカゴは、
急に大部分が落ちた。
ムカゴは、まだツルにわずかに残っているが、
葉っぱが落葉すると混ざってムカゴを取りにくいので、
いま、収穫することにした。

通路をブロワーで吹き押して集めるだけ。


水につけて葉やごみを除いて、家に持って行ったら、
あとはパートナーがやってくれた。


また、きれいに洗って乾かして、
大粒から小粒まで大きさ別に選別。


大きめのむかごは煮物に、小さいむかごはむかごごはんにするつもり。
ちょっと形が悪いのは、炒め煮にしてから、
  

八丁味噌とハチミツで味付け。


このまま食べてもホクホクしておいしいが、
おつまみにピッタシ。

先月に順次収穫して、冷蔵庫の氷温室に寝かせておいた栗「ポロタン」。
ひと月ほど置いておくと、でんぷんが糖分に変わって甘くなっている。


そろそろ食べごろと栗に切れ目を入れて、
電子レンジで3分ほど加熱。


「ポロタン」の名のとおり、鬼皮がきれいに剥けた。
ひと月待ったかいがあって、とっても甘くなっている。

電子レンジ専用の磁性鍋でも蒸し栗を作ってみた。
  

電子レンジでチンしただけよりも、


ふっくらホクホクした蒸し栗ができあがった。




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 「ヤマイモ」や「自然薯」類の栽培は、ブログのタイトルの通り、作り方をいろいろと変えてきた。まず、その経過の説明。
 以前は、「ヤマイモ」類を慣行(畝で地植え)する栽培をずっとやっていた。でも、縦に土中深く伸びているから、掘るのが大変。
 ちょうどブログを始めた11年ほど前から、「ヤマイモ」を「パイプ」栽培で始めた。収穫は斜めに埋めたパイプを抜くだけだから簡単。

 次に、ホンモノの「自然薯」を波板で栽培してきた。屋根などに使うトタン板の樹脂製の「波板」を幅20センチ(標準品を1/3に分割)、長さは1メートル50センチほどに切って、その板を斜めに埋めて、そこで自然薯ができる。パイプ栽培より、なお簡単。

 今年は、ガラッと変えた。「短形自然薯」の慣行(畝で地植え)栽培。
 なぜかというと「ヤマイモ」は70センチから1メートル20センチほど、「自然薯」は1メートルから1メートル50センチ程になるので、扱いが大変。出荷(寺町畑は、スチロールのリンゴ箱での配送や段ボール入りの宅配便りようなどの出荷なので、長いイモは極めて不便)とか、保存とか、人にあげるにしても、扱いが面倒。
 だから「扱い」を優先することを選択。

 とはいえ、味や食感は大事。そこで「短形自然薯」(特徴の例示  短形自然薯/サカタのタネ)とした。種イモを買った岐阜の種苗店の説明では、長さ40センチ程度という。それなら、60センチ程度の高い畝で栽培すれば、掘るのはそれほど苦労しないだろう、そんな、標準の考えをとってみた。・ということで、ブログのカテゴリー名も 「自然薯・ヤマイモのパイプ・波板・栽培」  だったところ、今日からは、【「ヤマイモ」のパイプ栽培⇒「自然薯」の波板栽培⇒「短形自然薯」の高畝栽培】と変更する。
 
 栽培の基本としての今年の改善点は二つ。
 一つは、最近は、大きい「自然薯」を作ろうと、「ツルが伸びる棚」をついつい高くしてしまったり、あるいは手抜きしたり。天災が無ければよいけれど、この数年、台風や強風が来て、棚が倒伏してしまうことが続いた。
 それで、倒れる心配のない、横に広がる棚にした。7.8年前に竹でやったことがあるが、資材の準備や固定が面倒。今年は、48ミリの単管にした。

 もう一つは、マルチからの芽の出し方の容易さの確保。実際にやってみて、今まで以上にとても楽に「出芽を発見」ではた。それは、以下の本文で写真入りで解説しておく。
 ブログでは、3月17日に予定地の準備と施肥、耕起、4月6日の植え付け、それから45日ほどですでに2メートルほどツルが伸びた最近の様子の中間報告、そして、「すっぽり覆ったマルチ」からの芽出しの様子などをまとめる。

