旧河北郡七塚町(ななつかまち)は石川県の中部、日本海に面した町です。町名は七人の侍の墓があった事に由来。七塚町域は河北潟の北端に近い砂丘 の上に立地する為、水田が無く、居住者の殆どが何らかの形で漁業に従事していました。海岸砂丘上には大正3年に設置された「白尾灯台」が、今も日本海を照らし続けています。「町の木:梅」「町の花:ハマナス」「町の鳥:カモメ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、河北郡七塚村が発足。
1940年、七塚村が町制を施行、河北郡七塚町が発足。
2004年、河北郡宇ノ気町、高松町と合併、かほく市となりました。
七塚町:宇ノ気町は共同で下水道事業を行っており、デザインマンホールも二町に同じものが設置されています。二つの自治体名と七塚町の花「ハマナス」、宇ノ気町の花「ツツジ」がデザインされています。
昭和37年8月8日制定の町章は「頭文字の「な」を図案化したものです。」合併協議会資料より
プラ汚水桝
宇ノ気町・七塚町:共用マンホール「汚水」
日本海に面して建立された一基の鳥居。
鳥居の内には「恵比寿神社」が鎮座され、『恵比須大明神』が祀られています。
砂丘に吹き付ける風の中で御祭神の鎮まる社を守護されてきた一対の狛犬さん。頑健さで名高い花崗岩の肌にも潮風の洗礼が痛々しく見受けられます。
日本海に光を照らし続けて海上の安全を見守り、また、漁業者の神を祀る神域を見守ってきた「白尾灯台」。この美しい風景がいつまでも続きますように・・・
撮影日:2011年10月14日&2015年5月19日
神社のみ参拝日:2011年10月14日
追記:大正3年に設置され、2018年までの104年間、海上に光を届け続けた「白尾灯台」。今はその役目を終え、恵比須様とご一緒に日本海を見おろしながら往時を偲んでいる事でしょう
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