車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

ご当地マンホール in 三重県桑名市

2018年02月26日 08時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・三重県

桑名市(くわなし)は三重県の北部、木曽三川河口に位置する市です。2004年12月6日、旧桑名市、桑名郡長島町、多度町が対等合併し新たに桑名市となりました。古来より伊勢国東の玄関口と位置づけされ、七里の渡には「伊勢神宮・一の鳥居」が立ち、東海道随一の宿場町・港町として栄えてきました。

歌川広重「東海道五十三次之内 桑名 七里渡口 」

また、桑名は古くから「鋳物の街」としても知られています。 伊勢国桑名藩十万石の初代藩主となった『本多忠勝公』から 鉄砲製造の命をうけて本格的に始まった「くわな鋳物」。道路に設置されたマンホールは、鋳物製品の代表格かもしれませんね。「市の木:カイヅカイブキ」「市の花:花しょうぶ」を制定。

キャッチフレーズは「水と緑と歴史が育む豊かな快適交流文化都市」

マンホールには、「県指定史跡:七里の渡」と、宮宿へと向かう「七里の渡舟」、長良川~揖斐川にかかる「伊勢大橋」が描かれています。

桑名  保勝會建立「七里のわたし」

消火栓にも同じデザインが採用されています。

路上のタイル絵

桑名市無形文化財に指定されている「桑名の千羽鶴」がデザインされたマンホール。

路上のタイル絵

一枚の紙から数羽の連続した鶴を折る独特の連鶴。その技法は、桑名の長円寺11世住職『魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)』によって江戸時代に考案。その後18年の歳月を費やし、現在の折形を完成させました。

古い諺にも謳われる「その手は桑名の焼き蛤」。桑名は江戸の昔から「焼き蛤」が名物で、マンホールにはキャラクター化した「ハマグリ」たちが、市章を中心に輪になっています。

旧長島町デザインマンホール、自治体章が桑名市市章に変わりました。

2004年12月6日制定の市章は「水と緑が交流の輪を描く様子を表現し、その中央にハマグリの姿を描き市の文化や歴史をイメージしました。円満に発展し、快適で住み良い桑名市をシンボライズしています。公式HPより

仕切弁

空気弁

防火水槽

止水栓

水道メーター

方位表示マンホール

路上タイル「市の花:花しょうぶ」

桑名商工会議所所属・桑名市認定キャラクターの『ゆめ はまちゃん』。木曽三川河口からやって来ました。ゆるい容姿が何ともかわいい、夢見るハマグリの女の子です。

飛び出し注意のキャラクター『くわっぱ』。「わっぱ」は「童(わらべ)」の事で、さしずめ「桑名のわらべ=くわっぱ」かなと解釈しました。本当の所は???のまま(笑)

撮影日:2011年4月9日&2017年3月26日

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新旧のマンホールが数多く混在する桑名市。明日は旧自治体章が有る「旧桑名市」のマンホール紹介です。

 

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三重県桑名市A&Bのマンホールカード

2018年02月26日 07時00分00秒 | マンホール・マンホールカード・キャラ・三重県

2017年12月9日、第6弾として全国64自治体で66種類(計252自治体293種類)のマンホールカードが配布されました。桑名市のマンホールカードは桑名駅東口にある『桑名市物産観光案内所』で頂けます。記念スタンプは『夢見るハマグリの女の子:ゆめはまちゃん』。

2005年に設置されたマンホールには、市章を中心に可愛らしくデザインされた「ハマグリ」が並んでいます。

【桑名の蛤(はまぐり)は、古くは東海道中膝栗毛で紹介され、江戸時代には将軍家に献上されました。 当時から、焼き蛤と時雨(しぐれ)蛤は桑名の名産として全国に知られ、「その手はくわなの焼き蛤」というしゃれ言葉も生まれたほどです。 桑名の蛤は、木曽三川の淡水と海水が混ざり合う生息環境のおかげで、ふっくらと身が大きく、味わい深いのが特徴。 本マンホール蓋はその桑名産の蛤を可愛らしくデザインしたもので、中央には、旧桑名市・旧多度町・旧長島町の合併後の市章をあしらっています。 桑名市は鋳物の街としても知られていますが、マンホール蓋はその鋳物の代表格に挙げられます。】

カードに使われた座標軸のマンホールは、配布場所の斜め前に設置されています。カードにもマンホールにも興味があり、しかも遠方から来る方にとってはとても嬉しいい配慮。

雪の関が原を越えてきた甲斐あって、無事マンホールカードGETできました(⌒∇⌒)。

訪問日:2017年12月13日

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桑名市Bのマンホールカード頂きました

2022年1月15日、第16弾として全国41自治体で42種類(累計621自治体822種類 )のマンホールカードの配布が 開始されました。「桑名市B」のマンホールカードは、「宿場の茶店一(ハジメ)」でいただけます。

2018年に設置開始されたマンホールには「七里の渡」と「伊勢大橋」がデザインされています。

「東海道42番目の宿場町として大変な賑わいを見せていた桑名宿と宮宿(名古屋市熱田区)の間は東海道唯一の海路で結ばれていました。「七里の渡」の名称は、宮宿から桑名宿までの海上距離が七里(約28km)であったことに由来しています。また、七里の渡し場は伊勢国の玄関ロにあたり、ここに立つ大烏居は、これより伊勢路に入ることから「伊勢国一の鳥居」と称されています。マンホール蓋には七里の渡の風景と長良川、揖斐川にかかる伊勢大橋、その向こうに臨む伊勢湾が描かれ、新旧の交通路をあらわしています。」

「七里の渡(2011年4月9日)」

 

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