 なお、今朝の気温は15度で、快適にノルディックウォークしてきた。昨日から最高気温が30度を超える暑さなので、早朝ウォーキングのあと朝食、10時ごろまでの外仕事にして、そのあとブログを出すことにする。(だから、今の時間に投稿・・・)
 また、管理者のgooブログから通知された昨日5月21日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数6.029 訪問者数1,462」だった。

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●3月16日 事前準備
 予定位置の有機物を除去し、
 施肥し、耕起しておく。
 自然薯系は「まっすぐに伸びる根が有機物にあたると
 曲がりや腐り原因になるらしい。
 それで、前作の残滓は丁寧に除去した。


●4月6日 植え付け
 管理機一台で畝をつくる(高さ60センチ)。
畝の上部へのかん水。
水はこの一回だけ。、
自然薯系は水が嫌いで、水分が多いと奇形が出やすくなるらしい。
 その意味でも、高畝はもちろん、
すっぽりとマルチで覆うのが良い、ということ。


 種イモ。芽が少し出ている
天頂に等間隔に並べる


センターラインの位置に出芽部を揃えて配置。
イモ部分は、水平に載せ、
畝の上に載りきるように斜めに置く。
種イモは、横向きでよく、
発芽部から、下に将来のイモになる長い根がまっすぐに伸びる。
パイプや板なら、これが、そこを伝って伸びるから、掘りやすい。
高畝だけで行く今年は、
40センチ程度というイモ長が確保できる畝の高さにした。


 種イモを並べて、「10センチの覆土」の予定位置をマーク。
 土を載せる


畝を成形。
黒マルチをすっぽりとかける。


●4月10日 棚づくり
48ミリの太さの単管で、
幅3メートル、高さは約2メートル
(縦の単管は在庫があった3メートルもの)を組む。
その後、キュウリネットを張る。
縦方向のネットは、1.8メートルもので
上は少し残る程度の高さ(2-0.6メートル)。
天井のネットは、幅3.6メートルものを張った。


●4月20日 出芽
この後は、マルチからの芽出しが主たる仕事。

今年の工夫の一つ。
イモを並べて、10センチの覆土をし、マルチをかぶせた後、
幅広板でたたいて、ゆるく整地した。
掌の食感で芽を探すのだけど、
出た芽と小石や土の塊と間違えやすいので、こうしておくと、
突起物が極めて減るから。


実際、今まで以上にマルチの下の芽がとても分かりやすかった。

なお、サトイモは、植えた後、
直径20センチほどをくぼませておいた。
これも、正解だった。

●5月17日の様子
 株元


2メートル以上の高さの棚上に伸びている


●5月18日 施肥とマルチ
 元肥えは、平飼いニワトリの小屋から出したケイフンを少しだけ。
それでは足らないから、畝の両横の歩くところに、
ケイフンを3箱(一箱約25リットル)ふってから、
スコップでつついた。
こうしておくと、割れ目に肥料が入って、
雨による効きが良いと考えたから。
サトイモ同様にした。
その上は、防草シートを張った。


なお、左は、トマトやピーマンなどの雨除け栽培の場所、
右はミョウガの固定の畝


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 自然薯、山芋類を「波板」で栽培している。
 都合で(=昨年ブログに書いた事情)前年からの「2年植えっぱなし」の分の最後の収穫を3月17日に行った。
 長いイモがゴロゴロと出てくるのはそれは快感。今日のブログは、その様子。

 続けて明日は、今年の植え付け(4月6日)と、すでに1メートル以上ツルが伸びた最近の様子の中間報告、そして、「すっぽり覆ったマルチ」からの芽出しの様子などをまとめる予定。 (追記 5月22日のブログに⇒ ⇒◆「ヤマイモ」のパイプ栽培⇒「自然薯」の波板栽培⇒今年は「短形自然薯」の慣行(畝で地植え)栽培へと転換した

