旧員弁郡北勢町(ほくせいちょう)は三重県の最北端に位置し、北東は養老山地を境に岐阜県と接し、西南端は鈴鹿山脈の尾根で滋賀県に隣接した町です。町名は町域のあった北勢地方から名づけられました。
阿下喜地区に伝わる伝統行事「阿下喜八幡祭」。奉納される「あばれ神輿」が街中を練り歩く様は、街灯のレリーフにも使われています。

明治22年(1889)、町村制の施行により、員弁郡阿下喜(あげき)村・十社(とやしろ)村・山郷村・治田(はった)村が発足。
1929年、阿下喜村が町制を施行、員弁郡阿下喜町となる。
1955年、員弁郡阿下喜町・十社村・山郷村が合併、員弁郡北勢町が発足。
1955年、員弁郡治田村を編入。
2003年、員弁郡員弁町・大安町・藤原町と合併、いなべ市北勢町となりました。
マンホールには、「町の木:山桜」を中心に「町の花:アジサイ」がデザインされています。
「町の花:紫陽花」が大きく一輪と、花を鮮やかに彩る雨粒がデザインされています。
阿下喜駅近くの街灯にデザインされた紫陽花
昭和31年12月7日制定の町章は「荒鷲が大空に飛翔する姿を「北」の字に求め、町の発展と安定を図案化しました。中心の円は、円満を象徴、健康かつ平和で豊かな生活を表現しています。」合併協議会資料より
消火栓
空気弁
仕切弁
------------------------00----------------------
阿下喜駅近くで見つけた、大阪府豊中市からの越境止水栓。
(大阪府豊中市 市章)
撮影日:2011年4月9日&2017年3月25日