金沢市寺町に鎮座される「寺町諏訪(てらまちすわ)神社」。御祭神は『建御名方命、誉田別命、応神天皇』
由緒「当神社の発祥は、室町時代の初期、正長2年に当時の豪族、富樫氏の周遊の地、泉野領桜畑に同氏の起請によって創建された『八幡宮』に起源する。加賀藩主、前田利常公の時代に信州・諏訪の神(鷹の守護神)を鷹匠頭、野村宗順(食禄二千石・寛永元年没)、大平右京らが勧請併祀して、鷹の祈祷を修めたと貞享2年の由来書に載せられている。御社名は、明治初年ごろまで通称『諏訪八幡宮』と一般に呼ばれていた。」石川県神社庁HPより
参道途中より神域を守護されるのは明治二十二年(1889)四月奉納の加賀逆立ち狛犬の吽形さん。立派な角を持ち、足裏の毛並みまで丁寧に彫り込まれた狛犬さんを見るのは理屈抜きで嬉しい。
構えの姿勢の阿形さん、右前足に大きく崩れが見えるのは、何かが剥落したのか、それともその部分に大きな力が加わった故なのか・・・
この日は境内に軽トラックが入り、人の出入りが慌ただしかった為、境内のあれこれをゆっくり見て回る事が出来ませんでした。もしかしてお祭りの準備かもと思いながらも、邪魔をしてしまっては・・とつい気後れして、何も聞けなかった事が心残りです。
参拝日:2011年10月13日
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