昨日に続く貞光の町歩き、卯建の町並からほんの少し西に入った住宅地の中、土の色が目に優しい築地塀の中に「旧永井家庄屋屋敷」があるという事で、残り少ない時間を気にしながらも入ってみることに。
約550坪の広大な敷地の中には、寛政3年(1791)建築の茅葺き屋根の母屋や、蔵・ネドコ2棟等の建物群があり、また、井戸や鶴亀蓬莱園など、いずれも必見の価値あるものばかり。
当然の事ながら閉館時間ギリギリ。あれもこれも、あそこも此処も見るべき物はいくつもあったのですが、殆ど駆け足状態という勿体無い結果となりました。
せめてもう一時間早く立ち寄れればと思っても後の祭。次の目的地の予定もびっしりでは、どこかで線引きは必要。19946年2月18日、つるぎ町指定有形文化財となった「旧永井家庄屋屋敷」。剣山を思わせる茅葺屋根の三角形だけが記憶に残りました。
つるぎ町貞光字町に鎮座される「松尾神社」。御祭神は『大山咋神』。酒造の神として県内酒造家の尊信を受けています。
鳥居の内、拝殿近くより神域を守護されるのは体の割りに小顔の狛犬さん一対。憮然とした表情の吽形さん、それを見ていかにも楽しそうに笑う阿形さん😅
「境内社:天満宮」。小さな祠の左右には梅の木が植えられており、何故か撫で牛ではなく、一対の狸さんが奉納されています。
訪問日:2013年3月29日
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