「備前おかやま松竹大歌舞伎」公演のポスター&チラシを持っての行脚の日々
昨日も、終日バタバタして過ごす。お約束をしてホテルグランヴィアでお時間を取っていただきお話しをお伺いしたり、緑の窓口に行ったりもした。このところ、朝家を出て夕方帰宅する日々。畑はほったらかし。トマトは暴れ放題。
その畑だが、「親の教えとなすびの花は、万に一つも間違いがない」と言われる程、なすびの花が咲くと必ず収穫できるのが常なのだが、今年は花は咲けども実らない日々。ナンデダロウと悩む日々。
そうした中で、届いた「備前おかやま松竹大歌舞伎」公演のポスター&チラシを持っての行脚は続いている。共催していただいている岡山市民会館へも持参し、「よろしくおねがいします」とご挨拶。
このポスター&チラシを「畠瀬本店」にも置かせていただき、「キッチンほりぐち」へも。ここではランチも楽しませてもらった。ランチは、とてもヴォリュームたっぷり。お腹いっぱいとなる。
コーヒーに,少しだけチーズケーキを添えていただいた。そんなコーヒーを楽しみながら、店主さんご夫妻と少しだけお話しさせてもいただき、元気をいただいたりもした。
なすびが実らない等の畑作業だけでなく、生きて暮らしているといろんな悩みもある。今は切ない心を抱えているのだが、笑顔で前を向いている。そして、「毎日が日曜日族」の仲間入りをしているものの、相変わらず「キョウヨウ(教養)」ある日々を過ごしている。
「公文庫カフェ」で開催中の岸圭子写真展『いのちをむすぶ・佐藤初女』へ
過日「読書ルーム」で読んだのが、佐藤初女著『いのちをむすぶ』(集英社学芸編集部刊)。その佐藤初女さんの『いのちをむすぶ』の出版記念写真展・岸圭子写真展『いのちをむすぶ・佐藤初女』が、現在ルネスの「公文庫カフェ」で開催されている。
昨日、「備前おかやま松竹大歌舞伎」の公演チラシを置いていただくお願いも兼ねて、写真展を魅せていただいた。何ともステキな写真で、心が何だか温かくなった。
その「公文庫カフェ」では、カウンターのお二人とコーヒーを飲みながらしばし歓談する幸運によくした。お二人とも様々なステージで活躍されているので、とてもステキな方々。そこでも、しばし癒やされた。
人生辛いこともあるが、ステキなこともある。ホント、捨てたもんじゃない。笑顔を忘れず、頑張って行こう。
「午前中に得た栄養を活かしながら、あなた自身の午後を輝かせて欲しい」
昨日の「読書ルーム」で読んだのは、菊池桃子著『午後には陽のあたる場所』(扶桑社刊)。
アイドルだった菊池桃子の歌など、少なからず聞いてきた。そんな菊池桃子が「1億総活躍国民会議」の民間議員にも選出された等のニュースに接して、驚きもした。え、なんで?と。
だが、彼女のアイドル以降の経歴を見ると、大学院で「雇用政策」を学び、今は母校の短大で客員教授として「キャリア教育」の授業を行っていると知って、なるほどと納得した。
その背景には、お子さんが乳児期に脳梗塞を患い、障がいを持って暮らしていることがある。ソフトな語り口だが、経歴を見てもしっかりと生きていることが読み取れる。そんな菊池桃子のキャリアから、著書を読み学ばせてもらった。
「ユングは、人間の人生を一日の太陽の運行にたとえ、人生を4つの時期に分けて開設したの。陽が昇る午前中を少・青年期と成人前期。午後は、中年期と老年期に。人生における“正午”、つまり午後が始まるのは、40歳前後と定義づけた」。
この言葉に,菊池桃子が出会った時は39歳で、ぴったり「人生の正午」。そして、その際次のような言葉を贈られたとのこと。「この“正午”を意識して、午前中に得た栄養を活かしながら、あなた自身の午後を輝かせて欲しい」と。
私の人生の太陽はもう沈みかけている。それでもなお、夕日として輝かせたいものだ。