「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があるが、私が下宿生活を始めた春に、「お別れしましょう」と書かれた手紙が届いた。その手紙には「『立てばパチンコ、座れば麻雀、歩く姿は千鳥足』なんてならないでくださいね」という言葉が添えられていた。
そんな青春時代を過ごした私だが、昨年暮れには救急車で搬送され人工呼吸器に装着もされ、年末年始も病院で過ごした。そんな入院生活に別れを告げ、やっと退院から2ヶ月。入院前と同じような暮らしとなっていることを嬉しく思う一方で、少しだけ怖さも感じている。
さて、昨日は風も吹き寒かったが、頑張って畑に立った。約3時間、チマ・サンチェとサニーレタスの種を植えた。同時に、下の孫がお野菜を食べているので、早く収穫できるよう各々4鉢の苗も植えた。そして、友人が小松菜も食べないとと言われたので、小松菜も植えた。ただ、サンチェは1年も前に買った種袋なので、育つ保障がない。いつもの私。
そんな畑仕事をしながら思うのだが、タバコやパチンコをすることなく過ごし、お酒は現役の頃は付き合いで飲んでいたが、定年後は家飲みは一切ない。そんな暮らしをしている私にも、容赦なく「老い」が訪れて、今や後期高齢者となりヨタヨタ。
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