車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

大宮八幡神社 in 徳島県阿南市

2020年09月19日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・徳島県

阿南市福井町大宮に鎮座される「大宮八幡神社」。御祭神は『品陀和気命(応神天皇)』。社殿が鎮座される石垣と比例してあまりにも新しい鳥居が二基あり、いずれも最近の奉納と思われます。

石段参道を上りきった場所より神域を守護されるのは、明治41年(1908)建立の狛犬さん。白い前垂れと足にくくり付けられた賽銭箱がとっても迷惑だと言いたげなお顔😅

境内に案内等の類もない為、創建由緒等は不明。周囲の様子や御神木などからも、それ相応の歴史を経た神社であろうと思われます。

拝殿挙鼻に施された彫刻は「龍虎の戦い」。竹林からうっそりと姿を表すのは二匹の虎。

迎え撃つ龍は逆巻く波を身にまとい、低く唸りを上げて睨みつけ、戦いの始まりを待っています。

何度見ても見飽きない木鼻の獅子・・・う~~ん、もう少し離れて写せば良かったかな。

拝殿前より神域を守護されるのは、これ以上は無理と思えるほど低く身構えた明治20年代建之の狛犬さん。

あまりにも低く身構えているので、白い前垂れで足元がまったく見えません😓

拝殿屋根の鬼瓦さんは、大江山辺りに出没しそうな、変に人間くさい顔立ちで下界を見下ろしています。

神馬舎から除き見た御神馬・・・偶然なのか意図的なのか、しっかりと目が合う位置に居られる様で、度肝を抜かれてビックリ😲

推定樹齢:2000年と伝えられる、阿南市天然記念物「大宮八幡神社の大クス」。 複雑に絡み合っているのが、根なのか幹なのか・・。地上に近い部分は大きな空洞なのに、見上げた先には濃い緑の葉が生い茂っているのです。

参拝を終え改めて見上げた石垣。朽ちて又新たに芽吹く楠の様をずっと見続けてきたのかと思うと、この瞬間がとても愛おしく感じられてなりません。

参拝日:2013年3月17日


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