丹波市柏原町柏原字松ヶ端にあるJR西日本:福知山線の「柏原駅」。駅舎は、1990年に開催された「国際花と緑の博覧会」で運行されていた「ドリームエキスプレス:山の駅」として使われていたもの・・・当時の忌々しく(笑)忘れ難い思い出が蘇ってきました(^^;)
構内のシャッターだったか何かに描かれていた木の根橋の絵
柏原町柏原、観光協会の近くにある「大ケヤキ」。樹齢1000年とも推定される巨木で、目通り幹径6、4m、樹高21m、枝張各25m。丹波市内では最大のケヤキと言われています。
本樹の根の一本が太く成長し、直下を流れる奥村川をまたいで対岸の地下にもぐり込み、長さ10mにも及ぶ自然の橋梁を形づくっていることから「木の根橋」とも称され、昭和45年3月30日に県指定文化財(天然記念物)に登録。
大ケヤキの右に見える木造の建物は旧柏原町役場(丹波市役所柏原支所)。左に見えるのは観光案内所。普通に写した筈ですが、ちょっと変わったアングルになりました(^^;)
旧町役場の敷地内に建立されていた文学碑。後で調べればわかるだろうと思ったのですが、ヒットせず(^^;)
観光協会の近くにある浄土宗寺院「天箇山:西楽寺」。『阿弥陀如来』を本尊とします。
鐘楼門・向拝の彫刻は、まるで笑っているように見える龍。
七世紀、インドからの伝説上の渡来僧『法道仙人』による開創と伝える古刹ですが、詳細は不詳。
「子安観音堂」
「西楽寺」の向かい、広場の角に建立されていた碑。「任侠犠牲 一致協力」と刻まれています。
「足立重左衛門 頌徳碑」
まだまだ見所一杯の柏原ウォッチ。明日に続きます。
訪問日:2014年11月19日&2019年12月21日
ただどの地区に行っても山が見える、決して高い山ではないけれど必ず山、もしくは、森が見えるという感じの町です。
中心地を離れると、比較的大きな一級河川が流れていて、そこからの支流の小さい川があり田畑があって何となく不釣り合いの広い道路が山を突き抜けている・・そんな風景。
左右どちらを見ても集落の後ろは山。海の無い地域では、多分ごく一般的な風景だろうと思います。
都会は苦手なので、こういう風景は好きですね。
古代「かし」は常緑広葉樹の総称とされ、『炊(かし)く葉』つまり蒸し焼きに使う葉からカシワの名がついたという見方が有力なようです。
単純に見れば柏原はカシワのを代表とする常緑広葉樹=照葉樹林のあった場所と見るのが妥当でしょう。
実際「柏原」という地名は関東以西に限られ、それは飛鳥時代以前の照葉樹の分布とほぼ一致するそうです。
一方当地のように「かい」と読む場合「カイ」には狭隘な谷間や狭い土地という意もあるようです。
わたしは当地に行ったことがないので何とも言えませんが、街を歩かれたtibinekoさまの感想は如何に?