松江市八幡町に鎮座される「平濱(ひらはま)八幡宮」。御祭神は『応神天皇・仲哀天皇・神功皇后』。
うっそうと茂る木々の間に伸びる石段、その途中より神域を守護されるのは出雲丹後の狛犬さん一対。
「石師 六右衛門」の刻。石工の名前から想像するに、江戸時代の奉納かと思われますが、奉納年が無く不明。
それなりに急な石段の突き当たりに神門。その奥に八幡宮の拝殿が見えてきました。
【創建年代は不詳であるが、京都の石清水八幡宮の別宮として天永二年(1111)陰陽寮においてご遷宮の日時を占ったことが石清水文書に見え、出雲国最古の八幡宮といわれている。 後には出雲国八所八幡宮の総社として著われた。江戸時代は一社一令の神社として特殊の地位を保持してきた。】
平濱八幡宮拝殿
平濱八幡宮拝殿内部
平濱八幡宮拝殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1e/4f216f7000755d240ab3bf3476ac231a.jpg)
拝殿前より神域を守護されるのは、昭和七年(1932)十月建立。出雲構えの狛犬さん一対。
「平濱八幡宮」の左隣りに鎮座される「武内神社」。御祭神は『武内宿禰』。 参道にはそれぞれに鳥居が建立されており、鳥居額も個別に掛けられています。
御祭神にちなんで「武内さん」の愛称で親しまれており、知名度はこちらの方が高いようです。 特に八月の例大祭「たけうっつぁん」には、参道を埋め尽くす露店が立ち並びとても賑やかだとか。
【武内神社の祭神『武内宿禰命』は、わが国初の大臣として景行、成務、仲哀、應神、仁徳天皇の五朝に仕え、大臣として国政に大きく関与し、長寿であったことから延命長寿・開運厄除・病気平癒・交通安全の守護神として崇敬されています。】
注連縄に隠れてしまって片側しか写せなかった拝殿貫の獅子と牡丹。大きな目玉をくるくると見開き、今にも何か話しかけてきそう。
向拝の彫刻は松に千鳥かな?
二つの神社が並ぶ境内。神域には他にも境内社があり、それぞれに守護の神獣がおられますが・・この続きは明日
参拝日:2011年5月18日
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