岬町淡輪にある、南海電気鉄道南海本線の駅「淡輪(たんのわ)駅。岬町のマンホール探索はこの駅からスタートです。
この瀟洒な洋館風の建物は、明治31年(1898)に西村天囚が淡輪の風光を新聞に紹介したことが設置の契機となって、明治39年(1906) に南海鉄道の簡易停車場として開業しました。
『紀貫之』の「土佐日記」に【和泉の灘といふ所より出でて漕ぎ行く。海の上、昨日のごとくに風波見えず。黒崎の松原を経て行く。】というくだりが有り、その松原がこの地とされています。
大阪府阪南市箱作から泉南郡岬町淡輪にかけての海岸にある大阪府営の海浜公園「せんなん里海公園」。
淡輪海水浴場、愛称「ときめきビーチ」。関西国際空港・明石海峡大橋を望む大阪湾に面した人工海水浴場は、シーズンともなると大勢の海水浴客が訪れて賑わうそうです。
里海公園には、自然体験ができる人工磯浜や遊戯場・多目的広場といった施設があり、園内には国内唯一の常設ビーチバレー競技場「潮騒ビバレー」があります。
自由に見学ができるようだったので早速、観覧席へ。昔テレビの画面越しに何度か見た事はありますが、生の試合を見るのは初めて(⌒∇⌒)
「さとうみ磯浜」は、入り江を模して人工的に造られた磯浜。磯遊びをはじめ、浜辺の様々な生き物の観察やふれあいができます。
散歩コースとしても人気のエリア、歩道上にはどこからが起点なのか不明のイルカの標識が設置。
海コース 1300M・・かなりの距離ですね(^^;)
所々に海の生き物を象ったモザイク画があり、これが中々によく出来ていて実に楽しい。
ハマグリの貝から覗く触覚(?)が予想以上にリアルで、思わず笑ってしまうほど(笑)
磯浜に作られた遊歩道。これなら多少足の問題があっても、小さなお子様でも、安心して美しい磯の景色を眺める事が出来ますね。
所々に見える人影は何をしているのでしょう?
柵につかまって見ているのは、その景色が楽しいからで、決して仲間入りしたいからではありません! 念のため(笑)
マンホール収集で立ち寄った岬町、ここからもう一っ走りすれば和歌山県だなんて、凄く不思議な感じ。今なら県境に来れば必ず隣県に足を踏み入れるのがお約束の二人も、当時はいたって素直(笑) 私たちがマンホール収集で和歌山県を訪問するのはこの時から8年後の事になります。
訪問日:2009年6月13日