 なお、今朝の気温は15度。暑さを感じ、この程度以上の気温なら、次からは、短パンでノルディックウォークしようと思った朝。
 また、管理者のgooブログから通知された昨日5月20日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数5.589 訪問者数1,427」だった。

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3月17日に最後の収穫

●収穫の前と後の様子
(左)ボチボチ収穫してきて、今日は一気に掘りきる日。
(右)収穫を終わって、波板の整理など。向こうの方が掘った後。


●横断面。
(左)波板が幾層にも積んである。
(右)2年植えっぱなしだから、
今年の春に板から外れてストレートに
伸びたイモが何本かあった
・・掘るのは大変だった。


●横から見ると。
 (上)板の上から伸びた根が
板に届くと斜め下に走り、
それが秋に太るのが山芋類の成長の特徴。
 つまり、波板栽培は、掘るのが極めて簡単。

 (下)とはいえ、2年植えっぱなしの弊害で、
「板の上のイモ」と
「板を外れたイモ」とが交錯している。
立て伸びのイモ堀は難儀だった

●波板の「上の面」様子。
 出来の良いところを見せるのは当然の気持ち。


●"ゴロゴロ"という言葉が合う雰囲気






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 今年は自然薯でなく「ナガイモ」を栽培している。
 自然薯もナガイモも、芽が出てからのツルの伸長の早さはものすごい。1日に10センチ程度伸びる。
 ポリエチレンの素材でマルチ(被覆)しているから、水分はほとんどなく土はカラカラ。
 「種イモ」に蓄えた栄養を使って一気にツルが伸びるのだろう。昨年のアクシデントの時に発見した種イモは、6月下旬に「抜け殻」状態だった経験からしても、一気にツルを伸ばし、葉を茂らせるパターンと想像できる。

 もう、3メートルの高さの棚の支柱の上部に届いて、行き場(伸び先)を失っている。
 だから、ツルどうしが絡み合って太くなり、「空に自立」している。

 ヒトが食用にする部分は、上に伸びたツルとは(当然)別に、下に伸びている。
 自然薯は、夏までにツルを伸ばし、枝のツルを出し、葉をたくさんつけて養分をそれらに蓄える、同時に、食用にする根の部分は細いまま、長く伸び続け、夏まではこの細い根のままでいて、9月以降に地上部の葉やツルの栄養をもらって、これまた一気に肥大するのだという。

 ナガイモも同じリズムなのだろうか・・・
 そんなことを思いながら、今日のブログは、この「20日間」のツルの伸長のすごさを記録しておく(前回のブログはマルチからの芽だ出しの様子)。

 なお、gooブログの昨日のアクセスの通知は「閲覧数 4.773 訪問者数 1.836」だった。
 今朝の気温は16度台、半袖でノルディックウォークした。

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●以下、4月26日のブログ
⇒ ◆今年はナガイモ/早いツルは50センチ以上伸びた/マルチから突き上げた「芽」を救出する


●一週間前の5月8日の写真


 

  
 

●以下、昨日5月14日の写真
ツルどうしが絡みついて強度を増してグングン伸びる


ウネのトップから3メートルほどの高さの支柱の最上部
 
横のパイプは、近くの丈夫な支柱(短管48ミリ)につないだった「補強」用のパイプ

棚の全景



棚の中ほど


株もと。


 

伊勢イモ(いせいも)は、芽の出が遅い



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 昨年の自然薯は6月に棚が倒れてしまった。早く伸びすぎて、棚の補強をする前に強風に倒された。
 種イモごと抜けているので、復活は見込めない(今日のブログ末に一部の写真を載せる)。
 そこで、時期遅れたけど安売りの種イモがないか、探した・・・・あった・・・・
 それを植えたのが、今年の種イモになってる。ただし「ナガイモ」。

 収穫などせずに、そのまま植えっぱなしだから、芽の出は早いと予想していた。
 案の定、4月19日に点検したら、100株以上発芽し、長いツルは50センチ以上伸びている。

