佐用町本位田に鎮座される「佐用都比賣(さよひめ)神社」。式内社「佐用都比賣神社」に比定される古社で、主祭神は『大己貴命』の妃であり、この地方開拓の祖神とされる『狭依毘売命(さよりひめのみこと)』
「仁明天皇嘉祥二年(850)「播磨国佐用郡佐用津姫神社預官社」とあり、また「播磨国風土記」の讃容(さよ)郡の項には、出雲から来られた伊和大神と玉津日女命の夫婦神が当地の領有を競った時、玉津日女命が生きた鹿の腹を裂き、その血に稲を蒔いて一夜で苗を出させた事から、伊和大神は「汝妹は五月夜(さよ)に植えつるかも」と言って去っていった。これにより、五月夜の郡、讃容郡と名付けられ、玉津日女命を賛用都比賣命と名付けたと云う。」
ナビにいれて訪問したのですが、このナビがまたとんでもなく見当違いの場所を教えてくれた為、迷うこと二度・三度😭・・・やっと出会った方に道を尋ね、何とか無事に参拝する事が出来ました。
でも、こんなに立派な備前焼の狛犬さんに遇えたのですから、粘った甲斐がありました。焼き物の狛犬さんがおいでになる寺社は、亭主殿が特に気に入って参拝するのですが私にとっては、故郷の焼き物という意味合いも合って、出会うのが嬉しい存在なのです。それにしても写す位置の関係で阿形さん・・物凄く上から目線😅
拝殿の前にて神域を守護されるのは、こぶりの出雲丹後系の狛犬さん一対。一見、怖い印象を与えるアーモンドアイも、風化の洗礼を受けどことなく優しげに笑っているようです。
御神紋の「九曜紋」の腹掛けも眩しい御神馬、あれ?でも拝殿の献灯には蔦の紋が・・・どっちが正解なのか??。御神馬と並んで奉納された「戦利兵器」。今でも幾つかの寺社や公共の建築物などに見ることができます。
もう少し、本殿や末社・境内社などきちんと画像に収めて置けばよかったのですが、この当時はおそらく、狛犬さんが主目的だったのでしょう。手元のフォルダにはそれが如実に現されています😅
参拝日:2010年8月8日
どんな方だとググってみると市杵島姫命の別名。
なあんだ。弁天様じゃないですか!笑
なかでも大国主命は飛びぬけて多く
十八まで数えて諦めました(^_^;)