車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

三朝(みささ)神社 in 鳥取県三朝町

2017年05月20日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・鳥取県

三朝町三朝に鎮座される「三朝(みささ)神社」。御祭神は『誉田別尊、大己貴命、素盞鳴尊、武内宿禰命、大山祇命』

創建「大正10年(1921)、三朝地区の氏神「湯村神社(大己貴命)」、外谷地区の氏神「外谷神社(素盞鳴尊)」、砂原地区の氏神「砂原神社(誉田別尊・武内宿禰命・大山祇命)」を合併し「三朝神社」となる。「湯村神社」は三朝温泉を発見した大久保左馬之祐が崇敬庇護した事から「大久保大明神」と呼ばれ、神仏分離令により「湯村神社」と改称。「外谷神社」は当初「牛頭天王」と称していたが神仏分離令により一時排社。明治10年(1877)に湯村神社の境内社として復した。「砂原神社」は当初妙美井山の山頂付近に鎮座し「妙見山正八幡宮」と称したが宝永2年(1705)に字宮ノ上に遷座。三社の合併により村社に列し、大正13年(1924)神饌幣帛料供進社に指定。」

拝殿は入母屋造平入に唐破風、銅板葺、平入で正面1間向拝付。奥に続く御本殿は一間社流造、銅板葺き。出雲のお社を思わせる太い注連縄。

雨の日にも拘らず拝殿内の扉が開けられているのは、参拝される方が多いからでしょうか?私たち以外に人影のない境内。聞こえてくるのは雨の音と、拝殿に吸い込まれていく柏手の音。

境内入り口近く、拝殿前左右より神域を守護されるのは「明治廿一(1888)子春」建立、出雲構えの狛犬さん一対。すっかり角が取れて妙に丸くなった体は、参拝される方に撫で回されたのか、それともラドンの湯気が石を磨いて丸くしたのか(*´꒳`*)

社殿左側に鎮座される唐破風向拝の社殿は「境内社:外谷神社」。

四月も後半なのに今日の雨は殊の外冷たく、指先まで凍え切ってしまいそうですが、参拝前に使わせて頂いた手水鉢には常にラジウム温泉が湧いており、その温かい事! 参拝後に再度、流れ落ちる温泉を手で受けてほ~っと一息。手水舎には「飲泉場:神の湯」の案内があり、飲む事もできるそうです。

生憎の雨で境内をゆっくり見て回るにはいささか足場が悪く・・「三朝の名木」も画像に残し忘れました。ああ、そういえばこの境内は、昭和四年(1929)に製作された映画「三朝小唄」のロケ地になった場所。雑学に詳し過ぎると笑われる私ですが(笑)流石にそれは初耳・・・・(^^;) 歌碑は野口雨情作詞「三朝小唄」の一節で【 泣いて別れりゃ空までくもる くもりゃ三朝が雨となる 】 

参拝日:2012年4月20日

 


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