旧出石郡出石町(いずしちょう)は兵庫県北東部に位置した町です。豊岡市、養父市、日高町、但東町、和田山町に、さらに県を跨いで京都府京丹後市に隣接。町名は但馬開発の祖神とされる『天日槍命』の宝物、「出石小刀」に起因したといわれています。江戸時代以降、小出、松平、仙石氏が相次いで居城、五万八千石の城下町として栄えてきました。現在も残る風情のある町並みは「但馬の小京都」と呼ばれ、出石城址などと共に、多くの観光客に人気のスポットです。「町の木:もみじ」「町の花:テッセン」「町の日:6月4日」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、出石郡出石町・室埴村・小坂村・神美村が発足。
1957年、出石郡出石町が、室埴村、小坂村、神美村大字宮内・坪井・袴狭・口小野・奥小野・安良・田多地と合併、改めて出石町が発足。
2005年、豊岡市、但東町、城崎郡城崎町・竹野町・日高町と合併、豊岡市出石町となりました。
マンホールには、出石町のシンボル「辰鼓楼」と、「町の花:テッセン」が描かれています。
出石伝統的建造物群保存地区に設置された「辰鼓櫓」と「町の木:モミジ」がデザインされた「仕切弁」&「消火栓」。
出石伝統的建造物群保存地区に設置された「電気」&「電話」のマンホール。「辰鼓櫓」を背景に美しい町並みがデザインされています。
明治時代初期に時計台として建てられた「辰鼓櫓」
昭和33年2月14日制定の町章は「出石町の頭文字「い」を図案化したもの。」
旧出石藩主:仙石氏の「無の字紋」の側溝蓋
「いなり」と刻まれた、有子山稲荷の鉄蓋
撮影日:2011年3月31日&2014年11月21日