只見川と蒲生岳
はるか奥に見えるのは、あれは多分「十島橋」
只見川に立ち込める川霧は刻一刻と姿を変え
眼下の景色を朧に変える
只見川は水鏡となってその美しく尖った山容を映し出す
なだらかな曲線を見せて空高く・・・
なだらかな曲線を見せて水鏡の奥深く・・
天に向かって聳えるその全容が見たくて退けば・・
水鏡は姿を消し、裾野は別の顔を覗かせる
立ち込める川霧の中に浮かび上がる「第八只見川橋梁」
塩沢橋と並ぶのは只見線の鉄橋
痛々しく傷つき、疲れ果ててしまった鉄橋
そこまで見届けて・・私たちは引きかえす。
見送ってくれたのは小さなしじみ蝶
訪問日:2015年7月1日