大型で非常に強い10号台風が、日本列島に近づいてきている。被害の少ないことを願う。とりわけ九州のみなさんは、これまで水害や地震によって甚大な被害を受けているのに、また台風の到来。神様、許してあげて欲しい。
そうした中、9号台風の到来の際にも何度か雨マークが出たので、水やりを横着していたら、全く雨は降らないで少なくないお花が枯れている。
しかし、昨日の夜、少しだけだが待望の雨が降った。しかし、今日は台風の到来と夕方から雨なので、明日は必ず畑仕事を頑張ろう。
過日、このブログに「太宰治の『斜陽』を読もうと思ったら、我が書棚に見つからない」と書いたら、即刻で学校司書OGの方から太宰治著「斜陽」(角川文庫)が郵便で届いた。監視や、感謝だ。
「数年前から出版社が若者にも古典に親しんでもらう意図で、カバーはイマドキのイラストになっています」とお手紙の説明付き。さすが学校司書OGの方、本としっかりと向かい合っていらっしゃる。彼女の笑顔が浮かんだ。
その学校司書OGの方のお手紙を読んで、岡山市の学校司書のみなさんと「学校図書館の充実」へ向けて熱い季節を過ごしたことも思い出した。そこで、書棚から『本があって人がいて』(教育史料出版会刊)をパラパラとページをめくった。
岡山市の学校図書館は全校に学校司書が配置され、その学校司書の方々が素晴らしい実践を展開する中で、ある時期全国の学校図書館充実を願う方々から「夢の国」とも言われていたことがある。
学校司書のみなさんが学びを深め実践し、子どもたちや教職員のみなさんに本・史料を提供していた。『ブックトーク入門』や「岡山市学校図書館白書」(1.2)を出版し、ビデオ「本があって人がいて」なども制作するなどもしていた。
そんな学校司書のみなさんの頑張りを横目に見ながら、仕事との向かい合い方について学び、刺激も受けた。忘れられない素敵な思い出の一つ。
もう少しだけ時間が流れたが、いつもの畠瀬本店で友人とランチ。
ご一緒した方は、お仕事でも専門職として頑張っておられた。若い頃からいろいろと力を合わせてきた。それは今も変わらない。そして、それは嬉しいこと。