志賀町梨谷小山に鎮座される『身代(みしろ)神社』。御祭神は『大穴牟遅神、少名毘古那神』。
【創祀年代不詳であるが古来より「延喜式内・大穴持像石神社」と称せられ、天正年中兵乱の際、社殿神器旧記等すべて焼失した。同郡町村産神と社名同名のため、天明年中より社号争論おこり論議決せず、明治6年4月「身代神社」と改称を仰せつけられる。出雲国より舟に乗りて当村に着かれた「大真石」が御神体として仰がれている。】
鳥居のうち、参道左右より神域を守護されるのは昭和17年生まれの野性的な狛犬さん一対。吊り上がった眉・・阿形さんは耳まで裂けた口。吽形さんは毬の上に手を重ねた姿勢。
一見したところ徒歩でないと無理に見えた参道ですが、幸いに上に続く道があるようなので、根性無しの二人(笑)、車での参拝としました。 思ったよりも距離があり、横着を決めて正解。駐車スペースもちゃんと設けられています。
シンと鎮まる鎮守の杜を背景に鎮まる拝殿、奥に覆い屋に護られた本殿。
拝殿前より神域を守護されるのは、皇紀26000年(昭和15年)生まれの狛犬さん一対。吽形さんは角を持ち満面の笑み。阿形さんは舌を上あごにくっつけて何をしているんだろう?
ご亭主殿が車を廻している間に、境内を探検していて見つけた「うらしま草の実」。何と言うか悪魔的とも思える色の配合・・興味深そうに手を出してきたので、「毒が有るので注意です!」と手渡したら、あわてて茂みに投げ込んでしまいました(笑)
参拝日:2011年11月15日