旧阿哲郡哲多町(てったちょう)は岡山県北西部に位置した町です。新見市、高梁市、阿哲郡神郷町・哲西町に隣接。吉備高原の北部、高梁川の支流である本郷川の東部に位置し、町域は高原と山林で占められます。中心となる本郷は吉岡銅山の採掘用鉄具製造の鍛冶屋町として発達。産業として米作・林業・石灰石の採掘や、和牛飼育が行われています。「町の木:赤松」「町の花:スズラン」「町の鳥:キジ」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、哲多郡新砥村・萬歳村・本郷村が発足。
1900年、郡制の施行により、阿賀郡と哲多郡が合併、阿哲郡となる。
1955年、新砥村、萬歳村、本郷村が合併、町制を施行し阿哲郡哲多町が発足。
2005年、新見市、阿哲郡大佐町・神郷町・哲西町との対等合併により新・新見市となりました。
マンホールには荒戸山を背景に、「町の木:アカマツ」「町の花:スズラン」「町の鳥:キジ」がデザインされています。
倉敷マンホールサミット:展示マンホール
昭和31年(1956)5月制定の町章は「全体の▽形は三か村の合併を意味する。てつ多は哲多を表現する。「多」は図案の為「タ」が二つ重なっている。左右空間はより大きくのびようとする意。」合併協議会資料より
町の花:スズランを手にしているのは、哲多町シンボルキャラクター『サーチ君』。哲多町蚊家(こうのいえ)地区の天王八幡神社の境内とその周辺は、岡山県下でも珍しい「金ボタル」が生息しており、昭和34年3月27日に県天然記念物に指定されています。
撮影日:2015年4月23日
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