東かがわ市引田に鎮座される「誉田八幡神社」。御祭神は「誉田別尊、気長足姫尊、皇后仲姫尊」。
由緒「承和8年(841)、手置帆負命の末裔で大内郡の領主である忌部正國が誉田八幡宮に参拝した際に神託により神宝2品を授かり、1品は伊座中山、もう1品は忌部中山家の後園に祀る。延久元年(1069)、伊座中山にある神宝は引田の亀山の頂に遷座され、引田七郷の鎮守神とされる。」
一の鳥居前より神域を守護されるのは、昭和13年(1938)10月吉日建立の構え型狛犬さん。大量のあご毛が重そうな狛犬さんは、構えているというよりも、あご毛の重さで体が勝手にこんな姿勢になったのでは?
一の鳥居から参道を進んだ先に〆柱、その先には二の鳥居と神門が見えています。
〆柱前の左右より神域を守護されているのは、異国の香りを漂わせる狛犬さん。目一杯怖い顔で精一杯ふんぞり返っていますが、ちっとも怖くないですよ😊
拝殿へといたる急な石段・・・そう、もの凄く急な石段を登った先に二つ目の〆鳥居。そしてさらに急な石段😣と、その先に三の鳥居の境内が見えています。
もう若くも元気でもない二人😓、何とか遭難せずに拝殿まで辿り着けました😩。
石段の上、拝殿前より神域を守護されるのは、赤い前垂れがとてもよくお似合いの、安政3年(1856)3月吉日建立の浪速型狛犬さん。いろんな意味で・・秀逸な一対😅
境内には沢山の境内社が鎮座されていますが、まずは「鎮魂社」。おそらくこの地域の戦没者の方々が祀られていると思われます。
「高良神社」。御祭神は『武内宿祢』。朱塗りが美しい「亀山稲荷大明神」御祭神は『大宜津比売神(おおげつひめのかみ)』。
「亀山稲荷大明神」の社殿の向背には二匹の神狐さんが仲良く追いかけっこ。このような構図はあまり見かけませんが、とても良い雰囲気。
本殿の近くに奉納されていた「魚の石」。大漁の御神徳があるそうです。
幸せを呼ぶ「福の石」と刻まれています。
最後はちょっと変り種を二点、神馬舎の木製の御神馬。位置的にアップに出来なかったのですが、目がね・・・なんか色々とすごいんです😠
奉納の石灯籠は、下から「桶」「盥(たらい)」「提灯」「笠」。これって何かの判じ物でしょうか?いずれにしても良く出来すぎていて、撫でまわしてきました😆
参拝日:2011年6月17日
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