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てらまち・ねっと



 俗に「抗がん剤は苦しい、つらい、もういや」そういう人が多い。しかし私は抗がん剤はなんともなかった。
 が、リムパーザには苦しめられた。
 昨日のブログでは、リムパーザの副作用に苦闘したが、やっと、体調が「快適な状態に復帰にした」と思える旨を整理した。

 分子標的薬・リムパーザに関して、名大病院の医師が面白い表現をしていた。
 1月からの保険適用開始で、泌尿器科のゲノム担当になった旨の医師は、私の血液検査(BRCA遺伝子変異の有無の血液検査)の結果説明の時、「リムパーザの治験は何年もやってきた」という。
 そして、「リムパーザは、BRCA遺伝子変異のある人には劇的に効く。しかし、同・変異のない人が飲んでも『ラムネみたいなもの』」という旨の表現。
 ともかく「対象者」にはそれほどまでの著効がある薬。
 半面として副作用も覚悟しなければならない。

 さて、昨日のブログの最後に、
 「明日からしばらく、どんな作用機序で私の身体に薬が作用しているのか、そもそもの基本論として、たちの悪い『乳がん』『卵巣がん』『前立腺がん』などの『同・変異タイプ』の患者・人体への共通の作用を見ておこうと思う」と書いた。
 そこで今日は、私が、治療薬「リムパーザ・オラパリブ」の副作用、特に私の場合の吐き気や疲労感などから脱するために採った方法を記録しておく。

●-1 疲労には注意する
 疲労感については、毎食後は、30分ほどはしっかりと休むこと、それに尽きる。
 食後に変に動くと、不快が増幅する。車の運転などは最悪だった。どうしても車に乗る必要があるときは、あえて、食事を後にずらすこともあった。
 ちなみに、私は、この4月の間は、二ホンミツバチの分蜂・飛来の点検で、晴れていれば昼食後は外の「カツラの樹」の下で外気を吸って休養することができたのでラッキーだった。
 
●-2 吐き気止めは、遠慮なく服用すること
 私は、3食分に当たる「1日3錠」を処方してもらっておいた。
 病院の敷地内のスギ薬局の薬剤師は、「リムパーザに吐き気止めはセットです。吐き気はガマンしないで」と言っていた。

●-3 食べられものを食べること
 癌の治療や回復期に栄養は大事なので、栄養価という前に、。まず食べられモノを食べること。
 幸い、パートナーが、普段とは全く異なった私の嗜好(というか、食べられそうなもの)に関して、いろいろと配慮してくれたので助かった。
 ちなみに、私は、台所での調理は何もしなくてよかったので助かった。しかしどうしても台所に立たなければならないという環境だったら大変だろうことは、容易に想像できる。
 もし私が、一人住まいだったら・・たぶん、安い盛り合わせ寿司とか、サンドイッチとか、日清のどん兵衛とか、外クリームとかケーキ類ばっかりになっていたのではないか。それは、食養として、あまりにマイナスが過ぎていたろう。
 (なお、頭で考えると「どん兵衛」類はおいしく食べられそうに思えたが、この間、一度も食べていない)
 
●-4 拒食したがる食べ物の脳を刺激すること
 スーパーには頻繁に行って、いろいろな食べ物を見て、脳を刺激すること。最初は、大好物の「刺身などの魚」の売り場の前は、目をつむって通った、避けていた。見ただけで、「ゲェッ」となりそうで・・・
 でも、そのうち、「ああ、これなら食べても良さそう」という食べ物が増えていき、脳の回復が少しずつだけど進んだ。もちろん、だからと言ってねすぐに食べるところまで、脳が回復してくれるわけではない。
 ともかくスーパーで、たくさんの食品を見て歩くことは、回復のためのとても良い刺激だった。

●-5 副作用の経過を知ること
 副作用の経過を知り、いつか直る、少しずつ良くなっていると錯誤でもよいから、自覚を発展させていくこと。
 私に一番良い情報は★4月14日ブログに抜粋した次。
 良い情報なので、一部を再掲しておく。詳しくは、下記リンクへどうぞ。
  ⇒ ◆リムパーザの副作用、一番多いのは「吐き気」だって。「つわり」症状が治まったと思ったばかりなのに・・・/1から3ヶ月くらいすると吐き気は治まってくる(がんハートサポート)

 ●リムパーザ(オラパリブ)の効果と、吐き気という副作用を取り除く方法を医師が解説
   ★ がんハートサポート  2021/03/26 加藤隆佑
リムパーザの副作用とは?  吐き気や下痢、貧血、疲労感です。
それ以外の副作用としては、下痢、食欲減退、無力症、味覚異常などが報告されています。

さて、一番頻度の多い副作用は、吐き気です。
飲み始めたばかりのときに、吐き気は起きやすい
とされています。
1から3ヶ月くらいすると、次第に吐き気は治まってくるケースが多いです。
したがって、飲み始めの時期の吐き気を、しっかりと制御することが、大切です。以下のようなお薬が有効です。

精神の不安を和らげる薬である、ノバミンやロラゼパム、ナウゼリン、プリンペラン、ドラマミン、六君子湯という漢方、
以上のような薬を用いて、吐き気をしっかりとることが、非常に大切です。
吐き気は食事摂取量を減らし、体力の低下につながります。そのことだけは、絶対に避けないといけません。
初めの1から3ヶ月を乗り切れれば、かなり楽に治療を受けられます。


 以上、一気に書いたが、もう22時なので、このままアップしておく(誤字などあればご容赦)。
 明日は、リムパーザの身体へ細胞や遺伝子への作用機序の分かりやすい説明を確認しておくつもり。
 
 なお、昨日5月6日の私のブログへのアクセスは「閲覧数2,366 訪問者数990」。

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