 種イモを植えてからマルチをかぶせて、芽が出てたところをマルチを破って、生育させるというやり方。
 タイミングが遅れれれば「芽が焼けて」しまうのは明らか。
 最初の1.2年は、「やってみたけど、到底無理」との印象だった。しかし、白黒マルチを突き上げた芽を出してやる作業も、何年か経験し、ジャガイモやサトイモのマルチ栽培などを始めたことで、「発芽した新芽をマルチの上から感じる、見つける」ことにも慣れてきた。
 今日のブログは、そのあたりの様子を整理する。
 なお、昨年の棚の倒伏、再植え付けのことは恥ずかしくてブログに載せていなかったので、次回に整理するつもり(今日のブログ末は、一部の写真だけ載せておく)。

 なお、gooブログからの今朝の通知は「閲覧数 5.979 訪問者数 2.111」だった。

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芽が出始めたとこを 救出 (4月19日)


ツルが伸び始めている


●同じ場所 (4月19日)
  

★同じ場所
 

◆同じ場所
  

◆同じ場所
  

●あちこちから芽が出る
 

  

★草刈前のうね (3月31日)
  

昨年の失敗の証拠

★2015年6月6日の様子 
     2015年6月7日のブログ ⇒ ◆自然薯の波板栽培/ツルは4メートルを超えた/驚く勢い、1日に10センチ伸びている

●2015年6月26日の様子
 前日の強風で棚ごとすべて倒れてしまった。

 しかも、種イモごと抜けているので、復活は見込めない。
 そこで、時期遅れたけど安売りの種イモがないか、探した・・・・あった・・・・
 それを植えたのが、今年の種イモになってる。

 

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 今年の自然薯栽培。4月22日に植えつけて、1ヶ月半の昨日6月6日の様子。
 今年の棚は、5月7日に、4メートル(太さ48.6ミリ)の「単管」を2本合わせて立てる方法でセットした。ツルが昇るネットは、幅1.8メートルのキュウリネットを上下2段にした(50センチほど重複)。

 畝の高さが約50cmなので、出芽・株元から棚のトップまでは、約3、5メートル。
 どんどんどんどん伸びているツルは、先日トップに届き、横に垂れてきた。
 つまり、正味で4メートル以上になった。

 植えつけてマルチからの出芽は4月末ごろ。約40日。
 1日に5センチから10センチ伸びているとみていたけど、事実として、1日に10センチ伸びている計算。
 驚く勢いだ。
 肥料はまだ何もやっていない。水遣りもなし。その様子をブログにした。

 この後、暇を見て、米ぬかとケイフンをマルチの外側に散布しようとは思っている・・程度。
 それと、垂直の高い棚だから、台風対策として「ラセン杭」を入れ、ワイヤーで引っ張る予定。ワイヤーは
用意してある。
 
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●植え付けの時
 4月28日ブログ ◆今年の自然薯、植付けました/波板白黒マルチ栽培
箸と橋の中間の位置に出芽、出根部を置く





●4月22日に植えつけて、
1ヶ月半の昨日6月6日


★棚のトップ


 

◆中段


 

★株元
 




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 4月22日に植えつけた自然薯。
 ツルは、どんどん伸びる。毎日五センチは伸びている、と見ていた。
 実際、一か月経って、2メートルのネットの上までになった。
 葉も出始めている。

 同じときに植えた伊勢イモは、植え付け時、まだ芽が動いていなかったので、出芽も遅い。
 しばらく前から出芽始まったので、マルチに穴あけ作業がある。

 ところで、そ先日の昼ご飯は、「更科の生ソバ」を頂いたので、自然薯をすりおろしてトロロソバにした。
 自然薯の植え付けの残りを久しぶりにすりおろした。

 そんな食べ物と自然薯のツルの様子をブログにした。
 
 なお、今日は議会改革の特別委員会の会議がある。

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更科のソバのお鉢の中心には自然薯


ネギもたっぷり


伊勢イモは、植え付け時、
まだ芽が動いていなかったので、
出芽も遅い


こういう芽は分かりやすい
  

自然薯は早くも2メートル以上伸びている
  


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 今年の自然薯は、3月末日に届いた種イモを4月22日(水)に植えた。
 すぐに植える予定が、雨続きで、作業ができなかったから。
 4月22日(水)に103本植えて、早くも25日(土)には、白黒マルチに穴をあけて、芽を出してやる作業になった。
   ★4月28日ブログ ⇒ ◆今年の自然薯、植付けました/波板白黒マルチ栽培

