鳥取市生山に鎮座される因幡国 式内社「槻折(つきおり)神社」。御祭神は『大山祇命(おおやまつみのみこと)』
創建は不明、安永二年(1773)の造営とされ、江戸時代には「槻折大明神」と称しました。
境内石段参道脇より神域を守護されるのは、これ以上ない程典型的な、出雲丹後の狛犬さん一対。
耳をすませば何やら聞こえてくる阿形さんの愚痴
「阿:なぁ、ここにずっと座っとるのもこの頃飽きてきたが、どっか違うとこに行きたいがなぁ~」「吽:お前・・そんな事ばっかり言うとると、その内お山に捨てられっぞ!」「阿:いやっ!!そいつは勘弁じゃ!!」・・妄想です(笑)
本殿は覆い屋、雨避の囲いの中にありその姿は拝見できません。
境内に奉納される一対の神鹿。
御祭神は大山を統べる神ではありますが、そこに鹿がどのように絡んでいるのか。それとも単に奉納される方が鹿をお好きだったのか・・謎(^^;)
参拝日:2012年4月15日
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御神名一口メモ
『大山祇命(おおやまつみのみこと)』、霊峰:大山を司る神、山神。伊邪那岐によって斬り殺された迦具土神の頭から成った神。「五山祇(大山祇(頭)、中山祇(胴体)、麓山祇(手)、正勝山祇(腰)、䨄山祇(足))」の筆頭とされる。
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