阿南市見能林町に鎮座される「見能林(みのばやし)八幡神社」。御祭神は『譽田別命、素盞嗚命、市杵嶋姫命』。社殿等はまだ新しいものの歴史のある神社と思われます。が、境内に案内等がなく創建・由緒などは不明。
「境内社:子安神社」は安産子育ての神として各地に祀られています。御祭神はおそらく『木花開耶姫神』と思われます。
社殿の前より神域を守護されるのは、天保5年(1834)9月建立の出雲丹後狛犬さん。大きな玉を咥えた阿形さんの嬉しそうな顔と、不満そうな吽形さんの顔が対照的で楽しい一対。
小さいのぞき窓が設けられたこの建物が「境内社」なのか、それとも祭礼山車を納めたものなのか、今更では調べようも無く不明。
その建物の両脇より神域を守護されるのは、明治37年(1904)建立の狛犬さん一対。 何があったのか、吽形さんのお顔は少し削ぎ取られており、何とも痛ましく見えます。
参拝を終えて帰りかけたとき、参道の石垣に不思議な形の何かを見つけました・・一瞬狛犬さん?と思いましたがまさかねぇ😅・・・まさかでした😲
最初は何かの冗談か、それとも奇をてらったオブジェかと思ったのですがどうやら本物の狛犬さん。先代さんとして片隅にひっそり置かれるのが普通かもしれませんが、この場所から参拝者を見守るのも有かなと思うと、驚きは別にして、奇妙に優しい気持ちになりました。
参拝日:2013年3月17日
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