 22日(水)103本の植付後、マルチの穴あけは25日に8株と始まり、29日の21株を最高に、5月2日で合計97株が出芽済み。植付から10日で約95%。
   ★5月3日ブログ ⇒  ◆自然薯の波板栽培/白黒マルチが便利/新芽の穴あけも順調 約95%済み

 種イモから出るツルは1日5センチから10センチほど伸びている。
 だから、1メートルほどのツルもある。つまり、早く棚を作らないといけない段階。
 そこで、昨日、棚の支柱をセットした。
 今年は、4メートル(太さ48.6ミリ)の「単管」を2本合わせて立てる方法にした。
 ツルが昇るネットは、幅1.8メートルのキュウリネットを上下2段にした(50センチほどは重複部分有)。

 その様子をブログにして記録しておく。
 ともかく、これで、自然薯の作業は基本的には終わり。残るのは肥料や周辺の草刈程度。
 
 ところで、今日は臨時議会がある。

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(写真をクリックすると拡大)

まず単管を立てる


ひと間ずつセット
  

ひと畝分を立て終えた


上の段のネットを張り終えた




下の段のネットも張り終えた




ネットをセットし終える




ネットをセットして、
ツルはこの状態


棚の支柱をセットして、
たった数時間でツルが絡んだ


長くなるとツル同士が絡んで支えあう性質が強い
 

ツルをネットに誘引しておく




作業は2人で約4時間ほどだった。


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 自然薯の植え付けは、予定よりだいぶ遅れて22日(水)に済んだ。
 種芋の箱の中に3週間放置されていたので、どれもしっかりと出芽している。
 だから、植え付けて数日後から、この「芽」を外界に出すために、ポリマルチに穴をあける作業がいる。
 気温が高いし、何日も放置すると芽が焼けるから、このタイミングの時は毎日欠かさずに「点検」と「穴あけ」作業をする。

 22日(水)103本の植付後、25日(土)には、マルチの穴をあけは25日に8株、に始まり、一気に。29日の21株を最高に、昨日5月2日は7株。合計97株が出芽済み。植付から10日で約95%、ということになる。
 通常は、もっとだらだと長くかかって、結構な面倒さがあるけれど、出芽した株の植付後の管理は、格段に楽な今年。

 このあと、支柱・ツルの棚を今年はどのようにするか、思案することになる。
 自然薯は、夏に茂ったツル、茎や葉に蓄えた養分を9から10月に「根」に移行させることで肥大するという。だから、できるだけツルが辞けりやすいようにしてやりたい。

 ・・ということで、今日のブログには、「2015年の自然薯・の出芽状況」としてまとめた日別の出具合、そして昨日2日の畝の様子を記録。植付や穴あけのやり方も28日ブログから再掲。

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(写真をクリックすると拡大)



 以下、(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)
 全景










長いツルは30㎝くらい


 4月28日ブログ ⇒ ◆今年の自然薯、植付けました/波板白黒マルチ栽培/昨日のブログの「訪問者数は 2238 IP」 から

★箱の中で、こんな状態になっていた


箸と橋の中間の位置に出芽、出根部を置く


4月25日(土)から 穴あけ開始
(左がツンとしたサイン。右が穴あけ後)
  

  

  


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 自然薯の植え頃は「桜の開花」のころ、と言われる。このあたりの桜は4月上旬。
 今年は、選挙の手伝いがあるので、その時期をあけるために、早めに植えたい。ということで、早めに種芋を送ってもらった。
 3月末日には来た。・・ところが、今年は連日の雨続きで、植付場所の耕運ができない。

 ・・・結局、状況がよくなったのは、4月20日過ぎ。
 22日(水)に植え付けた。
 種芋は、輸送の箱の中で出芽、出根していたので、速やかかつ慎重に植え付けた。
 もう一週間前なら、最高に良かったと振り返った。さらに、来てすぐに植えるより、出芽させて植えた方が、後の芽の管理が楽そう。

