![]() | ネット未来地図 ポスト・グーグル時代 20の論点 (文春新書 595)佐々木俊尚文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
この手の本は結構好きで、昨年からも十数冊読んでいるような気がする。
最新のネット社会、技術、サービスなどの概要が手軽に理解できるので、なんとなく
買ってしまう。著者の佐々木俊尚氏の本もこれで4冊目ぐらいではないだろうか。
Web2.0という流れのもとサイトへアクセスするユーザを個別で管理し、趣向や
Web上での行動のパターンなどを読みその属性までもデータベース化すし、
Webサービスをユーザに向けてより快適に使えるものになりつつある。
Google、Amazonが大きなアドバンテージをとっているが、そのなかでの問題や
課題の提言。Youtube、Secondlife、など新しい技術での成長企業の問題点
など20項目に対し記述されている。
印象に残ったのが、AmazonのRecomend等は、現在のことろ過去の履歴から
協調フィルタリング等駆使してRecomendが構成される。しかし現代の
Recomend機能は、協調フィルタリングによる過去の購買履歴から同じ嗜好性を
もつものどうしの過去の履歴を残しているだけと、考えるとまだまだ、ユーザ
が楽しめる環境やサービスがでてくるのではないかと期待される。Amazonは
一部巨大ショッピングモールにもなりつつあり、日本の楽天やヤフー離れも
一部のユーザでは進みつつある。旧Web1.0時代に台頭した楽天、ヤフーも
企業家もどちらかというと、Googleのような先進的技術をもっている会社は
少なく、どちらかというと営業のほうから派生した企業だということで、世界に
2度とない政策をつくる。やっている作業等はそれほど手間をかけないため
遊びにいました