前田敦子に「ぐうたら女子」を演じさせる「もらとりあむタマ子」を観た
昨日、今年の映画誌「キネマ旬報」の昨年公開された映画の「ベストテン」が発表され、今朝の新聞に載っていた。外国映画は一本も観ていないので論外。日本映画はベストテンの中で、観たのは7本。まあまあの成績かな。
ただ「舟を編む」が2位と高評価なのに、観ていないのは残念。松田龍平&宮崎あおいのコンビに、少しだけ観ようという気が起こらなかったのが正直なところ。そして、第1位が「ペコロスの母に会いに行く」は、少しだけ驚いた。主演女優賞は「さよなら渓谷」の真木よう子だ。大いなる拍手を送る。
そして中で、前田敦子主演の「もらとりあむタマ子」が9位に入っていた。そのことを知って、急遽今日観に行った。そのことがなければスルーしていた映画だ。
アイドルグループAKB48の絶対的エースだった前田敦子。そのあっちゃんに「ぐうたら女子」を演じさせる、そこに目新しさを求めたのだろうか。そして、この映画には、食事をするシーンが度々登場する。あっちゃんが左手で食べるシーンは魅力的ではあったが、それも見せ場なのだろう。それにしても、この映画が9位とは。
その前田敦子とAKB48で双璧だった大島優子が、昨年末のNHK紅白で「この場をお借りして言いたいことがあります。私、大島優子はAKB48を卒業します」と電撃発表した。そしてブログに、「いつの日か、女優・大島優子として審査員席に呼ばれるように…」と書き込み、前田敦子に続いて女優での活動を宣言している。
その前田敦子と大島優子は女優として成功することができるのだろうか、少しだけ注目していたい。そう言えば、元AKBの板野友美はどうしているのだろうか、久しくその姿を見ていないが・・・。
ところで、「キネマ旬報」の文化映画の第1位は「標的の村」。今月25日からシネマクレールで上映される。「ペコロスの母に会いに行く」も、第1位を記念して再上映される。
それにしても、「キネマ旬報」の日本映画と文化映画の第1位が、シネマクレールで上映されているし、既に上映が決定している。これは決して偶然ではないと考える。頑張れ、そしてありがとうシネマクレール。