  自然薯は水分を嫌うから、畝はマルチで覆う。特に、波板栽培は水が苦手な印象を受ける。
  種芋生産元の説明では、暖地は白黒マルチ、冷涼地・寒地は黒マルチが良いそう。

 植付後、早くも25日(土)には、白黒マルチに穴をあけて、芽を出してやる作業になった。
 芽を露出させる穴あけは、22日(水)100本植えて、25日に8株、26日に10株、昨日27日は14株と「一気に」の印象。

 白黒マルチの下から、ツンと突き上げる、もしくは芽の存在が指先の触感で分かるところに穴をあけて、芽を露出させる。
 自然薯のマルチ栽培は、数年前らやってみるけど、どうしたら芽が指でわかるのか、よく分からなかった。
 それが、昨年4月の「ジャガイモの黒マルチ栽培」(収量は種芋の18倍あった)で、その芽の触感がよく理解できた。だから、その後の自然薯もの芽もよく分かった。

 手のひらで畝上をなめるようにそっと動かしながら、ツンとしたところがあったら指で確認する。
 マルチのツンとした突き上げ部を指で触ると、植物である芽は「柔らか」で、ほんの少しだけ押すと、動く。
 対して、土や異物は、「硬さ」がある。少しだけ押しても動かない・・・・

 今日のブログは、その植付の様子と、芽の露出作業の様子。

 なお、昨日4月27日のアクセス通知は、「閲覧数 5662」、「訪問者数 2238」だった。
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(写真をクリックすると拡大)
4月22日(水)植え付け。
管理機・畝立て機で浅い溝を切る


波板を斜めにセット
板と板との間には、無施肥で遊戯物のない土をスコップ6杯程度おいてならす
私は面倒なので、その予定で管理してきた畝の位置の横の土を使っている


波板の上端に箸をセットしておく
  

箱の中で、こんな状態になっていた


箸と橋の中間の位置に出芽、出根部を置く


下には斜めの波板が埋まっているけど、上部は空き。
そこには、「伊勢いも」を植付る。


植付土の調整も済んだら、箸を取り除いて出来上がり


白黒マルチですっぽり


4月25日(土)から
穴あけ開始
(左がツンとしたサイン。右が穴あけ後)
  

  

  

 穴があく畝


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 畑の土に斜めに並べた「波板」、つまりトタン板状の透明樹脂の板を使って自然薯を栽培している。
 春に種イモから出た根が、その波の溝に沿って下方向に伸びていき、秋にその根が太って「自然薯のいも」になる。
 縦に伸びた通常の自然薯は掘るのが大変だけど、ゆるい傾斜に並べた波板は、収穫がラクラク。

 一昨年は、9月の台風で地上部が全部飛ばされてしまって、収穫は「皆無よりは少しマシ」程度。
 今からいうと昨年の春に植えた分、つまり今シーズンの自然薯は、先日1月27日にやっと収穫した。
 マルチ栽培だから、土は乾いてサラサラ、イモの肌も白く、とても良いイモ。

 ただ、夏から心配した通り、イモが大きくなっていなかった。
 理由。自然薯の茎や葉は夏前からネット一面に広がっていたけれど、隣の畝に植えたゴーヤの茎や葉が、先にネット一面に広がっていた自然薯の茎や葉の上を覆ってしまったこと。ゴーヤの茎や葉の方がはるかに勢いが良く成長するから。
 夏ごろ、うかつだったと反省したけれど、もう遅いわけで、あとは期待するのみ。

 自然薯は。夏に茂った茎や葉に蓄えられた養分が、9月以降に根に移行して、細長い根を「イモ」に太らせるパターン(らしい)。昨年の夏以降、自然薯の茎や葉が、ゴーヤの茎や葉に覆われてしまって、結局、十分に養分を蓄えられなかった。だから、小さめの自然薯。

