伊東市川奈、川奈港を見下ろす高台に鎮座される「川奈三嶋(かわなみしま)神社」。御祭神は『事代主命』。
「創建800年祭記念碑」を横目に一直線に伸びるこの石段。はたして無事にたどり着けるのかどうか・・・・心もとない限り(^^ゞ
創建は平安時代末頃と伝えられる古社。川奈に残る言い伝えに「源頼朝が伊東に流されている際、三嶋神社に武運を祈願し、成就折には17の三嶋神社を建立すると約束した。頼朝公が鎌倉幕府を開いた後の治承三年(1179)、川奈の地に三島神社を創建するよう同村の若衆たちに命じた。」
石段正面の拝殿は、赤いトタン屋根に薄水色の神文
三島神に相応しい波の懸魚
急な長い石段を登りきった先で出迎えてくれるのは、頑張ってよかった!と思わせる狛犬さん一対。「明治三十七年(1904)十月十五日」の刻。 この狛犬さんに会いたくて無理して頑張ったんだからね(*^^*)。でもその甲斐は十分にありました。
何でそこまで無理を・・と思われたアナタの為に! 実はこの狛犬さん、御夫婦の一対でどちらが奥方でどちらが殿方か一目見てわかるという・・・・(〃∇〃)。
吽形さんのおっぱいの感じから見て、仔狛さんはまだまだお小さいんでしょうね(*^^*)
境内にはいくつか摂社もあり、社名は不明ですが大切にお祀りされています。
最後は手水舎の狛犬さん。「怖い・・」と思わせる独特の風貌で、手水はこの狛犬さんの口から出てくるのですが・・・・
横顔がまるで人の顔に見えて。例えて言うなら人面犬。いや顔だけなら、一世を風靡した(?)ヒッピーのお兄さん・・・・
高台にある境内からは、初島や手石島も一望出来ると聞いていましたが、どれがどれなのか(^^ゞ もう少し詳しく調べておくんだったと、恒例の溜息(笑)
参拝日:2011年11月10日