小野市垂井町に鎮座される「住吉神社」。御祭神は『表筒之男命、中筒之男命、底筒之男命』。
由緒「創建年代は不明。もと河内山田に鎮座していたが、市場村喜多島に奉遷鎮座し、後に現在の地に奉遷。一名「川内大明神」ともいわれる。延喜式神名帳に所載の神社で、元和元年(1615)小笠原忠政の社領を寄せられ、慶安以降徳川将軍代々の社領朱印地として十石を賜り、その後、小野藩主一柳家より氏神として厚く崇敬された。」公式HPより
神門の木鼻に施された獅子と獏の彫刻の見事なこと、惜しむらくは獏に気を取られすぎて獅子が途中で切れた事。しかも獅子のみの画像がない😱
神門からまっすぐに延びた参道の先に〆鳥居があり、その先に拝殿・幣殿・本殿と続きます。
現在の本殿は宝暦年間の再建。続いて神門・拝殿・その他の建物も再建され、その後、幾多の大改修を経て現在に至っています。
匠の技を凝らした見事な社殿彫刻は、どれほど見ても見飽きる事はありません。・・・が、いかんせん、お安いコンデジでは本殿の細部などどうしても上手く捉える事はできません。
その美しい拝殿の前より神域を守護されるのは、可愛い系の浪花型狛犬さん一対。羽団扇のような尾を一杯に開いて、ちょこんと座る姿には何とも言えない愛嬌が感じられます。
そういえばこの神社では「犬幸(けんこう)祈願」と称して、犬の七五三詣や犬のお守りを販売しています。「犬幸=健康」。何時の時代から始まったのか分かりませんが、神事として境内に犬を連れてくることが公認されているという意味では画期的かもしれません。え!?「おいらも祈願してくれっ」ですか?、さぁそれは私に言われても😅
御神木
力強い表情の鬼瓦、どこの屋根においでだったのでしょう?
柔らかな時間が流れる心地よい境内には塵一つなく、地域の方々に大切に守られていることがよくわかります。
参拝日:2010年5月4日
「犬幸=健康」・・愛犬を連れての参拝OK、こんな神社もあるんですね。
「おいらも祈願してくれっ」・・貴方の目にはそのように見えたのですね。そんな気になる面白さです。白いエプロンをした狛犬さんも、心を和ませてくれます。
一生懸命お願いしてきました
屋根の上の獅子君
何ともユニークな表情でしょう😊
個人的にとても気に入っています