 その収穫の様子をブログに載せる。
 今回は、4割程度の畝を掘ったので、3月までに次を掘ることになる。
 ともかく、自然薯の波板栽培は、ラクラクで面白い。

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(どの写真も、写真をクリックすると拡大)
 2014年7月27日ブログ ⇒ ◆かぐわしい自然薯の花/夏の水やりをどうするか・・・ 
ゴーヤ(左の垂直のネット)と重なっているので
自然薯(右の斜め部)のできの見方は微妙


枯れた状態で放置してきた


  

白黒マルチをはずす


まず、自然薯の波板の上に重なる位置の「伊勢イモ」から


土は乾いてサラサラ、
イモの肌も白く、とてもいいイモ
  

掘り終わって、
波板は一時的に溝にいれて、マルチもかぶせて


並べてみると
  





水洗いして


ちょっ悪いところなど、出荷できないイモをお使い物に



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 自然薯の花が咲いてきた。かぐわしい自然薯の花。
 畑の中では異種的というべきほどに芳香がする。
 その花の様子はブログの写真にしておく。
 
 ところで、連日の猛暑。野菜には、水やりが必要。(水やり=かん水)。
 今年は、水を好む野菜のうねのマルチには、「かん水チューブ」がセットしてある。
 だから、昨日も、1時間ずつ、サトイモやナス、キュウリ、ピーマン、ミョウガなどにかん水チューブを通じて井戸水をやった。

 ・・自然薯はどうする??
4年前までは、夏は時々水やりしていた。
 一昨年、昨年はやらず。理由は、防草シートで畝をすっぽりと包んでいたから、不要だと思ったので。

 やまいもの栽培歴の長いところの情報を見ると、夏にはかん水するとみた覚えがある。
 他方で、プロの栽培園では、最近、白黒マルチで畑をすっぽりと覆ってしまう、という説明を見かける。・・ということは、かん水はしないということになるはず。

 今年、種芋を仕入れたところの説明は次。(ブログで引用)
 《芋部には水が入らないように。根部には水分を保つように管理すると、豊作になり逆にすると、不作になります。ちょっとした思いやりや些細な作業が 収穫の差に》

 「すっぽり覆う」ことと「根部の水分を保つ」ことは、整合しているとみうける。

 ・・さてさて、今年のうちは、マルチは、180センチ幅の白黒マルチをうねの上部にかけてあるだけ。つまり、畝の下半分は「土」。
 草がびっしり生えているとはいえ、乾燥するする。・・ことしは、この畝の下部だけ、水やりしていみるか・・・・

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自然薯の花








伊勢イモのあたり


全体の様子


ゴーヤ(左の垂直のネット)と重なっているので
自然薯(右の斜め部)のできの見方は微妙



 ● 自然薯のやまいもまつり/山口  ホーム
  ★  自然薯・やまいもまつり・定植から芽出しまでの自然薯栽培のポイント
★値打ちある産物づくり・特産化事業の資料提供
1980年代よりの一村一品運動より、三十数年来の自然薯特産事業を手がけきました。その間に培ってきました自然生栽培の技術や特産化から6次産業化までのノウハウなど、やまいもまつりではそれらを大いに活用して、各地での農業振興や地域活性化事業に取り入れていただければ、情報提供・サポートは惜しみません。よろしくご検討下さいませ。

株元の開口部が開いたままでは、雨水で中央部分が下がって、株元から水が入る。芋部が加湿状態になると奇形が多発する。
※芋部には水が入らないように。根部には水分を保つように管理すると、豊作になり逆にすると、不作になります。
ちょっとした思いやりや些細な作業が 収穫の差に・・・・

●猛暑の夏は注意することがあります!
↓↓↓↓↓
■ダニ・コナガ大発生!(作柄報告)■
(画像有り)


★上段の水に関する説明とうちの比較
 うちのうねの場合は、水が波板部にツルの元から入る心配はなさそう・・
うちの畑 ●5月23日 支柱づくり
  6月28日ブログから ◆自然薯のマルチ栽培/以外に簡単だった/暖地は白黒マルチ、寒地は黒マルチがいいとか/全面を覆う




★下段の虫害に関する説明とうちの比較
今年のうちにあたっているようだ。
葉にも一部に食害が出ている



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