微笑みを生きる

ナラティブセラピストとして、日々の心の気づきを書いています。また、ケアマネージャーの視点から介護についても記述します

IT教室

2007-02-28 22:54:46 | 生きる
久しぶりに寒さい寒い夜です
空は星が輝いています

今夜はIT教室50代から70代前半の生徒さんが9名です
高齢者の教室に比べますと進む速度が速くなります。

この教室もあと1ヶ月で終了です
生徒さんに先生見捨てないでと言われてしまって
ちょっと複雑な心境です
ときどき帰ってきて特別授業をしますからと伝えましたが・・

別の生徒さんには先生のいるうちにプリンターの設定を見て欲しいと頼まれて

ここにも大型家電店の系列小売店があり、IT機器はいろいろと売っています。でも修理や設定はどうもいまいちらしく。

お昼は81歳のおばちゃんからプリンターがエラーがでてなおらないとSOS
聞けば新しいパソコンを専門業者さんから買ったばかりで、設定もしていってくれたのだけれど、印字しようとするとエラーがでるということで。

行ってみるとビスタがそしてオフイス2007がわかるかなとちょっとどきどき
でもプリンターの単純な設定ミスでした。プリンターを再インストールして修理完了!
インターネットは設定してあるけれど、ウイルスソフトの設定はしてなくて。
聞くとウイルスソフトの設定も大丈夫といわれたとか。
この設定をしたのは、隣の市のIT機器専門の業者さんのようです。これが金を取っているプロのすることなのかと???
それとも高齢者でわからないからと思ってしていることなのか
残念ながら、高齢であるゆえに、いろいろと通じないこともあります。説明をしても理解されないことも多々あります。
ぼくはITのマニアでもなく、資格もありません。ただ、情報収集の手段としてインターネットを使うためにパソコンを使用しているだけでした。
でも、地域のひとに修理を頼まれるたびに、いろいろと調べて必要な知識を備えていきました。
そしてこれが中山間地域のこの町の現状です

今、公民館でパソコン教室を2つ掛け持ちでしていますが、
行政の反応はこれまでやってきたのだから、もういいのではないかという声もあります。地域の農協の女性部にも教えていますが、JAの上の方の人はやはり必要性はないと考えているようです。

市の行政の方には、年寄りにパソコンは必要ないだろうということも言われました。
ITジャパン構想があったように思われますがどこへいってしまったのでしょうか。
こんな過疎地域だからこそ必要なのです
そして一所懸命学ぼうとしている人がいます

過疎地だからこそIT環境の整備は必要不可欠なのに残念ながらまだ、その必要性が理解されず、ここにはISDNさえ、ないところが多く在ります。

ぼくの夢は20代の頃からひとのこころのケアにかかわることでした。そのために、独学でいろいろと学んできました。すでに49歳、今年この夢を実現するために動きはじめるのだけれど、でも、ここにも必要としていてくれる人がいて、必要とされている限りは、ここにもまた帰るようにしていこうと思っています。

広島県の一番端っこの農業の町、もう隣は島根県です。
鉄道も無く、広島市内からは2時間30分。
広島からのバスは一日2往復のみ。

何も無いところで、何も無いけれどすばらしい景観があります
美味い米があります。美味い野菜があります。
もちろん田舎特有の難しい面もあります。
そしてひとの人情もあります。

もしあなたにもなにかできると考えるなら、いつか一緒にこの地に足を運びませんか。

人生が私たちに何を期待しているのかいつもこのことをこころに抱いて今日も生きて生きたい

今日という日、健康で平和な一日でありますように
いつもともに

愛と感謝をこめて

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