萩往還道路、竪小路に面した木造2階建ての重厚な建物は「旧野村酒造建物」。伝統工芸常設展示施設「山口ふるさと伝承総合センター:まなび館」として広く一般公開されています。
「明治十九年に酒造商家として建築されたもので、木造二階建て建築面積は延べ四一八平方メートルです。母屋土蔵茶室裏に酒醸造場がありました。母屋は旧萩往還筋に面し、屋根は瓦葺き切妻造り、屋根は二段になっており高い方が主屋、低い方が土間になっています。材は松材を主とし、一部に欅材が使われ長押や梁には太い材が配してあり、重厚な建物となっています。この建物は、昭和五九年に野村益治氏から寄贈され平成二年度に山口市長寿社会対策事業の一環として改築整備したものです。」公式HPより
建物内のショーケースには萩焼や大内塗などがパネルと共に展示されており、いずれも興味深い内容。頭上の梁にあるのは「大内菱」。唐花菱紋が使われているのは、大内氏が渡来人の多々良氏を祖先としていることに由来しているから・・というのは、当時のご亭主殿の受け売り(笑)
山口市の伝統工芸品「大内人形」。行く先々、様々な媒体に登場し、もはや「山口市のスーパーキャラクター」と言っても過言では無いかも。
ちなみにJR山口駅前には巨大な大内人形「フシノのお殿様&お姫様」が仲良く並んで、観光客を出迎えてくれます。
定番の記念写真、大内人形になり切って如何ですか?
と、横道に逸れかけましたが(^^;) 山口の七夕を彩る「七夕ちょうちん祭り」
当然のことながら、公式HPに紹介されている様子とは随分と違っているかもしれませんが、でも多分二階から見る市街の景色は変わっていないはず。
案内をして下さる女性は、やはりとても優しく親切で、ここというポイントごとにシャッターを押してくださいます。風景写真は絵葉書でも充分。でも旅の記念は誰の為に残すのかと問われたなら、それは間違いなく私たち二人の為。12年前の二人はこんな風にいつも一緒・・そうして今に繋がっています。
中庭に面した長い廊下、ガラスに映る景色はその折々の色を添えて。
そして庭の角でひときわ目を引く「酒樽茶室」
戦後、大酒樽4樽分の良質材のみを使用して造られた酒樽茶室。内部は畳敷きで、中央に茶釜用の炉が切られています。大きな樽を伏せた形の茶室は大変珍しく、1999年に有形文化財として登録されました。
ご亭主殿・・・炉の部分が見えませぬ!(-_-;)
楽しい時間を共有して下さった案内の方、今更感が半端ない程の時間が流れ過ぎていきましたが、改めて心からお礼申し上げます。
訪問日:2012年11月18日
楽しそうで何よりです。
フシノのお殿様&お姫様が凄い!
丸くて大きくて
可愛らしい
特にあの真ん丸さが親近感を😄
古い歴史のある町は
郷土玩具にも様々な歴史があって
見ていても楽しいです
あわて者の私は、だんちょうさんのコメントが、貴方方二人のことを指しているのだと勘違いしました。
フシノのお殿様&お姫様が凄い!・・それはそうでしょう
丸くて大きくて・・・??? 一人は大きくありませんよ
可愛らしい・・・??? 可愛らしいのは一人でしょう
なんと、「フシノのお殿様&お姫様」のことだったんですね。
団長さんに賛成したり、首を傾げたり・・あわて者の私でした。
onecat様
如月最初の福笑い 有難うございます
外は風が強くてとっても寒いのですが
気持ちはポカポカ
「可愛らしいのは一人でしょう」
それ・・厚かましくお礼を言っても良いんですよね。
~💗有難うございます💛~