昨日のブログで「明日は、先月の診察から『第2世代のホルモン療法薬』を再開している私の状況など」をまとめたい、と書いた。だから、その整理。
名大病院の主治医の診察は、基本は月1回。
その間のできるだけ中間日に近い日に、岐阜の「かかりつけ医」の内科の診察を入れるようにしている。
どちらも「血液検査」を行う。
もちろん、診察目的が違うから、検査内容は異なる。各種検査項目のうち、「前立腺がん・腫瘍マーカーPSA」は、主治医の診察は保険内ででき、「かかりつけ医」は自費になる傾向にある。
● さて、最近の「腫瘍マーカー PSA」
前立腺がんの腫瘍マーカー PSAの基準値は「4以下」。
その観点からすれば、相変わらず、桁違いのジェットコースター状態の急上昇、急降下。
04月26日 815。↓
05月26日 415。↓
06月23日 212。↓
07月21日 222。 ↑
08月18日 265。 ↑
08月31日 403。 ↑
09月16日 501。 ↑
09月27日 758。 ↑
10月14日 317。↓
10月28日 419。 ↑
11月11日 531。↑
11月24日 441。↓
● 4月から9月のPSAの変化・流れの概要
4月から使っていたBRCA2遺伝子変異の治療薬オラパリブ・リムパーザによって、PSAは4月末の800台から一気に6月には200台まで下がった。
が、その後上昇。9月は700台に上がった。
腫瘍マーカー PSAの急上昇、急降下を見せつけられている当事者としての心配は、「多発骨転移」状態の癌細胞のどれかが流れて内臓などに転移するとか、神経を圧迫するような増殖をするとか、そんなことが起きたら最悪・・・、ということ。
もちろん、医師も、他への転移や圧迫をいつも心配して、必要なら検査などで確認してくれる。
今のところ、その種の懸念は生じていない。
● 治療薬エンザルタミドは劇的に効いた
BRCA遺伝子変異の治療薬である分子標的薬のリムパーザを使ってもPSAが上がったので、9月27日に、リムパーザをやめて「第2世代ホルモン療法薬」のうちの「治療薬エンザルタミド・イクスタジン」を飲むことに変更。
10月14日のかかりつけ医での検査で、腫瘍マーカー PSAは9月27日の758から317と、たった2週間で激減していた。
● しかし「薬疹」が10月11日に出て、薬は停止。
10月11日に全身に薬疹がでた。
ともかく、この時点では、薬疹の原因が不明だから、念のため治療薬エンザルタミドは12日から停止した。
治療薬を飲んでいないのだから当然ながら、PSAは、10月28日419、11月11日531と上昇した。
ま予想していたことだから、何もショックはなかった。
● 「治療薬エンザルタミド」の再開。
「治療薬エンザルタミド」は、11月9日に「薬疹の原因ではない」という検査結果に基づく皮膚科のOKが出たので、ただちに再開した。
PSAは、11月11日の531から、11月24日の岐阜のかかりつけ医での血液検査では441と下がっていた。
とりあえずはホッとした。
しかも、治療薬エンザルタミドを再開して2週間後の数値だから、当初と同様に、劇的に効いているといえる。
このあたりが最近のまとめ。
ともかく、このPSAのジェットコースター状態から早く解放されたい。
なお、昨日12月6日の私のブログへのアクセスは「閲覧数1,981 訪問者数858」。
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引き続きエンザルタミドが効いてPSAが下がり続けることをお祈りしております。ホントに薬疹から解放されてよかったですね。
この前のブログで骨転移巣への放射線照射について触れられていましたが、まだまだエビデンスは少ないみたいですが、積極的に転移巣への照射を試みている大学病院があるようです。
関東だと北里大学や確か順天堂大学、中部近畿圏だと京都大学や金沢大学も積極的に照射しているようです。
緩和照射だけでなく病気の進行を遅らせる目的もある様なので、私も来年あたり転移巣への照射をして頂けるよう主治医にお願いしているところです。
寺町さんを見習って、しっかり勉強して、治療に悔いを残さずチャレンジしていきたいと思っています。
いつも、お気遣いとエール、ありがとうございます。
骨転移巣への放射線照射のこと。
ぜひ、頼み込んで実現してください。
保険上は、制限は特別に無いように感じます。
ただ、前にもブログしましたが、
「ハイリスク患者」についてまでは、やっているところが増える方向と理解しています。
しかし、私のような、超ハイリスクまでやっているところは見つからないなぁ・・・・
前向きな医療機関の情報があったら、教えてください。