みやしたの気まぐれblog

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6/29-30 三重・岐阜への乗り鉄&ナゴヤドーム野球観戦 後編

2019-08-12 01:18:09 | 乗り鉄
6/29-30に行ってきた中京圏旅行の後編です。

6/30は養老鉄道へ乗りに行きました。
養老鉄道は三重県の桑名から、岐阜県の大垣を経由して、揖斐まで伸びている鉄道です。元は近鉄養老線で、2007年に近鉄の子会社として経営分離され、2017年からは一般社団法人養老線管理機構が立ち上がり、近鉄から一部の株を取得して、車両の更新を開始しました。

その車両の更新は、元は1959年頃から製造された近鉄600・610・620系(元1600系、1800系、6800系など)を、元は1960年台前半に製造された元東急7700系に置き換えるというものです。近鉄600・610・620系は鋼鉄車の抵抗制御車、東急7700系はオールステンレスのVVVFインバータ制御に改造済みということで、製造年は余り違わなくとも、足回りは30年前に一度交換済み。

そういうことで、お古な新型車が投入されたわけです。本来なら近鉄のお古が廻ってくるはずですけど、伊賀鉄道同様に東急のお古での置きかえになったのは、それだけ近鉄で旧型車の入れ替えが進んでいないと言うことですね。一方で、東急も30年前に製造した軽量ステンレスカー1000系の改造が一段落して譲渡できる車両もあまり無くなっていたところで、廃車解体されるだけだった7700系に白羽の矢が立ったというところでしょう。

かくして、東急沿線民で元東急車を追っかけている身としては、乗りに行くしかないということで、今回乗りに行ったわけです。


朝の名古屋駅。キハ85系「ワイドビューひだ」ですね。まあ、これは撮っただけです


大垣駅へ移動しました。天気はあいにくの雨です





まず600系の揖斐行きに乗ります


終点の揖斐に到着。養老鉄道は桑名〜揖斐で1路線ですが、運転は大垣駅を境に系統が分けられています


揖斐駅


揖斐駅の改札。有人駅なので、昔ながらの有人改札の姿が残されています


駅前に近鉄バスがいました。鉄道は近鉄じゃ無くっても、バスでは近鉄がこの区域に残っているようです


揖斐駅終点側の線路


同じ電車で大垣へ戻ります



大垣に着くと、ラビットカー塗装の600系がいました


今年、養老鉄道は全通100周年、京浜急行電鉄は開業120周年。現在の養老鉄道とは資本関係はありませんが、最初の養老鉄道の創始者と、京急の創始者が同じ立川勇次郎氏でした。故に両者の記念乗車券が売られています


大垣駅のホーム屋根。古い作りです


7700系来ないかなあと思っていたのですが、来たのは610系


大垣駅の隣の西大垣駅に車庫があるので、1区間だけ乗って降りました



すると、大垣行きに7700系が来たじゃありませんか。早速乗車します(フリーきっぷ使っているので問題無い)



7700系の車内。ロングシートのシートモケットは交換され、緑色のものになっています


先頭車の一部には転換クロスシートが設置されています。元の東急7700系はオールロングシートです


車内の銘版ですが、東急車輌での7000系製造時、東急車輌・東横車輌での7700系化改造時のものはありましたが、今回の改造時のものは見当たりませんでした



大垣駅に停車中の7700系


車体側面の東急コーポレートマークの場所は、マークがただ外されて無地の状態。他の鉄道会社に譲渡された7000系・7700系だと、譲渡先の会社の社章が掲示されていることが多いので、無地というのも違和感ありますね



連結部の転落防止幌は近鉄式になっていました。それにしても、昭和38年製の車輌ですよ。私よりずっと年上なのに、まだ20年は使うっていうんですから




車内より眺めた西大垣の車庫


桑名に到着しました


桑名からはJRで戻りました


この後は名古屋に戻って、しばらく時間を潰した後(雨がけっこう酷かったので、特にその後遠出する気がしなかった)、新幹線で帰りました。
今度は雨の降っていないときに行きたいですね。





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