旧員弁郡員弁町(いなべちょう)は三重県の北部に位置し、北部は山地、南部は平野部で構成され、古くから河岸段丘の台地上に発展してきました。町域には、全長40メートルの前方後円墳「岡一号古墳」や、『種村秀信』の居城「金井城址」など、多くの歴史的遺産が残されています。(旧庁舎はいなべ市役所になりました)
員弁町坂東新田には、日本で4番目に発見された町指定天然記念物で山桜の変種「コノハナ桜」が有る事でも知られています。野生の「コノハナ桜」は、東員町に2本、京都府亀岡市の大本教団植物園に1本のみとの事。(画像は大本教団様HPよりお借りしました)
明治22年(1889)、町村制の施行により員弁郡笠田村・大泉村・大泉原村が発足。
1941年、笠田村・大泉原村・大泉村が合併、員弁郡員弁町が発足。
2003年、員弁郡北勢町・大安町・藤原町と合併、いなべ市が発足、いなべ市員弁町となりました。
マンホールには、いなべ公園の「五重の塔」と「町の花:さくら」がデザインされています。(いなべ総合学園前のカラー歩道に設置。)
いなべ公園の「五重の塔」。全高25mで、2階・3階が展望台になっています。
昭和46年制定の町章は「頭文字の「員」を図案化し、員弁の調和並びに勢いを象徴した。」合併協議会資料より
仕切弁
撮影日:2011年4月9日&2017年3月25日