車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

由加(ゆが)神社 in 岡山県和気町大田原

2021年11月29日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・岡山県

岡山県和気町大田原に鎮座される「由加(ゆが)神社」。御祭神は『息長帶姫命(神功皇后)、豐受大神、素盞嗚尊、八幡大神』

御由緒「当神社の創立は不詳であるが、現存している最古の棟札には平安時代後期天永3年(1112)和気氏が新田郷の総鎮守として西久保方の上山上に八幡宮を建立したことが記されている。爾来、和気氏(郡司)藤原氏(地頭)明石、浦上 宇喜多氏、池田氏等有力者の崇敬が篤く、特に、播磨、備前、美作の守護であった赤松氏の崇敬が篤かった。
南北朝時代、赤松則祐が足利尊氏に従い、九州で戦った時、宇佐八幡宮、神功皇后宮に参拝し戦勝祈願を行なったところ軍利を得たので神助に報いるため建武4年(1338)当神社を新しく造営し、現在地に遷宮した。
明治5年郷社に列せられ、由加神社と改称した。明治42年各地区のお社を当社に合祀し、現在に至る。」境内縁起書より

二の鳥居の先より広い神域を守護されるのは、獅子鼻が特徴的な浪花タイプの狛犬さん一対。特に阿形さんの顔はまさに「獅子頭」。

杉木立に守られた参道を進むと、まだ新しい随身門が見えてきました。随身さんがおいでだったかどうかは・・・記憶に無い所を見ると、多分ご不在😓

随身門の先に神橋がかかり、その先の神門からが御祭神により近い神域となります。「キティちゃんのお守り配布」の看板が、何とも今風😅

江戸期より家相を専門に診断し、秘伝として伝わるご祈祷にて陰陽五行の災難を封じると言う儀式。行なわれるのはこの拝殿内でしょうか。

拝殿の奥、御本殿の柵内にて神域を守護されるのは、先と同じく獅子顔の狛犬さん一対。年代も作者も不明ですがとても個性的な顔立ち。

拝殿屋根に見つけたまだ新しい飾瓦は「満開の牡丹」。鮮やかに花開いています。

大屋根から見下ろす鬼は、しっかりと歯を噛み締めて、神の座す神域を守り続けています。

こちらは神門の屋根に見つけた飾瓦なのですが、大きな八つ手状の葉、もしくはハスの葉かもしれません。その上に一枚の葉・・その奥に見えるのは桃の実・・まるで判じ物みたいな留め蓋瓦。

社殿全体が描かれた「心眼成就」の絵馬。この神社だけのオリジナル絵馬、神様には失礼な話ですが、集めてみたい・・

参拝日:2011年8月17日


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水行谷(みずひきだに)神社 ... | トップ | ご当地マンホール in 岡山県... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社仏閣・名所・観光・岡山県」カテゴリの最新記事